2007夏 北海道レポート パート1 (ファミリーキャンプ編) - 早瀬さん

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定山渓自然の村キャンプ場・コテージ ■旅の前半はファミリーキャンプ、後半はソロキャンプとかなり趣きの異なるものになり、また30箇所のキャンプ場も見学できて、全体では内容の濃いキャンプ旅行になりました。
■キャンプ期間 2007年8月20日 〜 9月10日
このページの目次
日程と利用したキャンプ場
キャンプレポート
続編 (ソロキャンプ編)
参考ページ
サイバーフレンドの ・・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

■関連するキャンプ場レポート  2007キャンプ場インプレッション(詳細な説明と写真)

日程と利用したキャンプ場 今年はとんでもないトラブルに見舞われ、当初の予定どおりとは行きませんでしたが、旅の前半はファミリーキャンプ、後半はソロキャンプとかなり趣きの異なるものになり、また30箇所のキャンプ場も見学できて、全体では内容の濃いキャンプ旅行になりました。

8月20日 出発
8月21日 フェリー)
8月22日 定山渓自然の村キャンプ場
8月23日       〃
8月24日 朱鞠内湖畔キャンプ場
8月25日       〃
8月26日 丸瀬布いこいの村
8月27日 道立オホーツク公園てんとらんど
8月28日       〃
8月29日       〃
8月30日 砂湯キャンプ場
8月31日 達古武オートキャンプ場

〜9月10日 パート2(ソロキャンプ編)

見学したキャンプ場のインプレッション(説明と写真)は こちら です。

8月20日 出発

夜9時 自宅出発

気温30度 湿度も高く不快指数100%に近い。
中国道・舞鶴道と順調に11時には舞鶴港に到着した。

この時期の出発は始めてだがフェリーの込み具合や客層が全然違う。 乗用車が多くRV車やワンボックス車はほんとに少ない。 小さい子連れのファミリーなどは少なく熟年の夫婦が目立った。 盆前のあの2等船室に先を争って乗船する混雑さからは想像がつかない静かなものだ。

8月21日 船内

逆方向の舞鶴に向かうフェリーはまなす
逆方向の舞鶴に向かうフェリーはまなすが300メートルほどに接近する

幾度となくこのフェリーに乗っているので個室から特段出ることなく終日過ごした。

室内のテレビを見るか、特等専用のデッキにキャンプ用のデッキチェアーを持ち込んで海を眺めて、雑誌や本を読むことが多かった。

夜9時 小樽港に到着。

小樽の「回転寿司とっぴー」で食事して本日のP泊の道の駅スペースアップル余市に向かう。

走りだしてしばらくすると本州とは違う、車の少ない、信号の少ない、そして新鮮な空気、沿道の異質な景色に「北の大地に足を踏み入れたぞ〜」。

30分もかからず余市に到着。こじんまりした道の駅だ。

8月22日 晴れ 19度

味噌汁と殻付き生ウニ
味噌汁と殻付き生ウニが一個付いていた
カムイ岬
カムイ岬

6時30分には道の駅を出て積丹岬を目指す。

早朝のドライブは行きかう車はほとんどなくサンルーフや窓を全開して、のんびり雄大な景色を見ながら、なんのストレスも感じないその走りは最高だ。

古平家族旅行村」・「積丹岬キャンプ場」を見学して7時30分に「みさき」で限定25食のエゾバフンウニ丼を食べる。オレンジ色でプリットしていて「ああ〜甘くてうまい〜」3200円。

カムイ岬は強風のため先端まで行けず。

岩内マリンビューオートキャンプ場」を見学。

ニセコパノラマラインで雪秩父温泉に立ち寄りニセコビュープラザで帰りに買う野菜を下見して「レストランそが」で昼食。 「レストランそが」のエビのジューシーで甘味のあるニセコラーメンと日替わり海鮮丼がここのお薦めだ。今回そのラーメンを食べたが普通のみそ味で調理人でも変わったのかと確かめるとそうらしい。エビをたっぷり使ってそのうまみを出してもらわないと次は食べられないな。

「ニセコビュープラザ」は相変わらずの人気で3台のレジの前に行列ができるほどだ。 倶知安のスーパーで食料を買い、京極の名水の駅に立ち寄った。大型観光バスが何台も来ていて観光客の数の多さにビックリ。

京極スリーユーパークキャンプ場」を見学して、中山峠で名物の「あげいも」を食べた。中のホクホク感と外の小麦粉のサクサク感が甘さで溶け合っておいしかった。

3時過ぎに「定山渓自然の村」に入村する。

雪秩父温泉の源泉
雪秩父温泉の源泉
中山峠から羊蹄山を望む
中山峠から羊蹄山を望む

8月23日 晴れ 気温14度

いつも利用するコテージ
いつも利用するコテージ
涼しいというより寒い朝を迎えた。

携帯のワンセグはよく映り今日の札幌の最高気温の予想は30度のようだ。 定山渓ではこの日22度までしか上がらなかった。札幌とは5〜8度も違うのでここは快適だ。 昨夜は我が家だけの宿泊でこの広大なキャンプ場が自分の別荘のようでもあった。

夕方、豊平峡温泉に行く、「じゃらん」のクーポン券を使えば640円で入ることが出来る。 ここの露天風呂の風情は癒しになり、肌もつるつるになるのでお気に入りだ。

8月24日 晴れ 気温10度

バンガロー
バンガロー

雲ひとつない青空が一面に広がっていたが寒い。 コテージでよかったテントだったら眠れたかどうか?

昨日の3組ほどの宿泊者のうちの学生のグループの一人がここの切り立った山を見て(ドラゴンボールのオープニングの山に似ている)と言っていたその例え方に感心した。

出発までもっぱらひなたぼっこして体を温める。この時期に大阪では考えられないことだ。

11時前に定山渓自然の村を出て「回転寿司トリトン平岸店」で昼食。
11時30分に着いたのにすでに30人待ち、並んでも価値のある店なので待つことにする。活気がある店で値段も手ごろでネタも大きく新鮮で大満足。中トロやウニやぼたんえびなど腹いっぱい3人で食べて5000円もしなかった。

札幌から久しぶりに高速に乗って砂川で降りて「なかや」のアップルパイ「岩瀬牧場」でチーズケーキとアイスクリームを宅配注文して朱鞠内湖を目指す。

深川の中山峠付近にさしかかったころ車の後方から突然煙が出てきて、車内も臭くなり 停車してみたら、ミッションオイルが勢いよく漏れ出していた。ミッッションランプも点灯して走行不能になってしまった。 ああ2年前と同じようなところで同じような故障ではないか。 携帯で救援を呼ぼうとするが応答なし圏外ではないか。 なんとか民家に駆け込んで2時間後にレッカー車が来て旭川まで50キロ運んでもらう羽目になった。

2年前と同じ修理工場でまた同じ代車を借りて荷物も全部積み替えて「朱鞠内湖畔キャンプ場」に夜10時に到着した。しばらくこの車にお世話になる。

この日は疲れて即熟睡。

8月25日 晴れ 気温18度

キャビンの横にリビングテントを張って朝食をとる。 このキャンプ場も人が少なく静かにゆったりと過ごすことができた。

昼すぎから「名寄のサンピラーパーク」と「士別市日向森林公園キャンプ場」を見学してきた。

名寄は暑かった30度はありそうで朱鞠内湖とずいぶん違う。

食事は外でするのがおいしい
食事は外でするのがおいしい
第2サイトの様子
第2サイトの様子 - 数組が宿泊していた
朱鞠内湖畔キャンプ場
キャンプ道具も以前に比べてかなりのコンパクトになった
代車にも全部つめることができた
第2サイトから第1サイトを望む
第2サイトから第1サイトを望む

8月26日 晴れ 気温17度

丸瀬布いこいの村
ガラガラでゆったりと設営できた

朱鞠内湖の2日間は冷え込まず最高気温も25度くらいで快適だった。

10時に朱鞠内湖を後にして次の目的地丸瀬布に向かう。

剣淵の「絵本の里家族旅行村オートキャンプ場」を見学。比布北から上川方面の高速が無料で丸瀬布までかなりの時間の節約になった。

途中白滝の道の駅で父親から頼まれていた黒曜石をゲット。白滝は世界一の埋蔵量を誇るところらしい。

昼食は「道の駅丸瀬布」で味噌ラーメンなどをとる。ここの味噌ラーメンは人気のようで客の8割が注文していた。なるほどおいしかった。

3時に「丸瀬布いこいの村」に到着。ほとんど宿泊客がいないのでフリーサイトを申し込み、テントとリビングテントを設営して妻を「マウレ山荘」まで送る。 というのは妻へのプレゼントで本日はホテルのフルコースのディナーでゆったりと宿泊してもらうのである。

夕食とお風呂はマウレ山荘で取って私と息子はテント生活。

丸瀬布いこいの村
去年と全く違う川の様子
丸瀬布いこいの村
SLの車庫

8月27日 晴れ 気温13度

丸瀬布いこいの村
バンガローは狭くてよくない

結局フリ−サイトに5組の宿泊だった。

かなりの広さがあるサイトなのでとなりとの間の距離もあり静かに過ごすことができた。

子供づれのファミリーに最適なキャンプ場であるが、時期をはずせば大人同士のキャンプでも満足の行くキャンプ場だ。

源吾そば
そばの源吾
10時キャンプ場出発。 北見で「回転寿司トリトン」と「源吾そば」で昼の食べ歩きをする。 北見より札幌のトリトンの方がよかった。「源吾そば」は浅川さんの一番のお薦めの蕎麦屋でやっと食べることができた。麺は太くかなり腰のある 二八そばでおいしかった。もりそば600円。
道立オホーツク公園てんとらんど
3時に「てんとらんど」到着。

オホーツク海と知床半島を望むこのロケーションが最高のキャンプ場だ。 幾度となく利用しているお気に入りのキャンプだ。(写真→)

今回その所長さんと話す機会があってまだまだこれから料金体制を見直して行きますと言っていた。

本日の利用者は6組で熟年夫婦が3組いた。シルバー割引ならかなり安く泊まることが出来る。入場料無料でサイト料半額だからオートサイト1000円ほどだろう。

道立オホーツク公園てんとらんど
森の遊具施設
道立オホーツク公園てんとらんど空いているときはこの高い位置の眺めのよいサイトに決めている

8月28日 晴れ 気温18度

昼は木多郎のスープカレー、夜はBBQ。

買い物もすごく便利で新市街も旧市街にも10分もあれば行ける。

キャンプ場も天都山の上にあるので気温も市内に比べて数度は違う。

8月29日 晴れ 気温16度

はな・てんと
てんとらんどを出たところにあるお花畑 (はな・てんと)

昨晩は皆既月食があった。6年ぶりらしい。不思議とこのキャンプ場では夜の天体ショーに縁がある。ハレー彗星の地球大接近や流星の大群が襲来したときなどもここで見ていた。

昼から東藻琴乳酪館にソフトクリームを食べに行った。

夕方、近くにある網走ビューホテルまで歩いて風呂に入ってきた。建物や施設は年季が入っていたが、湯船からの網走湖の眺望はよかった。

8月30日 くもり 気温14度

少しは早めの9時過ぎに「てんとらんど」を退出する。

津別の木材工芸館を見学して11時過ぎにチミケップ湖に着く。 津別本牧から舗装道路が10キロ近く、そして狭くがけ崩れが起きそうなダートを数キロ走ってやっと着いた。 そこにたたずむヨーロッパ調の趣がある一軒宿の「チミケップホテル」でお茶をした。内装もおしゃれでセンスのある隠れ家的で素敵なホテルだ。

チミケップホテル
チミケップホテル
チミケップ湖
チミケップ湖

チミケップキャンプ場」を見学する。

北見方面へダートを10キロ、津別を抜けて津別峠へ向かう。 津別峠の「津別フォレスターホテル」で昼食。 ホテルにしては全般的に値段も手ごろで量も多かった。その裏手にある「上里森林公園キャンプ場」を見学。

ホテルフォレスター
ホテルフォレスター
津別峠から見る屈斜路湖
津別峠から見る屈斜路湖

屈斜路湖の「和琴公共キャンプ場」・「和琴湖畔キャンプ場」・「いなせキャンプ場」・「砂湯キャンプ場」・「オートキャンプ屈斜路」を見学して、砂湯キャンプ場に2名で1000円払ってチェックインした。 この日も妻にはすぐ近くのペンションに宿泊してもらった。

以外と良かった砂湯キャンプ場。

すぐ横が砂湯の売店などがある有名観光地で日中は観光バスやマイカーなどでにぎやかだが、売店が閉まる夜8時を過ぎると人影もなくなり通行する車も激減して、静かなキャンプができた。

砂湯キャンプ場
売店や観光船そして足湯、日中は観光客が絶えない人気スポットの砂湯
砂湯キャンプ場
サイトの様子
砂湯キャンプ場
テントの20メートル前が湖
砂湯キャンプ場
湖岸にデッキチェアーを置いてビールを片手にひたすら日が落ちるまで屈斜路湖を眺める

8月31日 晴れ 気温16度

砂湯キャンプ場
駐車場から100メートルほどで、最新で清潔なトイレにも近い位置にテントが張れて満足であった。 広大な敷地に結局、昨日宿泊したのは我が家だけだった。

早朝5時に起き出して湖岸を見ると所々お湯が出ているところがあったので、そのうちの一箇所を1時間30分かけてコケを取って深さ50センチまで掘り、熱い源泉からお湯が入るようにして鍋なんかで薄めて40度ほどのちょうど良い温泉が出来た。さあ浸かってみよう。
湖面が浮いているように見えてなんとも気持いい。この屈斜路湖の雄大な自然の中で自分が作った露天風呂(写真→)に浸かるなって最高の気分だ。
10時に砂湯を後にして摩周湖を見て多和平に行く。

摩周湖
摩周湖は今まで霧がかかって見えなかったのは一度だけだ。7打数6安打
多和平
多和平は何度もこの近くを通っていて初めてだ。開陽台よりもいいではないか

標茶からチャンベツをへて厚岸の「桜亭」で牡蠣尽くし定食を食べる。

4時に釧路空港で妻と息子を見送って「達古武オートキャンプ場」に向かう。これからソロキャンプの旅になる。

この続きは Part 2 をご覧ください。

Tuesday, 04-Oct-2016 12:51:46 JST