私の参考書
こだわりキャンプ術 トップページ ≫ 計画編 目次 ≫ 私の参考書 | Updated: 2016.10.7 |
■ キャンプに行く前に、キャンプ中に、あるいはキャンプが終わってから、参考書を読んでみましょう。 キャンプがいっそう楽しくなります。
私の手元にある参考書を、一冊ずつ紹介してゆきます。
私の手元にある参考書を、一冊ずつ紹介してゆきます。
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【注】 タイトル、著者、出版社、定価、および発行日はすべて私の手元にある本から記載したもので、その後改訂版が出ている可能性があります。
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
オホーツク街道 | 司馬遼太郎 | 朝日新聞社 | 630 | 2000.5.10 |
●あまりにも有名な司馬遼太郎「街道をゆく」のNo.38です。
●北海道の北端・稚内から知床半島の付け根・斜里までを「オホーツク街道」と旅をしたときの紀行文です。
●アイヌ民族以前に住んでいたオホーツク人の話に強く惹かれました。「2000年キャンプ日記」でモヨロ貝塚の謎のオホーツク人に会いに行ったのはこの本の影響でした。
●網走をはじめ、稚内、宗谷、紋別、常呂、斜里など、オホーツク沿岸をキャンプ旅行する際、この本を読んでゆくと楽しみが倍増します。
●北海道を扱った街道シリーズはこの他に「北海道の諸道」(No.15)があります。
●朝日文芸文庫、402ページ ●紹介 2005.8.2 最新版の購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
なまら蝦夷 3号 | なまら宿主 | 800 | 2000.7.15 | |
●北海道観光ガイドですが、なかなかユニークな内容です。
●北海道各地でペンションや宿を経営している宿主たちが自分のテリトリーの観光ガイドを書いています。
●全ページ、文章も地図も挿絵もすべて手作り(手書き)です。宿主の奥さんたちが清書をしたそうです。
●道南、道央、道東、東北、すべてのエリアをカバーされています。
●観光ガイドのほかに、宿主の人生体験やエッセイも含まれていてます。読み物としても面白く、読んでいて楽しくなります。
●A5版、240ページ ●紹介 2001.8.19 最新版の購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北のそば屋さん(続) | 渡辺克己 | 北海道新聞社 | 1,500 | 2000.11.20 |
●下の欄にある、北海道のおいしいそば屋さんを紹介した本の続編です。
●新たに202軒の "おいしい" そば屋さんが紹介されています。
●北海道にはそば屋さんが1500軒あるそうです。先に出た「北のそば屋さん」とこの続編を合わせると318軒になり、約2割のそば屋さんが紹介されたことになります。
●載っているそば屋さんは札幌が一番多く、59軒。続いて道北45、道央43、道東28、道南27軒となっています。
●前編に続き、続編を片手にそば食べ歩きの楽しみが増えました。
●A5版、151ページ ●紹介 2001.8.12 購入のページへ
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タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北のそば屋さん | 渡辺克己 | 北海道新聞社 | 1,500 | 2000.8.21 |
●北海道のおいしいそば屋さんがわかる本です。
●北海道ソバ研究会会員の著者は、新聞記者の経験と情報網を生かし、全道を足とのどで取材して、道内116店舗に及ぶうまいソバ屋を紹介しています。
●そば屋さんは大きく3つグループ化されて書かれています。 トップグループはお店1軒に2ページの文章と3枚の写真で紹介しています。 2番目のグループは1軒1ページに写真1〜2枚、最後のグループは数行のコメントによる紹介です。 すべてのお店について住所、電話番号、休みの日がのっています。
●そば屋さんの記事の他に、手打ちそばやそばがきの作り方など参考情報も書かれています。
●私たちは2000年秋のキャンプ旅行でこの本に基づき毎日そばを食べ歩き、おいしいそばとはどんなものか、〈舌の修行〉ができました。
●どこのそば屋さんがおいしかったか? 「2000年キャンプ日記」をご覧ください。
●A5版、127ページ ●紹介 2000.11.26 購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北海道の旅 | ||||
●作者が1962年5月15日から6月1日までの2週間半、北海道を旅したときのエッセイです。
●40年近く前のことですから"ドライブ"ではありません。鉄道、バス、フェリー、漁船とさまざまな交通手段が使われています。
●ピッケル持参の登山姿の旅です。洞爺湖、支笏湖、襟裳岬、ノシャップ岬など北海道各地を旅しながら、十勝岳や斜里岳などのにも登っています。
●文章が平易で読みやすく書かれています。行く先々での体験や印象が正確に描写され、読みながら作者と一緒に旅をしている気持ちになります。
●はっきりした予定を立てず、旅行ガイドの情報に振り回されない気ままな旅が、「こだわりキャンプ術」の気持ちと共通するところがあり、参考になりました。
●B6変形版(文庫版に近い)、336ページ ●紹介 2000.7.16 購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北海道のオートキャンプ場 | ||||
●オートキャンプ場に限定したガイドブックです。キャンプ場の数も約100カ所と限定されていますので、一定のレベル以上のキャンプ場を探す人には便利でしょう。
●すべてのキャンプ場が見開き2ページにまとめら、見やすくなっています。どのキャンプ場にも「遊び」、「温泉」、「観光」の情報が載っています。
●キャンプ場データ、まわりの地図、写真は豊富ですが、レイアウト図がないのが大変残念です。
●毎年は更新されていません。2000年5月14日現在、この版が最新のようです。
●A5版、186ページ ●紹介 2000.5.14 最新版購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北海道キャンピングガイド | ||||
●北海道のキャンプ場ガイドは数冊出ていますが、この本が一番充実しているようです。
●B5サイズと大きめです。主なキャンプ場は1ページをフルに使い、地図や写真も豊富です。(人によっては大きすぎると感じるかもしれません。)
●キャンプ場のレイアウト図や設備の写真が役に立ちます。
●ロケーション度、キャンパー利用度、清潔度の評価が載っています。「こだわりキャンプ術」の評価と違うところもありますが、主観的な評価だからでしょう。
●キャンプ場情報以外の情報もいろいろ載っていますので、ちょっとした読み物にもなります。
●毎年更新されています。
●B5版、375ページ ●紹介 2000.5.14 最新版購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
ジュニア版 北海道の歴史 | ||||
●どこへ行くときも同じでしょうが、行く先の歴史を多少でも知っていると、その地域についての興味もわき、理解も深くなります。
●北海道も同じですが、北海道は多くの地名が先住民であるアイヌの呼び名から来てるので、日本人が移住する以前の歴史に引かれます。
●「ジュニア版」となっていますが、内容は大人が読んでも十分読み応えがある内容で、手ごろな入門書です。
●「石器と土器の時代」から始まり、「アイヌ文化の成立と和人」、「松前藩政と江戸幕府」、と続き「新しい北海道」で明治維新から戦後の北海道までがカバーされています。
●写真(白黒)、図、地図が数ページおきに使われて、読みやすくなっています。巻末に年表や索引があるのも助かります。
●B4版、292ページ ●紹介 1999.9.26 購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
北海道 おいしいもの見つけ旅 | ||||
●ちょっと変わった視点で北海道の「おいしいもの」を探した本です。
●北海道の観光ガイドブックには必ずといっていいほど「おいしい」店やそこの料理の写真が載っていますが、この本で「おいしい」というお店は違います。
●「小樽のおいしいすし屋さんはどこかな」などと期待して読むと、失望します。
●著者は、本に載せる店を選ぶ際の「こだわった基準」を6つあげています。例えば、「あまり有名じゃなく、地元の人が『ああ、あの店ね』という」お店や「すごくおいしいというよりは、ちょっとしたこだわりが楽しい」お店が選ばれています。
●函館(2軒)より順に、地域ごとに紹介されているお店(および料理)は全部で36軒、そのうち札幌と小樽がそれぞれ5軒ずつで、トップです。
●写真は一切ありません。著者自ら描いた挿絵をふんだんに使い、温かみのある本になっています。
●A5版、149ページ ●紹介 1999.9.20 購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
花の湿原 霧多布 | ||||
●霧多布湿原の良さは展望台から眺めただけではわからないようです。
●この本を見ていると、展望台から眺めるのではなく湿原の中を歩いてみたい、という気持ちになります。
●湿原の中の小道を歩き、左右の植物や動物に目を向けると、思わぬ発見ができそうだ、という気持ちになります。
●構成ははじめに紹介した礼文島の本(下記)と同様、地図や写真が中心です。
●春4月から季節を追って湿原に咲く花が散策路にそって紹介され、湿原の樹木、生き物、野鳥はまとめて紹介されています。
●巻末の花の索引は霧多布の植物図鑑としても使えます。
●A5版、95ページ ●紹介 1999.9.12 購入のページへ | ||||
タイトル | 著者 | 出版社 | 定価 | 発行日 |
礼文 花の島 花の道 | ||||
●礼文島へ行くときに買った本です。
●著者は「花の浮島」、礼文島にあこがれ、1992年「運命の糸に導かれるように・・・」親子3人で移り住んだそうです。
●構成は写真を中心に季節別になっています。「おかえりの島 3月下旬〜4月中旬」、「ミズバショウのころ 4月下旬〜5月中旬」というふうに進み、「雪に抱かれて 11月〜3月」で終わりです。各章には、その季節の花が写真とともに解説されています。
●章の間にスケッチ風の部分地図が挿入されていて、ハイキングや花の散策の際に役に立ちます。
●写真が鮮やかで、地図も見やすいのがいいです。写真や地図を見ながら読む本、という感じです。
●巻末に花の写真の索引がありますので、礼文島の植物図鑑としても使えます。
●A5版、95ページ ●紹介 1999.8.29 ●改訂版が出ました(2001年5月) 最新版購入のページへ |