キャンプの持ち物 - テント比較

こだわりキャンプ術 トップページ計画編 目次 ≫ キャンプの持ち物 - テント比較 Updated: 2015.5.20
コールマン ラウンドドームスカイルーフ ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場フローレ ■ 小川テントの「コルティーレ」とコールマンの「ラウンドドームスカイルーフ」を比較しました。
1シーズン、2週間の使用体験に基づいた比較と評価です。
このページの目次
テント比較
小川テント・コルティーレ
コールマン・ラウンドドームスカイルーフ
写真/カタログ情報
買った値段  買った店
買った時期  使用期間
使った場所  張り方
内室  前室 防水  結露
サイト内の関連ページ
キャンプの持ち物
My道具
Myキャンプ場
キャンプ用具を積む
テントを張る
キャンプ用具の手入れ
計画編
実施編    まとめ編
テント比較 ■ 2000年10月のキャンプに小川テントの「コルティーレ」を持って行きましたが、大事な部品(セルフスタンディングテープ)を家に置き忘れ、使えませんでした。
やむを得ず現地、北海道で買ったのがコールマンの「ラウンドドームスカイルーフ」です。  「怪我の功名」とでも言うのでしょうか、両者の比較ができました。 

■ 私たちにとって、どちらも100%満足できるものではありませんでした。
どちらが良いかの判断は迷いますが、朝夕は0℃ぐらいになり雨も多い北海道の秋は、テントの中で食事ができるコルティーレは便利です。 「いつ、どこで、どのようなキャンプ生活をするか」を判断の基本にするといいでしょう。

■ 以下は、1シーズン、2週間の使用体験に基づいた比較です。

【マークの意味】:  便利、助かる     やや不便    × 不便、困る、改良して欲しい

品名 小川テント 「コルティーレ」 コールマン 「ラウンドドームスカイルーフ」
写真/
カタログ情報

カタログ情報
(1999年版)

拡大写真


カタログ情報
(2000年版)

拡大写真

買った値段 70,000円 (定価90,000円)29,800円 (定価60,000円)
買った店 WILD-1 神奈川県・厚木店グッドー 北海道・伊達店
買った時期 1999年9月26日2000年10月2日
使用期間 1999年10月4日〜15日(テント11泊)2000年10月2日〜14日(テント12泊)
使った場所 キャンプ場、天気、気温  1999年サマリー
記録の詳細  1999年キャンプ日記
キャンプ場、天気、気温  2000年サマリー
記録の詳細  2000年キャンプ日記
張り方

▲ はじめに付属の布製のテープ(セルフスタンディングテープ、幅5センチぐらい)をテントの底面の形に広げ、グラウンドにペグで固定する。 固定したテープの金具にポールを立て、テントをかぶせるように張る。

▲ 張る時間は20〜30分

▲ はじめにテントの位置を固定するので、後から移動するのが困難

● 内側のテントを地面に広げ、ポールを2本、×印に通し立ち上げる。 それからフライ(外側のテント)をかぶせ、ペグで固定する。

● 張る時間は10〜20分

● 一通りテントを組み立ててから(ペグや張り綱を張る前に)あちこち移動ができるのでタープとの位置などを調整するのに便利です。

● 大雨の日にテントを張るとき、タープの下でゆっくりテントが張れ、完成後にテントを所定の位置に移動することができました。

内室
(寝室)

● 210p(奥行き) X 300p(幅)。 2人用としては十分です。 横に物置のスペースが作れます。

● 300p(奥行き) X 300p(幅)。 2人用としては十分です。 横だけでなく後ろ(足のところ)にもスペースがあります。

前室

● 前室が広い(リビングと呼んでいる)。 寝室と同じぐらい。 テーブルを入れ4人で食事ができます。

● タープの下では濡れてしまうような雨風のときや寒いときに便利。

● 外出するときや寝るとき、テントの外に出していたすべてのものが収納できる。

▲ 前室が狭い。 履き物、ランタンなどの小物しか収納できない。

▲ 食料を入れるスペースはあるが、フライと地面とに隙間がありキタキツネの手が入る。 コンロ、テーブルはそのままでは入らない。

▲ 外出するときや寝るとき(ちょっと温泉に出かけるときも)食料や生ゴミをテントの中に隠す必要があり、面倒でした。(キタキツネや犬・猫などの動物がいなければ、隠す必要はないでしょう)

防水

● 強い雨の日でも内部が濡れることはありませんでした。

● グランドシートは十分厚く、地面から水かしみ出すことはありませんでした(下は芝生)。

▲ ただ、結露の問題(下記)がありました。

● 強い雨の日でも内部が上から濡れることはありませんでした。

▲ 「コルティーレ」と違ってフライは地面まで延びていません。 フライと地面とに5〜10pの隙間があり、ここから雨が吹き込みます。数日雨が続くとテント(内室)の裾が濡れてきます。

▲ グランドシートがやや薄い(軽くするためか?)。 地面から水かしみ出したときがありました(下は芝生)。 ビニールシートを敷いて解決しました。

結露

× 室内に露が付く。 天気がいいときでも朝起きると露がついていました。

× そのままでテントを揺すったりすると、露が落ちてきて寝袋や衣類が湿ります。 これには困りました。 テントの材質に問題があるのでしょうか。

● 室内には露は付かない。 雨の時もテントの内室はさらさらしていました。

Wednesday, 20-May-2015 13:58:50 JST