2006(U)キャンプレポート - 塚本光弘さん
こだわりキャンプ術 トップページ ≫ サイバーフレンド ≫ フレンドのキャンプ日記 ≫ このページ | Updated: 2014.6.12 |
■キャンプ期間 2006年9月10日〜14日
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"特配員"だより
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■このページのキャンプ場 広尾キャンプ場 達古武オートキャンプ場 めむろ・新嵐山オートキャンプ場 | |
9月10日(日)利用キャンプ場: 広尾キャンプ場
広尾・・・・・・・・樹木優先のサイト
ここの利用は数字では3度目ながら初回の2000年は大混雑でサイトに入れず離れた駐車場で1泊。昨年と今年はサイトでゆっくりできた。
樹木優先とも言えるサイトは木々の隙間がテントサイトなので、好みの場所で好みのレイアウトを楽しむことができる。私には区画サイトよりこの方が好みに合っている。
途中の三石・道の駅で買える名物『ツブ飯弁当』を夕食用にと当て込んでいたがすでに売り切れ。夕食の材料は広尾町のスーパーで調達。肉の特売日らしくオージーの厚切りが半額だった。迷わず800g買ってきた。勿論これだけで2人は満腹。食後のジャズも心行くまで楽しめた。
9月11日(月)利用キャンプ場: 達古武オートキャンプ場
達古武・・・・・・中もきれいな管理棟
2004年(ソロ)に次いで2度目の利用で勝手も分かっている。2泊を申し込みサイトは6番を選ぶ。6番と7番サイトだけ電源付きだが料金は全部同じである。民間経営になったのを機に電気料で100円でも200円でも収入をあげようとしたけれど、値上げは一切まかりならぬとの釧路市の通達。設置済みのものを撤去するわけにも行かずそのままにしてあるそうだ。民営化とはいえ単なる委託経営にすぎない実態だった。
「別海町ふれあいキャンプ広場」ではサイトから離れたところに電源を設置し、希望者には200円でリールコードを貸し出している。こんな方法でも良かったのではないかと思うのだが・・・・・。
サイトを含む各施設の手入れは以前と変わらず行き届いている。スタッフの対応も非常に良い。
道東を目指したときのやすらぎの重要ポイントとしてチェックしても間違いはないだろう。
強いてあげる欠点はカラスの大合唱か。キャンパーのマナーがこやつらを呼び寄せたのだと思っていたが、実はキャンプ場が出来る前からカラスのねぐらだったそうだ。カラスにとってはキャンプ場が侵入者ということか。
オフシーズンとなった今でも毎日数組の利用者はあるという。近郊の若いグループは1か2泊で道外からの初老夫婦だと1週間くらい。コテージ利用者も3〜5泊というから、ここの魅力は幅広く受け入れられているようだ。
19時。大合唱は聞こえなくなった。就寝前にシャワーをつかったが100円で7分も・・・。前回は5分ではなかったかな? 歓迎・歓迎・大歓迎だ。
9月12日(火)利用キャンプ場: 達古武オートキャンプ場
ノロッコ号・・・・車窓からは見えないので展望図を
達古武・・・・・・テントが少ないとより広々と
今日は釧路湿原の【ノロッコ号】に乗る。昨年もこの計画で「山花・・・」まで来ていたが台風14号の進路が怪しくなって退散したためである。
乗車区間は「釧路湿原駅」から「塘路駅」までの往復。駅付近の駐車場が不案内なため、タイミングよく登場してくれた釧路のフレンド平良木氏にアドバイスを願った。写真まで撮ってくれたので大いに助かりゆとりある行動ができた。平良木さんありがとうございました。
車窓からの撮影ポイントは少々難しいと思い、乗車前に展望台から湿原の全景を見ていたので、車窓からの風景も納得。また撮影ポイントでは列車の速度を落としてくれる配慮もあって、釧路からの乗客も喜んでいたのが目についた。しかし往復とも列車は満員。塘路駅には観光バスや自家用車がぎっしり・・・・この時期でも・・・・。キャンプ場とは大違いだった。
13時テントに帰着。昼食は管理棟の食堂で。ごはんものと和洋の麺類など選択するには十分なメニューである。味もよかった。
夕食までの数時間を妻は読書で私は山に。柔らかい「二番ブキ」を1本と野生の「はたけシメジ」一株をゲット。フキは夕食のおかずに、シメジは朝食の味噌汁に。頭の中ですばやくメニューが決まった。
9月13日(水)利用キャンプ場: めむろ・新嵐山オートキャンプ場
めむろ・・・・・・ここも空っぽ状態
16時チェックイン。2000年以来の2度目になる。
帰路のコースを考えて予定していたキャンプ場2箇所は共にパス。初めての航空公園(上士幌町)はガイドブックの図のイメージと大違い。もうひとつの鹿追自然ランド(鹿追町)はさらに12km奥にある【菅野温泉】とセットで考えていたが、キャンプ場のあまりの変貌にパス。無人の受付の料金箱に投入した2人分500円は寄付してきた。
めむろ・・・・ここも利用者は1組2人だけだった。場内・管理棟とも手入れは十分。利用料は私には高いが管理体制で納得していた。いまの管理人の勤務時間は10時から20時30分。常駐体制だが時間外の受付はしていないという。なので、早立ちの利用者は各自で門扉の開閉ができるようになっている。
オートは全部電源付き。今回は遠慮なく使う。棟内の炊事場・トイレ・シャワーなどはすべてきれいだった。シャワーの無料も嬉しい。ただしそれらの照明のオン・オフは確実に使用者が行うようしっかりと書かれていた。
人件費の節約もさることながら、いたるところに無数に付けられたスイッチを見ると「こまめな節約方針」が見て取れるのである。
騒音。管理棟の目前で農道?の新設工事が。重機が発するエンジン音と、土中の岩石と格闘するような金属音が絶えることなく続き、やっと静かになったのは19時半ちかくだった。請負工事は残業手当を払っても日数を短縮するほうが経費を軽減できる。私たちの来たとき・来た場所が悪かったと諦めるほかはないだろう。
9月14日(木) ・・・・・・・・・・ 帰宅
6時起床、と言うより重機のエンジン音で起こされたのだ。やれやれだ。
ここ十勝地方からの帰路は狩勝峠を経由するのが常になった。距離なら日勝峠越えが幾分短縮されるがこちらは事故が多い。去年の帰路も同じだったが今日も日勝道で事故があったことをラジオで聞いた。
無人販売所。昨日持ち返り用の地場産野菜を足寄の螺湾地区で買ったが、無人と言いながらも老若2人の女性が煮物・焼き物を作りながら見張り役をつとめていた。不心得者の横行でこうなるのだが、買ったジャガイモと違う品種のジャガをサービスしてくれた。しかし料金の手渡しには応じずこちらが直接料金箱に入れるほうしきだった。
15時帰宅。全日程が好天に恵まれたが、全走行距離はたった5日間なのに1035.7kmにも。1日平均ではそうでもないが昨日のパスした2箇所回りが距離をのばしたようだ。