|
今日は天気が危ぶまれていましたが、7時前に目を覚ますと、嘘のように晴れ渡った青空が広がっていました。というのも昨夜遅く、大雨の音で目を覚ましていたからです。気温は20度、風は4mと、濡れた地面を乾かすのにはもってこいです。8時前にはパーキングエリアを出発し、旭川インターに向かいます。
以前にも経験がありますが、わずか27km程度の区間を11時間近くかけて走行した計算になるため、料金所でタイムオーバーのチェックを受ける羽目に……。怒られたわけではありませんが、何か事件の際に調査対象になる可能性があるらしく、車のナンバーをひかえられてしまいました。
ここからは、ある目的のため、網走を目指す事になります。北見に到着する頃には、気温がぐんぐん上がり28度、Tシャツに短パン姿でも汗ばむ陽気となりました。12時過ぎには網走に到着、目的の1つである回転寿司(店名忘れました)を訪れましたが、駐車場が妙に空いているので、いやな予感がしたのですが、案の定、第1、3月曜日は定休日とのことで営業していませんでした。去年フラッと立ち寄り、気に入っていたので、網走での昼食はここと決めていたのでショック!
仕方がないので昼食はコンビニのサンドイッチでごまかすことにして、2つ目の目的である、カニの直売所「渡辺水産(かに場)」に足を向けました。市街地を抜けて、国道沿いに標津町方面へ車を走らすこと5分足らず、おかみさんの姿が見えたので、今度は大丈夫と、中に入り品定めをしながらしばしの談笑。販売している毛ガニやタラバガニは自前の船で水揚げしているため、他店よりかなり安いように感じます。例年通りお土産用として宅配便をいくつか依頼し、自分たちの今夜のごちそうとして、500円の毛ガニを一パイ手に入れました。
タープやランタンなども含めて、私たちの備品は現地調達を繰り返しているうちに、年々増加の一途をたどってきたのですが、今年は旭川市内のホームセンター「ホーマック」で購入した、真新しい「炭火バーベキューグリル」が仲間入りです。ちなみにこのホームセンターは道内あちこちにあり、品揃えや店内のレイアウトが似通っていて便利なため、ちょくちょく利用しています。
再び網走市内に戻り、地元のコープで肉や野菜等、バーベキュー用の食材とクーラーボックス用の氷を調達し、今年最初のキャンプ地を目指します。網走周辺には湖が多いせいか、キャンプ場には事欠きませんが、過去を振り返ると女満別では「カ」の大群、尾岱沼では「ヤケド虫」(正式名称は分かりません、俗称でしょうか)の襲撃?といった具合に、どうも虫との相性が良くありません。特にヤケド虫は強烈なかゆみが1週間位残り、冬場まで刺された痕が残るほどでした。
結局、まだ「虫害」を受けていない屈斜路湖畔のキャンプ場にターゲットを絞りましたが、ここでは去年食事中に、強風にあおられたタープのポールが1本へし折られるというアクシデントに見舞われた経験があります。この時は食事どころではなく、もみくしゃになったタープや散らかった食器、食べ物などを片づけたりと、散々な目にあいました。さらに自分のミスでパンク修理に失敗し、タイヤ1本を使い物にならなくしたのもこの地です。
一抹の不安を抱えつつもまず最初に、今までに利用したことのない、「和琴半島湖畔キャンプ場」を訪れましたが、シーズン中のせいか平日にもかかわらず15時の時点で、すでに駐車場から車があふれんばかりの状態でした。残念でしたが、仕方なく去年も利用した因縁?の「オートキャンプ屈斜路」に鞍替えする事にしました。案内板を見落としやすいのですが、弟子屈砂湯キャンプ場を過ぎたら「クアハウス」の看板を頼りに湖畔への道をたどり、管理棟らしき真新しい建物が見えてきたら、到着です。
実はこの真新しい建物は弟子屈町営のクアハウスで、キャンプ場利用者は通常1,000円のところを500円で入れます。キャンプ場でクアハウスというのも妙なものですが、打たせ湯、寝湯、歩行湯、ジェットバス、箱型のサウナなどを備えており、去年訪れた時には、受付の若い女性におそるおそる「水着なしで入れますか」などどいう愚かな?質問をして笑われた事を覚えています。
まるで「木造のプレハブ小屋」のような民営のキャンプ場の受け付けはもう少し先にあり、小屋脇の駐車場に車を止め、オートサイト+大人2人で2200円を支払いました。フリーサイトは見なかったので分かりませんが、オートサイトの広さはまあ手頃で、芝も充分生えそろっていました。トイレは簡易水洗で、古さも手伝い、どうにか及第点といったところでしょうか。もっとも、最近のキャンプ場の施設はちょっとやり過ぎかな、と思える位、素晴らしいのであえて点数は低めです。炊事場は基本的に水汲みと、洗顔位にしか利用していないため、注意して見ませんでしたが、ごく普通の古くからあるキャンプ場定番のステンレスの流しでした。
1つのこだわりかもしれませんが、食事の準備と後片付けは、すべてテントサイトで済ませてしまいます。汚れた食器類はトイレットペーパーで拭くだけで、油汚れや匂いが気になる場合は、ちょこっとお湯を垂らして「拭き込め」ばほとんど気になりません。ちなみに洗剤やスポンジは最初から荷物の中に含まれていません。
去年もそうでしたが、大型犬を放して湖で泳がせたりしているキャンパーが何組かありました。私たちは動物好きなのでへっちゃらでしたが、マナーとしてどうかなと思いました。小さな針葉樹がサイトのあちこちに生えており、雰囲気は良かったように思います。ただ、今後拡張する予定があるのか、森の中にブルドーザーがはいりこんで、土砂がむき出しの道が作られ、雨が降るとそこから泥水が川になって流れてきそうな気がしました。
このころはまだ風が吹いていませんでしたが、去年の「風害」の教訓を生かし、森林の木々が風を遮ってくれることを期待して、エリアの端っこのサイトを、明朝までの「仮住まい」として選びました。
こんなに早い時間にキャンプ場に入ったのは初めてで、17時前には全ての設営と食事の用意ができました。クアハウスで疲れをとり、さっぱりしたところで晩餐のスタート。今年もビールは2箱持参しており、クーラーボックスの中には常時20本余りのビールと数本のワインが冷えているので、ほぼ飲み放題!またたくまに空き缶の山が出来上がります。炭に火を入れバーベキューの準備も整い、先ほど網走で手に入れた毛ガニ(美味!)を食べ始めたころ、お待ちかねの?風が吹き始めました。今年はタープを心持ちゆるめに張ったためか、かなり風が強くなってからも耐えていましたが、不安は食事が終わるまで続きました。炭の火の粉が飛び散る心配もしていましたが、こちらの方は全く問題がありませんでした。
バーナーと比べて、炭火でのバーベキューが美味しかったのは言うまでもありませんが、副産物として、炭をいじる楽しさと、なによりも暖房器具としての機能は特筆すべきものがあります。いつもはフード付のパーカーにジャンパーを重ね着し、それでも寒いときには「熱燗」の助けを借りて食事をしていましたが、今年は例年に比べて寒いように感じていたにもかかわらず、ジャンバーの必要がありませんでした。何ともいえぬ暖かさ、ぬくもりが周囲を包み込んで、逃げようとしないのです。そのおかげで一度も熱燗にありつけませんしたが……。
自宅にいるときの夕食も同様ですが、宴はゆったりと4時間近くかけて幕を下ろし、きつね対策も万全、少々遅くなりましたが、23時に眠りに就きました。
|