2002年子連れキャンプレポート (3歳編) - 丸山直樹さん
こだわりキャンプ術 トップページ ≫ フレンドのキャンプ日記 ≫ このページ | Updated: 2013.7.23 |
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出発早々東北道の栃木県あたりから雨が降り出し、時々集中豪雨に見舞われ、そのままテント設営時に至るまで降られ続けました。
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■キャンプ期間 2002年8月6日 〜 8月22日
このページの内容
日程、ルート、キャンプ場利用したキャンプ場の印象 キャンプ日記 本文 まとめ | 参考ページ
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8月 6日(火)〜7日(水)雨 [走行1259km]
【ルート】 戸田(18:00)→宇都宮(19:30)→福島(21:00)→仙台(22:00)→一関(23:10)→盛岡(24:10)→八戸(1:50)→むつ(4:00)→大間(4:50)→フェリー出航(6:30)→函館港(8:10)→長万部(10:20)→(12:00)登別(13:30)→ニセウエコランドオートキャンプ場(15:50)
出発早々東北道の栃木県あたりから雨が降り出し、時々集中豪雨に見舞われ、そのままテント設営時に至るまで降られ続けました。キャンプ場の近くにはまとまった買い物が出来る場所がないので、登別で途中下車し主に食材を購入。去年と同じ川際のサイトを予約してあり、広さは十分。景観が変わったのは、昨年の台風被害による護岸工事と、小さなバンガローが2棟新設されていたため。雨中設営のため効率が悪く少々時間をとられましたが、二風谷のびらとり温泉で冷えた身体を温め、ホッケや殻付ホタテを炭火で焼いて夕飯となりました。
8月 8日(木)雨 [走行 150km]
【ルート】 キャンプ場(11:30)→(12:00)富川(14:30)→平取温泉(17:30)→キャンプ場(18:00)
昨夜来かなりの降雨のため、ノンビリすることに。といってもすることがないので、富川市街へ買出しに行き、回転寿司で腹ごしらえ。戻る途中で平取温泉に立ち寄り、夕食は炭火でまとう鯛を焼き、つぶとホタテの刺身。雨の合間をついて、8時から蛍鑑賞のグループに加わり、10匹ほどみることが出来ました。
8月 9日(金)曇/雨 [走行 91km]
【ルート】 キャンプ場(10:30)→(11:10)日高ケンタッキーファーム(16:00)→平取温泉(18:00)→キャンプ場(18:20)
今にも雨が降りそうでしたが、日高ケンタッキーファームへ。娘は女房と共に二人乗りで引き馬、私は数年ぶりに外乗を楽しみました。ファームのスタッフの方の話によると、今年は毎日のように雨ばかりで閑古鳥が鳴いているとのこと、程なく雨が降り出したので、しばらく厩舎で馬と戯れてから退散、昨日同様平取温泉に立ち寄ってからキャンプ場に戻りました。ジンギスカンの夕食の後、この日も蛍を見ることが出来ました。
8月10日(土)雨 [走行 51km]
【ルート】 キャンプ場→日高山荘→キャンプ場
またまた雨のためヤケクソ(笑)、テント内で子供とお遊びモード。夕方から日高町へ行き、食材を仕入れ日高山荘の温泉に寄ってキャンプ場に戻る、というなんともいえない日になりました。夕食は昨日と同じくジンギスカン、飽きもせず3日連続で蛍鑑賞とあいなりました。
8月11日(日)曇 [走行 50km]
【ルート】 キャンプ場→日高山荘→キャンプ場
ようやく雨が上がったので、近くの釣堀「ニセウ園」へ。雨で濁った流れの中へ糸を垂らすと瞬間に魚がかかるという、「いくらなんでも」状態。午前中はのんびり釣りを楽しもうと思っていましたが、数分で10匹以上つれてしまい、予定変更。せせらぎ水路を走り回ったり、水路に水を流し込んだりして遊びました。午後はキャンプ場の隣に併設してあるパークゴルフ場へ。ゴルフと名がつくもの自体初めての経験でしたが、結構楽しめました。昨日同様日高温泉に行き、午前中に釣り上げたヤマベの刺身、塩焼きを平らげました。
8月12日(月)雨/曇 [走行 289km]
【ルート】 キャンプ場(10:00)→山花公園オートキャンプ場(13:30)
朝から雨の中を今回初の撤収、徐々に雨が上がり、キャンプ場に到着した頃には曇り空になっていました。指定されたサイトへ行くと、料金の割りに思いの外狭くてびっくり!何とか工夫してテントとタープを設置しましたが、場所によっては不可能な感じでした。車で数分の山花温泉リフレに行き、ホッケや殻付牡蠣を焼いて夕食としました。
8月13日(火)雨 [走行 103km]
【ルート】 キャンプ場(10:00)→(10:30)和商市場(11:30)→キャンプ場(15:20)
いやはや・・またまた雨のため和商市場へ。事前のイメージとは全く違い、観光物産センターのような感じでした。値段も特に安いと言うわけでもなく、回転寿司の方がいいかな、ということで、するめを20枚ほど購入して、その場を後にしました。昼食後釧路湿原に向かいましたが土砂降りで視界も効かないため、諦めてキャンプ場に戻り、昨日同様リフレで身体を温めました。この日を境に我が家の定番となる「トン汁」をサーマルクッカーに仕込み、牡蠣や鯛の干物を炭火で焼いて夕食としましたが、雨で重たくなったタープを手の平で払ったところ裂けてしまい、ガムテープで補修するというアクシデントもありました。
8月14日(水)晴 [走行 143km]
【ルート】 キャンプ場(9:30)→釧路湿原→キャンプ場(15:20)
とうとう晴れました、しかも快晴!太陽にお目にかかるのは何日振りでしょう!勇んで釧路湿原の細岡へ行き、電車の切符を購入しました。今回は展望台からではなく、初めて車窓から湿原を眺めることが出来ました。ダイヤの関係でトロッコ電車ではありませんでしたが、団体客を満載したトロッコとすれ違ったとき、正直乗れなくて良かったと思いました(笑)キャンプ場に戻ってから時間があったので山花公園に行くと、娘はとうとう1人で引き馬に乗ってしまいました。親としてはあれほど人見知りが激しかった娘の成長にびっくりしつつも、ほんのちょっぴり寂しさを感じました。
8月15日(木)曇 [走行 93km]
【ルート】 キャンプ場(10:00)→釧路市内→桜ヶ丘公園オートキャンプ場(15:00)
朝食後出発前に山花公園に行き、娘はもう一度引き馬を一人で体験、釧路市内の回転寿司で昼食を食べてジャスコへ。ここで食材を仕入れて桜ヶ丘公園オートキャンプ場に着くと、広い場内にテントが散見される程度にしか張られていませんでした。しかし夕方になるとサイトは満員、間隔がかなりあるので圧迫感は全然ありませんでしたが、場内に入れなかった人たちが周辺の空き地にテントを張り始めたのには驚きました。近所の銭湯で家族3人で500円という激安価格で汗を流し、ジンギスカンをつまみに宴をはっていると、すぐ隣のサイトで打ち上げ花火が始まりました。キャンプは100泊以上経験がありますがこんな暴挙?は初めてで、あっけにとられていましたが、いっこうに止める気配がありません。仕方がないので注意しに行くと、とりあえず収まりましたが、母親が完全に逆ギレ、いつまでも怒鳴り散らしていました。
8月16日(金)快晴 [走行 68km]
【ルート】 キャンプ場(10:30)→900高原(11:00)→(11:20)多和平(13:40)→キャンプ場(17:00)
今回2回目の太陽が顔を見せ、目指すは900高原。確かに展望は良いのですが・・・そこいらじゅうがパークゴルフ場と化していて、ゴーカートのような芝刈り機がブイブイ言わせて走り回っていました。そこで早々に転進、多和平は想定どおりの高原でしたので、腰を落ち着けることにして、手作りソーセージ片手に焼きたてのパンをほお張り、牛乳で昼食としました。涼しい風に吹かれながら牛を眺めたり、散歩したりと3時間近くのんびりと過ごしました。キャンプ場近くの「摩周国際ホテル」の風呂(一人500円)を利用しましたが、まるで廃屋のような建物で、これで営業が成り立つの?といった感じで驚きました。
隣の「打ち上げ花火の家族」が午前中撤収作業をしていたので、ほっと胸をなでおろしていたのですが、なんとサイトを遠くに変えただけでまだ居座っていました。案の定、夜になると残りを「打ち上げ」始めましたが、そのうちに収束しました。
8月17日(土)曇 [走行 93km]
【ルート】 キャンプ場(9:50)→屈斜路湖→硫黄山→キャンプ場
あまり天気は良くありませんでしたが、屈斜路湖でスワンボートに乗りました。始めのうちは喜んで乗っていた娘でしたが、ジェットボートの立てる波に恐れをなしてしまい、あえなく退散、硫黄山へと向かいました。腹ごしらえをしたあと山裾を散策し、近くの牧場で1キロほどホーストレッキングを楽しみました。かなり馬に慣れてきた娘は、色々な意味でギャラリーの注目?を浴びていました。
8月18日(日)曇 [走行 335km]
【ルート】 キャンプ場(9:30)→(11:00)網走(12:30)→ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場フローレ(16:30)
本来ならば直接フローレに向かうべきところを、蟹食べたさに網走経由で。昨年同様回転寿司「ビッグサン」で昼食後、「渡辺水産」で各種蟹を仕入れフローレへ。少々風が強く肌寒い中設営を終え、早朝ゲートを開けてもらうために事務室で相談。インターホンを鳴らすだけで空けて頂けるということでした。
8月19日(月)曇/雨 [走行 77km]
【ルート】 キャンプ場(5:30)→ロープウェイ駐車場(6:30)→姿見駅(7:40)→旭岳山頂(11:00)→姿見駅(13:00)→キャンプ場(14:40)
翌朝目覚めると朝靄が立ち込める中、どんよりと暗くなった空から小雨が降っていました。迷いましたがとにかく出発、途中は降ったり止んだりの状態でしたが、ロープウェイ乗り場まで行くと小康状態だったため行ける所まで行こう!ということに。視界の全く効かない中を姿見の駅まで上がり、霧の中を登山開始。娘は7合目からはおんぶになりましたが、何度か小雨に降られつつも時々視界も開け、倍の時間をかけて無事頂上を踏むことが出来ました。頂上は霧に包まれ視界は数メートル程度で何も見えず、かなり寒かったので30分も滞在しませんでした。疲れて眠ってしまった娘を抱っこしての下山はかなりハードでしたが、お互いにいい思い出になりました。
8月20日(火)雨 [走行 70km]
【ルート】 キャンプ場(10:30)→男山酒造資料館→(12:00)旭山動物園(16:00)→キャンプ場
キャンプ場隣接の公園でのんびり遊ぶつもりでしたが、土砂降りで予定を変更し旭川市内へドライブ、男山酒造資料館、旭山動物園に行きました。ほとんど傘を差しながらでしたが、動物の展示方法が独特で大人でもかなり楽しめました。後で知ったことですが、かなり斬新な動物園だそうで、今度は天気のいい日に訪れてみたいと思いました。
8月21日(水)曇 [走行 483km]
【ルート】 キャンプ場(10:30)→(12:20)岩見沢北見(13:30)→札幌(14:00)→長万部(16:30)→函館(18:30)→フェリー発(19:30)
以前青森行きの1等個室を利用したことがあり、好印象だったので、キャンセル待ち。番号を呼ばれたので、ラッキーと思い窓口に行くともともと1等個室はないとのこと。船の大きさによってない場合があるとのことでしたが、それなら何のためのキャンセル待ちだったのか、態度のめちゃめちゃ悪い東日本フェリーの若造社員君!というわけで船内の食堂を当て込んでいたため、夕食はなし。スナック菓子等でしのぎました。
8月22日(木)晴 [走行 729km]
【ルート】 青森港(21:30)→前沢(2:40)→仙台(6:00)→福島(7:00)→那須高原(8:10)→宇都宮(10:00)→戸田(11:30)
なんと久しぶりに晴れました。家に帰るだけの移動日、しかも高速道路、うれしくて涙が出そうでした。北海道が雨ならまあ許せる(笑)などど複雑な気持ちで帰宅しました。びしょ濡れのテントたちを干すにはおあつらえ向きでしたが。