1999・キャンプ日記(T) - 塚本光弘さん
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■キャンプ期間 1999年5月5日〜5月8日
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"特配員"だより
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【このページのキャンプ場】 歌才オートキャンプ場ル'ピック 厚沢部町・レクの森キャンプ場 | |
5月5日(水) [利用キャンプ場] 歌才オートキャンプ場ル'ピック
14時すぎに到着。今朝まで満杯だった気配は少しもなく、整然と静まり返っていました。そして青空は見えなくなり、雨も切れ間なく降り始めたため、テント張りはあきらめてバンガローに変更。後から着いた人たちも何組かは変更していたようでした。
夜はさすがに寒く、カセットガスコンロと缶詰の空き缶で、インスタントのストーブをつくり、ウイスキーでも暖をとりましたが間に合わず、早々に寝袋に入りました。
5月6日(木) [利用キャンプ場] 歌才オートキャンプ場ル'ピック
今夜もそのままバンガローに。私たちのほかには二組だけでしたが、一組だけは二泊ともしっかりとテント泊です。
ここでインスタントストーブについて少々うんちくを。私は携帯性の点から、ランプ・コンロなどは共通のカセットガス器具をつかっています。しかしストーブまでは持っていませんでした。そこで急遽作ったのがこのストーブです。
まず空缶のふたをきれいに取って洗い、頑丈な登山ナイフで底と横の全面にたくさんの穴をあけます(太い釘でもよい)。そして塗料が完全に焼けるまで空焼きしたら出来上がりです。それをコンロの「ごとく」にかぶせると、そのまま放熱器の代用になります。ただし固定されていないので振動には要注意です。
5月7日(金) [利用キャンプ場] 厚沢部町・レクの森キャンプ場
ここは小さなキャンプ場ですが、ロッジ以外は無料。そのかわり?オートは不可、車の乗り入れも不可。ただしテントサイトがちかいし、ロッジも水洗トイレと水道・電気がついて1,000円とは魅力です。
芝生が濡れていたし、また昨夜のように低温予報もあって今夜も建物の中。テーブルなど必要な物を運び入れ、小雨のなかを買い出しに。キャンプ場は静かで風もなかったのですが、国道まで出ると冷たい風も吹いていました。戻ってから、ロッジの前にある森の小道に入ってみました。黒松内町より暖かい地方なので樹木の葉も開いていました。キャンプ場のそばまで迫った山が風を防いでいるのかもしれません。
夕食・・・飯を炊き、みそ汁をつくってからフライパンで塩ホルモンを煮る。料理は家庭と同じでないもの、としてきたのに炭火はとうとう使えなかったし、ダイナミックな?野外料理の腕もふるえなかった。マ、次回を待とうと独り言。
・・・今夜はもう一組がロッジに。静かに霧雨の降る夜です。
5月8日(土) ・・・・・ 帰宅
さて今日は帰る日です。しかし最高の空が北へ向かう足を止めました。少し遠回りにはなるものの鹿部町の間けつ泉を見ることにしました。途中、大沼公園や刻々と姿を変化させる駒ヶ岳を左に見て到着。昔はただで見られたのに、今は高い塀を作って有料になりました。駐車場もそのうち有料になるのだろうか。北海道の観光地は結構そういうところがあって、憤慨しています。
去年まで無料だったところが、少し整地しただけのどろんこ駐車場でも一回500円なんていわれるものだから、あきらめて通過するかその側に路上駐車しているのを目にします。金銭ばかりでなく北海道の観光シーズンは短く、その間だけでも多くの収入というのでしょうか、旅館・民宿を含めて、もう一度きてくださいというサービス精神が欠けているとしかおもえません。非常に残念です。
私が転勤で和歌山県に12年間住んでいた間、三重・滋賀・福井から四国・九州のほぼ全域を旅行しましたが、行った先々で受けたサービスはそれ以上の親切ともいえるものでした。このこととが今でも忘れられず、つい比較してしまうのです。
キャンプ日記から少々横道の話になりましたが、北海道のキャンプ場だけでもこんなことがないように注目したいと思います。
これから7月に一回、8月に一回、9月には10日間の予定を立てています。