北海道キャンプレポート〜2011年〜 - 西村中秀さん
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■ キャンプ期間 2011年8月11日〜18日
このページの内容
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【このページのキャンプ場】
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8月11日自宅 → 新潟 → フェリー
5年ぶりの興奮とくりんの乗り物酔いを考慮し、今までより1時間早めの3時に自宅を出発。 後席の中央をくりんの席とするが出発するやいなやどうも落ち着かず、運転席と助手席の間にフラットスペースを作り、そこがくりんのベストポジションのようで途中から大人しくしてくれた。
2度のトイレ、散歩休憩を挟み、7時には新潟駅に到着。 駅のパン屋で朝食、そしてコンビニで船内の買い出しを終え、いざ新潟港へ。
船内では犬はペット用のケージ室に預け食事の際に会いに行けるというシステムで、回数も特に決まりはないようだが、ケージ室を出る際の悲しい鳴き声に切なさを覚える・・・。
天候は晴れたものの強風のため出港時以外はほとんどデッキに出れなかったのが残念だった。
8月12日小樽 → 【キャンプ場】 星に手の届く丘キャンプ場
トイレを我慢しっぱなしだったくりんを散歩させ、コンビニで朝食を済ませてから初日の目的地である富良野へ向かった。ルートが組みやすいのと妻のお気に入りの地ということもあり、北海道へ来ると富良野には必ず立ち寄る。
時期的にラベンダーはちらほらといった状況だったが、それでも5年ぶりに訪れる富良野に妻はもちろん私も感動せずにはいられなかった。
もはや我が家の定番でもあるファーム富田( 公式サイト)で妻はお気に入りの香水などを購入し、子供たち(私も含む)は一日一回は食べると決めていたアイスクリームを味わった。
それから美瑛を散策、再び富良野へ戻ってワイン工場でワインを購入し、ハイランド富良野で入浴を済ませてから、一日目のキャンプ地である星に手の届く丘キャンプ場へ向かった。
こちらは二度目になるが、遠くに見える田園風景が相変わらず美しく、場内をウロウロしている羊たちを追いまわしているちびっ子を見る限り、小さいお子さんのいるファミリーにうけそうなキャンプ場だ。
ちなみにくりんは羊にびびりまくり・・・。
夕食は、以前食べて美味しかった富良野の谷ジンギスカンの肉を購入し、大満足の夕食をとることができた。
8月13日【キャンプ場】 虹別オートキャンプ場
盆休みのせいか意外と交通量が多く、丸瀬布の道の駅で休憩を挟んでから屈斜路湖へと向かった。 道東方面は比較的よく訪れる地域だが、記憶だと子供たちに屈斜路湖はまだ見せたことがなく是非立ち寄ってみたいと思っていた。 屈斜路湖はさすがに美しく、私の記憶以上に圧倒的だった。 初めて見たときより感動的に思えたのは、家族で再び北海道に来れたという想いと感受性の変化・・・ まあそれだけ私も歳をとったということだろう。
屈斜路湖を後に本日のキャンプ地である虹別オートキャンプ場へ一気に向かった。
3時くらいに到着し、さすがにピーク時とあってキャンプ場は満員。しかしサイト間は笹藪ではっきりと区切られておりプライベートな空間となっている。またトイレ、炊事場といった設備関係は清潔のひとこと。
これまで何度か来たいと思っていて今回が初めてなのが損をした気分になるくらい快適なキャンプ場だと思った。テント設営後、車で10分ほどのクローバーハウスという宿泊施設の温泉に行き、そして食料の買い出し。
移動疲れと時間の関係で夕食はカレーライスですまし、早めの消灯とした。
8月14日【キャンプ場】 虹別オートキャンプ場
道路の左右が海の真っ直ぐな道を走っていて遠くにトドワラが見えてくると娘が不思議そうに眺めていた。
ネイチャーセンターで少しゆっくりした後、前に一度立ち寄ったことのある川村水産という干物店でお土産に鮭、ホタテの干物、そして夕食用のホッケを買った。 ここはいつもサービスでおまけを付けてくれ、ご主人も気さくでお薦めのお店です。
昼食に長男のたっての希望で回転寿司「花まる」に寄った。 回転寿司とはいえ、普段行く近所のものとは訳が違い、十分に満足、満腹になった。
それから妻との思い入れの強い地でもある開陽台へ行き、壮大なスケールの景色に心が洗われる思いがした。
キャンプ場に戻る前に養老牛の「湯宿だいいち」( 公式サイト)で温泉に浸かったが、あまりのブヨの多さからゆっくりと露天風呂を楽しめることができなかった。ブヨさえいなければ、川縁まで降りていける露天風呂は最高なだけに残念でならない。
夕食は川村水産で購入したホッケはじめ、とうきび、じゃがいもといった北海道産のBBQでキャンプ3日目を終えた。
8月15日【キャンプ場】 カントリーファーマーズ藤田牧場
距離のロスがないようにほぼ通り道にあたる多和平、阿寒湖、ナイタイ高原牧場へと立ち寄っていき、3時前に藤田牧場へ到着した。
ここのキャンプ場はユーザーの生の情報があまりなく、広大な敷地に2組限定ということもあって今回の楽しみのひとつとなっていた。きれいな芝生に広い敷地でもちろんサイト自体はほぼ予想通りだったが、すぐ脇を走る道路と管理された公園のイメージが強く、期待が大きかっただけに少々残念だった。
テント設営後、少しゆっくりしてから鹿追の街まで食料の買い出し、温泉に行くも、カーナビ便りにして距離をだいぶロスしてしまい、「 湯宿くったり温泉レイク・イン」(

キャンプ場に戻って少し遅めの夕食時に、北海道最後のキャンプに乾杯をした。 もしかしてこれが家族揃っての最後の北海道キャンプになるのかと思うと残念というよりもったいないという気持ちが強くなる。それだけ北海道のキャンプは魅力的だと改めて実感した。
8月16日小樽(ペンション)
キャンプ場を後に、雨の中をドライブ。毎回では困るが雨の北海道も好きなので、社台スタリオンステーション
」( 公式サイト)
へ向かうべく千歳方面へ気持ちよく車を走らせた。
社台SSへ来た理由として、ペット入場可、ディープインパクトを見れる(こちらがメイン・・・)ことだが、着く前頃から幸運にも雨はあがってくれて、散歩をしたり私個人的には往年の名馬にも会えたのでいい時間を過ごせた。
それから高速を利用し一気に小樽へ。おそらく小樽では唯一であろうペット可のペンション「パインハウス」へ到着したのは、ちょうどチェックイン時刻の3時だった。8年ぶりだったが奥さんが覚えていてくれて、少し談話をしてから小樽の街へ散策に行った。
北一硝子で記念にグラスを4個買い、他にお土産ものを見たりしてブラブラしたが、夕食の時間もあるのでまだ見足りない娘の気持ちに反してペンションへ戻った。
8月17日小樽 → フェリー
帰りのフェリーは至って穏やか。デッキの風も気持ち良く、飲み納めのサッポロクラシックも旨い。 今更ながらやはりフェリーでの旅は素晴らしいの一言に尽きる!
8月18日新潟 → 自宅
子供たちは帰りの車の中はほとんど寝ていたので、一度SAでくりんを散歩させただけで思ったより早く自宅へ到着した。奇しくもこの日の東京はこの夏一番の暑さで37度ほどあった。
北海度に戻りたい、帰りたい(?)という想いをよそに、私は仕事、妻に関しては濡れたテント、タープを炎天下のなか干すといった重労働と一気に現実へと叩きつけられていた。