フェリーの楽しみ

こだわりキャンプ術 トップページ実施編 目次 ≫ フェリーの楽しみ Updated: 2013.7.14
こだわりキャンプ術 フェリーの楽しみ フェリーへの乗船 ■ 北海道へのフェリーは日常生活からキャンプへの橋渡しです。
新しく訪れる予定の場所やキャンプ場のことを考えているうちに頭の中が「日常→キャンプ」と入れ替わってきます。
このページの目次
フェリーの楽しみ
乗船手続き   乗船   下船
船室   食事   風呂
ロビー・ラウンジ
日光浴   船酔い
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実施編 目次
キャンプ場具を積む
キャンプ場に着いたら
見学の楽しみ
買出しの楽しみ
食べ歩きの楽しみ
フェリーの楽しみ
出発を待つフェリー
出発を待つフェリー
フェリーに乗り込み「蛍の光り」の音楽を聞くと、ああーいよいよ北海道へ行くんだなー、という実感が生まれてきます。
フェリーには飛行機とは違った旅への興奮があります。1時間半で北海道へ移動するのと違い、時間をかけて少しずつ近づく、違った興奮があります。

■ 前日までキャンプ以外の日常的なことで占められていた脳の中が、フェリーのデッキで海を見ながら日光浴をしたり計画表やガイドブックを見てあそこへ行こうここでキャンプしようといろいろ考えているうちに、少しずつキャンプのことで入れ替わってきます。

【参考】 新日本海フェリー「あかしあ」および「はまなす」(舞鶴〜小樽)のレポート 「2004北海道レポート - 早瀬さん」 も参考にしてください。

■ 茨城県・大洗港 → 北海道・苫小牧の場合、20時間の船旅。ほぼ1日フェリーの中ですごすことになります。 出発まで仕事に追われて睡眠も十分に取れなかった場合は1日のんびり寝てすごすのもやむをえませんが、できるだけ船の設備を有効に使って快適で楽しい船旅にしましょう。


乗船手続き

フェリー乗り場についたら必要な書類を持って窓口で乗船手続きをします。

乗船を待つ車

■ 車を指定された場所に止める

車を指定された場所に止めます。たいてい自分より先に何台か止まっているのでその後ろに並ぶかたちで止めます。

■ 必要な書類を持って車から降りる

車から降りるとき車検証JAF会員証(会員の場合) を忘れないようにしましょう。 フェリーでは車の運賃は車の型式や長さによって変わりますので車検証を見せる必要があります。

■ 乗船手続き

【参考】フェリーの乗船手続きについてはどのフェリー会社も自社のサイトで詳しく解説しています。 「リンク集 団体・企業 発信情報」の「フェリー」の欄よりアクセスしてください。
フェリーの乗船手続きはフェリー・ターミナルでおこないます。 ターミナルのロビーに乗船票と鉛筆が置いてありますので予約番号(*)、乗船する者全員の住所氏名年齢、車の種類、長さなどを書き込みます(1家族1枚)。

* 予約番号については 「フェリーやキャンプ場の予約・フェリーの予約」 も参考にしてください。

窓口で乗船票に車検証を添え切符を買います。 多くのフェリーではJAF会員割引(*)がありますので、会員はJAF会員証も併せて見せましょう。
支払はたいていクレジットカードが使えます。

* フェリーの割引制度については 「北海道へのアクセス・フェリーの割引制度」 も参考にしてください。

【参考】 サイバーフレンド乗船手続きに関する情報は フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。


乗船

出航時間が近づいたらフェリーに乗り込みます。 その際、車の運転手と同乗者は別々に乗り込みます。

車両デッキ

同乗者の乗船口 (左がフェリー、右方にターミナルビルがある)

■ フェリーに乗り込む

車(及びその運転者)と同乗者は別々にフェリーに乗り込みます。

両者はフェリーの中で会う事になるので、どこで会うか事前に打ち合わせをしておきましょう。 わかりやすいのはフェリーのロビーです。

ドライバーは車ごとフェリーに乗り込み車両デッキの指示された位置に車を止め、サイドブレーキをしっかり引き、ドアをロックし、車から離れます(写真→)。
要所要所に係員がいて細かく指示してくれるので心配はありません。

車両デッキはフェリーの下部にありますのでエレベーターか階段でロビーまで上がります。 エレベーターは小さく場合によっては何回か待つことになりますので、足に自信があれば階段を上がりましょう(3−4階昇る)。 かえって階段のほうが早いときもあります。

同乗者は、飛行機の場合と同じように、ターミナルビルからゲートを通ってフェリーに乗り込みます(写真→)。

■ 乗船の際の注意


下船

下船のときは、乗船のときと違って同乗者も一緒に車に乗りフェリーから外へ出ます。
フェリーの楽しみ 下船 同乗者も一緒に乗って下船する同乗者も一緒に乗って下船する
下船のときは、乗船のときと違って、同乗者も一緒に車に乗ってフェリーを降ります。

車両デッキ(車が置いてあるデッキ)は客室があるデッキよりずっと下にあり、そこまで狭い階段を3−4階下ります。
乗船時に車を置いた階と場所をしっかりと記憶していないと車両デッキでうろうろすることになり、車に乗り込むのがあまり遅れるとうしろの車が下船できず迷惑をかける恐れもあります。

無事自分の車を見つけて全員が乗り込んだら、あとは係員の指示を待って下船します。

【参考】 サイバーフレンド乗船や下船に関する情報は フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。


船室

船室にはいろいろなグレードがあり、快適さが違います。
フェリーの楽しみ 船室 2等寝台船室・2等寝台の一例
2等、2等寝台、1等、特等、スイートルーム、デラックスルーム、スタンダードルーム、カジュアルルーム、エコノミールーム(*)などのランクがあり、料金も大きく違います。
1等や特等は個室になっていて、シャワー、トイレ、バス付の部屋もあり、プライバシーが守れ、ホテルにいるような気分で船旅が楽しめます。 個室の場合はバスタオルやシャンプー・歯ブラシなどのアメニティー・セットも付いています。

* 船室の呼び名は各社バラバラです。フェリー会社のサイトで十分下調べをしましょう。

右の写真は大洗(茨城県)−苫小牧ルートの2等寝台です。(現在は変わっているかもしれません)
カーテンの向こうが外(海)です。 写真には写っていませんが、真後ろが入り口、右後にシャワー・トイレがあります。
【参考】 船室についてはどのフェリー会社も自社のサイトで写真、レイアウト、備品など詳しく説明しています。 「リンク集 団体・企業 発信情報」の「フェリー」の欄よりアクセスしてください。

サイバーフレンドが利用した船室のレポートがあります。 フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。



食事

レストランで海を眺めながら食事をしていると、なんとなく楽しい気分になります。
一方、売店を利用したり好みのスナック菓子を持ち込んだり、気ままに過ごす方法も工夫しましょう。
フェリーの楽しみ フェリーのレストランでの食事海を見ながら食事
フェリーの楽しみ フェリーのレストランレストラン
売店でインスタントラーメンを買って・・ という方法もありますが、せっかくの船旅でしから一度はレストランでゆったりと食事しましょう。 食事をしながら、真っ青な海や空を眺めるのもいいものです。

レストランが開いている時間は朝・昼・夜それぞれ決まっており、規則正しい食事ができます。

気分がすぐれなかったり、食欲がないときは食事を抜くとか、売店で簡単なものを買って食べるとか、スナックで軽く済ますこともできます。

フェリーに乗る前に、好みの食料を買って持ち込むのもいいでしょう。 船内ではカップヌードルを食べている人をときどき見かけます。 船内には給湯(熱湯)の設備があるので、カップヌードルも簡単にできるようです。


風呂

「展望風呂」があるフェリーもあります。海を眺めながらの入浴は格別です。
【参考】 サイバーフレンドもフェリーで展望風呂を楽しんでいます。 フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。
個室にシャワーがあっても、大きな湯槽に浸ってゆったりとした気分になるのはいいものです。

窓がない浴場は閉鎖的な感じがしますが外が眺められる展望風呂は明るく開放的です。

利用時間がありますので営業時間を調べ上手に活用しましょう。


ロビー・
ラウンジ

気軽なおしゃべりやキャンプ計画の打ち合わせなどに気軽に使えます。
フェリーの楽しみ ラウンジ
フェリーの楽しみ ラウンジ
【参考】 サイバーフレンドラウンジやロビーについての体験情報は フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。
フェリーには誰でも使える広い部屋や素敵な絵が掛かっている広い廊下のようなものがあり、 会社によって呼び方が違うようですが、 ロビーとかラウンジとか呼ばれています。

ここのテーブルでビールやコーヒーを飲みながらぼんやりと海を眺めたり、これからのプランをあれこれ考えるのも楽しくなります。


日光浴

昼寝をしたくなったらデッキチェアで寝るのはいかがでしょう。
フェリーの楽しみ 甲板での日光浴
甲板(デッキ)にはチェアーが置いてあり海を眺めながら日光浴ができます。

気温が高く、風もない日は体が温まり、熟睡できます。 しかし、初夏や秋の気温が低いときや風が強い日のデッキは肌寒くなります。 日光浴しながら昼寝、となると長そでで厚着をする必要があります。


船酔い

気がかりな船酔い、心配な人は乗船前に対策を。
北海道航路では大きな船(1万トン以上)が使われ、殆どゆれません。 一般には船酔は心配しなくて良いと思います。
私たちが酔った経験は一度だけ、その時は日本列島の外側を北上してくる台風と北海道から帰ってくる私たちの船とがまともにぶっつかったときでした。 さすがにこのときはかなり揺れ、夜もあまり眠れませんでした。

しかし船の揺れに敏感な人は乗船の前に酔い止め薬を飲むとか船内では読書などを控えるとかの対応が必要かもしれません。

【参考】 サイバーフレンド船酔い対応策は フレンドのキャンプ日記やキャンプレポートを検索して参考にしてください。

Saturday, 25-Apr-2015 22:52:08 JST