2007夏 北海道レポート パート2 (ソロキャンプ編) - 早瀬さん

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達古武オートキャンプ場 「2007年夏 北海道レポート パート1(ファミリーキャンプ編)」からの続きです。
■キャンプ期間 2007年8月20日 〜 9月10日
このページの目次
日程と利用したキャンプ場
キャンプレポート
前編 (ファミリーキャンプ編)
参考ページ
サイバーフレンドの ・・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

■関連するキャンプ場レポート  2007キャンプ場インプレッション(詳細な説明と写真)

日程と利用したキャンプ場
〜8月31日 パート1(ファミリーキャンプ編)
8月31日 達古武オートキャンプ場
9月1日 新嵐山芽室オートキャンプ場
9月2日       〃
9月3日       〃
9月4日       〃
9月5日 上富良野日の出公園オートキャンプ
9月6日       〃
9月7日       〃
9月8日 洞爺湖水辺の財田オートキャンプ場
9月9日 フェリー
9月10日 舞鶴港 → 自宅
まとめ
見学したキャンプ場のインプレッション(説明と写真)は こちら です。

8月31日

pm5時に「達古武オートキャンプ場」に着く。 明日天気が崩れるらしいので今夜は撤収も考えてロッジにする。

デッキにテーブルとイスを置いて、蚊取り線香を3つして、厚岸で買った牡蠣や秋刀魚やツブ貝などでBBQ。

達古武オートキャンプ場
達古武オートキャンプ場
この日、夕日がとても美しかった

9月1日 晴れ 気温15度

エゾリス
予想に反して天気がよい。
早朝6時ハイキングコースを散歩してみた。 20分ほど木道を歩くと通行止めになっていて、その先の展望台まで行けずに引き返す。

その木道でエゾリス発見。 木道沿いの花の実を必死に食べていたからか、人間に慣れているのか、2メートルの距離まで近づくことができた。 正面から見ると間の抜けたようだ。

エゾリス
エゾリス


達古武オートキャンプ場
9月1・2・3日と「釧路どんぱく祭り」があるので見たかったが、あきらめて9時過ぎに達古武をあとにする。

細岡展望台から釧路湿原を見る。
細岡展望台から釧路湿原を見る
対岸から見る達古武オートキャンプ場
対岸から見る達古武オートキャンプ場

白糠の「馬主来公園(パシクル)キャンプ場」を見学。
ママチャリで真っ黒に日焼けした40代の人がひとりだけキャンプしていたので声をかけてみた。 北海道一週を目指し、函館でママチャリを買って一日に100キロ走り、もう一ヶ月になるとのこと。 なかでも知床峠はウトロから羅臼まで自転車を押して、日の出から夕方まで歩いたのが一番きつかったらしい。 とてもマネの出来ない、その凄い体力に感心した。

以前利用したことのある「浦幌森林公園キャンプ場」を見学。

新嵐山芽室オートキャンプ場
リビングテントでくつろぐ

豊頃から道道 豊頃芽室線を通って西帯広まで行く。 国道38号線を通るよりも少し遠回りになるが、行きかう車もほとんどなくのんびりとじっくり景色を味わいながら、40キロあまりの道を走行することが出来た。

pm2時 「いっぴん」で念願の豚丼を食べる。炭火焼で香ばしくてとてもおいしい。

pm3時30分に「新嵐山芽室オートキャンプ場」に着く。 6人用バンガロー2泊分3240円を払って入場する。 土曜日とあってキャンプ場は家族連れなどでにぎやかでバンガローは満室、オートサイトも7台ほど入っていた。


9月2日 くもり 気温14度

トウムラシ温泉東大雪荘
トウムラシ温泉東大雪荘
六花亭西帯広店
六花亭西帯広店
10時に秘湯のトムラウシ温泉に向かう。

鹿追あたりで絶好の天気になった。 でも思ったより遠くて最後の10キロはダートの山道で結局2時間ほどかかり少し疲れた。 なかなか気軽には来られそうもないところだ。

昼時ということもあって入浴客が少なく露天風呂にゆっくり浸かることができた。

昼食は音更の「豚丼のたむら」グリル焼きの店に行く。 「いっぴん」の方がおいいしい。 十勝は野菜・豚・牛乳・そば・小麦など食材の宝庫でグルメ家にはうれしい 所だ。

札幌で「まんぷく十勝」というグルメ本を買ってきた。 700件あまり載っていて多すぎて選ぶのに困る。 十勝で連泊するのであればお勧めの情報誌だ。

3時過ぎ西帯広の六花亭のケーキでティータイム。 ケーキを注文してテーブルで無料のジュースやコーヒーを飲んでゆっくり出来る。 東京や大阪の都心だったら400〜500円するようなおいしいケーキが100円〜 200円で安い。
私は甘いものが苦手だが、都会のケーキバイキングの店に行くより、ここで1000円ほど出せば、大満足間違いなしだ。

夜は「ラーメン古屋」スープを最後まで飲み干すまでいたらなかったがおいしかった。


 9月3日 雨 気温12度

新嵐山芽室オートキャンプ場
オートサイト
昼は更別にある「レストハウスかしわ」で豚丼を食べる。 肉厚でモチモチして美味しかった。「いっぴん」と並ぶおいしさ。
そこで大きな桃太郎の完熟トマト3個100円を買って帰る。 これがまた素晴らしく、甘く美味しかった。 大阪だったら半分の大きさでそれも未完熟で100円するだろう。

日中も気温は全く上がらず、寒くて近くの新嵐山山荘のロビーで暖まる。 かなり着込んでも寒気がする。風邪を引いたようだ。 管理人に風邪薬をもらってストーブにも当たらせてもらった。

夕食は「松久園」で温かいかしわそばを食べる。 ニジマス料理の老舗で建物も雰囲気があってよい。 また道を隔てたところが元横綱 大乃国の実家だそうだ。

この日は早々と厚着して、さらに寝袋3人分して眠る。


 9月4日 晴れ 気温14度

今日は晴れで最高気温27度の予報
体調も戻り、昼は新得そば、そして士幌高原まで行くため9時にキャンプ場を出発。

コニファーキャンプ場」・「山女魚園キャンプ場」・「オークウェイキャンプグランド」見学。

十勝千年の森、円山高原展望台を見て11時30分に新得の全国から蕎麦通が来ると言われる「みなと食堂」でもりそば600円。かなりうまい。

十勝千年の森
十勝千年の森
円山展望台
円山展望台

士幌高原ヌプカの里
士幌高原ヌプカの里

鹿追自然ランドキャンプ場」見学。

士幌高原ヌプカの里キャンプ場」見学。
ナイタイ高原とまた違った眺めのよさ。 キャンプ場もある。昼食は「豚丼のぶた八」「いっぴん」や「かしわ」の方がうまい。

柳月スイートピアガーデン
ティータイムは「柳月スイートピアガーデン」。
建物も敷地内のガーデンも立派。
柳月も六花亭と同じ形式で値段や味の点では六花亭のほうがよかった。

夕方、お風呂は車で15分ほどの「ゆもーる川北温泉」に入る。

夕食は牛肉や豚肉などのBBQ。
北海道では豚肉や鶏肉がおいしい。特に豚のさがりや鳥の子肉など。
牛肉は松坂牛や神戸牛・但島牛などの産地が近い大阪の方がおいしい。


 9月5日 くもり 気温15度

上富良野日の出公園オートキャンプ
上富良野日の出公園オートキャンプ
管理棟、ここのデッキでものんびり出来る
結局、 新嵐山芽室オートキャンプ場に4泊した。 のんびりして疲れも取れた。 これもソロキャンプのよさだろうか。

「まんぷく十勝」を片手に色々食べ歩きが出来て楽しかった。 まだまだ美味しそうなお店があるので来年も来よう。

9時に富良野に向かって出発。 ぼちぼち修理中の愛車が出来てくるので、旭川から近い上富良野日の出公園オートキャンプを目指す。 国道38号線を避けて道道 音更新得線で新得まで行った。ゆったり走行できて時間も短縮できた。

山部自然公園太陽の里キャンプ場」見学。

昼には「上富良野日の出公園オートキャンプ」に到着。 空いているからということですぐチェックインできた。 フリーサイト500円で入場。 これだけ設備の整ったオートキャンプ場で500円は非常に安い。

この日フリーサイトに25組・オートサイトに2組・コテージに3組の宿泊。 ライダーが多く20人はいるだろうか、今までオートキャンプ場でこんなにたくさんのライダーを見たことがない。 人気の秘密はその値段によるところが大だろう、そして設備と立地。

管理棟はpm10時まで開いていて、夜間でも裏口から自由にトイレの使用が出来る。 「テレビがあるロビー・談話室・シャワー室・コインランドリー・トイレなど」

ごみは分別していつでも出せる。もちろん無料。

歩いて3・4分のところにコンビニがあり、スーパーやホームセンターも車で2・3分。 上富良野の商店街にも5分という立地のよさ。

ライダーは連泊している人が多く、中には5月から滞在しているツワモノもいた。

フリーサイトは日の出公園の斜面にまで広がっている。 駐車場のすぐそばであればセミーオート感覚でキャンプが出来る。

上富良野日の出公園オートキャンプ
フリーサイト
上富良野日の出公園オートキャンプ
オートサイト


白銀荘
白銀荘
昼は近くの「富良野ラーメン

pm4時に「吹き上げ温泉白銀荘」に行く。 キャンプ場でもらった400円の割引券を使う。 噴煙が昇る山上を眺めながらの露天風呂は気持ちがいい。

白銀荘の横にキャンプ場」があった。


 9月6日 くもり 気温13度

四季彩の丘
四季彩の丘
日の出公園
日の出公園
昼食は富良野の北の峰の「ポニエのオムカレー
「じゃらん」が提唱して富良野ではオムカレーを売り出し中で20軒ほど参加しているらしいが味はそれほどでもなし。

午後には愛車の修理が出来上がるのでドライブしながら旭川に向かう。

美瑛の四季彩の丘・「ひがしかぐらオートキャンプ場フローレ」・「キトウシ森林公園家族旅行村」を見学して「ラーメンつるや」で昼食。

観光コースなので人も多く、売店のじゃがいもなどは倍の高値。

pm4時には愛車でキャンプ場に戻る。

夜はライダー仲間が集まる食事どころで、知り合った6人と「チャンチャン焼き」。

台風9号が函館から深夜に富良野を通過する予報が出た。
夕方、風が強くなってきたので早々とテントを片付けて車で寝ることにした。 退散したライダーもいたが、残った連中はお互い誰のテントが耐えられるのか、逃げずに台風に挑戦すると意気込んでいた。


 9月7日 雨

(省略)

 9月8日 雨 気温14度

雨も風もほとんどなく静かな朝を迎えた。確かに台風はこのあたりを通ったのに。 ライダーもお互いにかける言葉は一様に「静かだった、拍子抜けした」。

9時過ぎ、キャンプ場の人やライダーに別れを告げて、次の目的地の洞爺湖に向かう。

昼は江別の「銀波露のしょうゆラーメン
地元客が行列していて、今回食べたラーメンの中で一番のおいしかった。大きなチャーシューが2枚のって600円もうれしい。

札幌市内を通って定山渓を抜ける。 この日の札幌は暑くて28度あった。

洞爺湖水辺の財田オートキャンプ場
オートサイト

pm4時に「洞爺湖水辺の財田オートキャンプ場」着。
1500円払って奥のフリーサイトへ。 ここが最後の宿泊になる。 土曜日で家族づれがたくさん来ていた。

pm5時30分に車で7〜8分の「洞爺湖いこいの村温泉」に入る。 湯船からの洞爺湖の眺めが素晴らしい温泉だ。

夕食はその近くのセイコーマートで買って簡単にすます。

洞爺湖水辺の財田オートキャンプ場
やっと戻った愛車
車とリビングテントを近づけることが出来るのでいい。ソロになるとテント2張りは面倒で車で寝てリビングテントでくつろぐパターンになってしまう。
洞爺湖水辺の財田オートキャンプ場
キャンプ場の入り口

 9月9日 くもり 気温16度

毛無山展望台
毛無山展望台
朝7〜9時に洞爺湖を1周して「仲洞爺キャンプ場」「壮瞥滝の上キャンプ場」「グリーンステイ洞爺湖オートキャンプ場」「小公園キャンプ場」「曙公園キャンプ場」見学。

10時にキャンプ場出発。

「ニセコビュー道の駅」でメロン・じゃがいも・とうもろこし・枝豆・トマトなど100キロ以上野菜を買い込んだ。あまりの多さに他の2台のレジは10数人の長蛇の列、ゴメンなさい。

昼は「レストランそが」で海鮮丼定食。

ドロームキャンプ場」見学。

毛無山を経て小樽にpm4時に到着。 フェリーの出航まで市内散策。

夕食は「一心太助」でと行ってみたら、11月末で閉店の張り紙がしてあった。 あんなに繁盛していたのになぜだろうか。

小樽の夜は早い。pm7時を過ぎたらほとんどの売店が閉まってしまう。 北海道でも有数の観光都市「小樽」だが意外と内情は厳しいものがあるのだろう。


フェリー 2等
2等
pm11時30分出航。
帰りは一人なので2等船室にした。 一部屋に4人くらいですいていた。

フォワードサロンやデッキやロビーなど移動しながら時間をつぶす。

フェリー フォワードサロン
フォワードサロン
フェリー 後方デッキ
後方デッキ

 9月10日 

pm9時 舞鶴港着。

pm11時過ぎ自宅。

まとめ

走行3300キロ。ガソリンは旭川が131円で一番安く北見が147円でもっとも高かった。

なにより天気に恵まれ9月2日までの2週間、毎日晴天で絶好のキャンプができた。

ソロキャンプになってからは管理人やキャンパーと話す機会が増え、その地域事情もよくわかるようになった。

予定した道南の奥尻島まで廻ることができなかったが、また次の機会に目指そう。

Tuesday, 04-Oct-2016 12:51:46 JST