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ここは3年連続の利用で、今年も川沿いの広いサイトを利用、さすがにスタッフの方々も憶えていてくださり、頻繁にトマトやきのこなどの差し入れをいただき、感謝、感激、恐縮いたしました。
昨年と変わった点は、バンガローが2棟増加し合計4棟となり、その分若干敷地が広がったことでしょうか。このバンガローは平屋で特に設備はなく、寝るだけといった広さと造りですが、テント泊はちょっと、という方々向きだと思います。
到着した日は晴れていましたが、翌日は雨。そんな中で家族揃って初めての五右衛門風呂を体験しました。川沿いの木陰にあるものの、一部のバンガローからは丸見えなのですが、雨降りをいいことに大きな傘に隠れて?しっかり堪能しました。この風呂は残念ながら翌日の台風の影響で「釜」だけを残して流失してしまいました。
さて、9日〜10日にかけて北海道を襲った台風、まさにその被害の中心部にいたことになります。昼頃から雨脚が強くなり、夕方バーベキューを始めた時には、生まれて初めて体験する滝のような豪雨、あまりの迫力にただただ興奮、妙な気分で笑い出してしまったほどです。ところが、意外なことに風がほとんど無かったので、テントやタープがあおられて飛ばされるような気配は感じられませんでした。
ニセウ川もかなりのペースで増水してきたため、スタッフの方に伺ってみると、昼頃の楽観的なコメントとはうって変わり、「う〜ん」と唸ったきり考え込んでしまいました。テント周辺は浸水がひどくなることも予想され、バンガローへの移動を勧められたのですが、備品をテーブルの上にすべて上げ、万一に備えて車中泊にしましたが、最悪の場合キャンプ道具一式が流されることも覚悟しました。結果的にはこれが正解で、その後改めて「避難勧告」が出され、高台の地元の集会所?へ移動することになり、バンガローへ避難したグループは2度の宿替え?で手間取ったのか、だいぶ遅くなってから到着しました。
翌朝目覚めると青空も見えましたが、電気も電話も不通で陸の孤島状態、車で国道沿いに様子を見に行くと、今まで見たことのないような、(うまく表現できませんが)川の流れというよりも、「100メートル幅の川自体がうねりながら一枚岩のように延々と続いて移動している」様を目撃しました。国道は道端がえぐられており通行止め、すぐに引き返してキャンプ場に向かうと、最後の取り付き道路が部分的に陥没して流出しており、車でのアプローチはあきらめ、避難所に戻りました。
地元の方によると、キャンプ場もテントも無事とのことで、ほっとしましたが、撤収するには荷物を人力で、しかも山越えで運ばなければならないとのことでした。付近の住民の方々も一部避難してきており、ご好意で炊き出しの朝食等をいただいたりして大変お世話になりました。以後町内や平取温泉などで顔を合わせるたびに立ち話となったり、野菜をいただいたりと、うれしい誤算もありました。
取り付き道路脇の畑に迂回路が取られ、午前中のうちに車でのアプローチが可能となりましたが、電柱が何本か倒壊し場内は停電、新規のキャンパー受け入れは見合せとなしました。とはいえその晩場内に残ったのは、2組でしたが・・・。
我が家のテントは一番川に近かったのですが、あと1メートル水深が上がっていたら水に浸かっていたか、最悪流されていたでしょう。ちなみに土地の低いパークゴルフ場は半分ぐらい流れに浸かっていました。肉眼で見た感じでは、川も河原も昨日の景色とは一変、釣堀近くの橋が流れの中にぽつんと取り残されているなど、被害のものすごさを目の当たりにしました。偶然台風前の川の様子をビデオカメラに録画しておいたので、家族で何度も見直してしまったほどです。
その後は天候にも恵まれ、「サイトでのんびり」を中心に過ごしました。
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