2001年子連れキャンプレポート (2歳編) - 丸山直樹さん
こだわりキャンプ術 トップページ ≫ フレンドのキャンプ日記 ≫ このページ | Updated: 2013.7.23 |
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■キャンプ期間 2001年8月23日 〜 9月11日
このページの内容
プロローグ日程、ルート、キャンプ場 キャンプ日記 本文 最後に まとめ | 参考ページ
サイバーフレンドサイバーフレンドの ・・・ キャンプ日記 キャンプ場情報 "特配員"だより |
【関連ページ】 利用したキャンプ場の印象については「2001年子連れキャンプレポート (キャンプ場編)」をご覧ください。 | |
8月23日(木)〜24日(金)晴
さて、夕闇迫る18時40分に埼玉の戸田を出発、外環道にはいるや早速事故情報、蓮田SA付近のトラック同士の事故のため、通常10分のところを約2時間。さすが軽自動車の弱点高速道路、遅れを取り戻すために爆走?したため、過去最低燃費の10km/Lを記録しました。おかげで八戸到着は3時と、フェリーにギリギリセーフだった一昨年の水準まで挽回、可能性が見えてきました。道路がかなり整備されてきたこともあり、6時前には大間港に到着、若干ゆとりの乗船手続きとなり、過去の記録を参考に通過タイムを確認しながら運転するとなかなか便利なことが分かりました。
6時半の函館行きのフェリーの中では残った夜食をつまみにビールを少々、眠くはなかったのですが、ラウンジではしゃぐ娘を横目にいつのまにか眠りについている間に、定刻どおり8時に函館到着、一路洞爺湖を目指しました。
今年は初めて、ある程度具体的なルートを決め、利用するキャンプ場候補もピックアップしてあったので、あれこれと迷うことなく「洞爺村水辺の里財田キャンプ場」に到着、まだ正午だったため、キャンパーは皆無でした。ここはオートサイトのみで、連泊の予定だったため、土曜の晩もテントの張れる狭い方のサイトを申し込むと、娘の妨害?にもめげず1時間で設営終了、1年ぶりにしては早かった。
テントとタープでほとんど一杯、隣との距離もキツキツといった感じ、残念ながらサイトからは湖面はほとんど見えませんでしたが、今年オープンということで施設はピカピカ、レストハウスではピザなどの軽食や生ビールも飲めるということで、びっくりでした。
残ったおにぎりで軽い昼食とし、軽く場内を散策、結構紫外線がきつい中、タープの下で昼寝の後、村営の温泉「憩いの湯(360円)」につかり、夕方からパン(レストハウスでの手作り)をつまみにワインを傾け、20時過ぎにはぐっすりと寝てしまいました。ちなみにこの晩は4組のキャンパーが点在していただけでした。
8月25日(土)曇
山の上にあるとは知らずロープウェーに乗ると、どんどんガスが広がり、到着した時には辺りまっ白で全然展望が利かなくなってしまい、残念。軽くそば等を食べ、親からはぐれて保護されたという4頭の小熊を観察しながら、さすが北海道と感心しきり、愛らしいしぐさに女房と二人見入ってしまいました。メインの牧場はというと、まあ飼いならされた熊という感じで、予想通りでした(笑)。娘の興味は熊よりも階段の上り下りにあったようで、まだ少々つれてくるのが早すぎたのかな、とも思いました。
帰りは高速を利用して一気に洞爺湖に戻ると、昨日とうってかわって場内満員、近隣のサイトにも仲間同士と見られる複数の家族連れが設営をはじめており、若干の不安が頭をよぎるものの、昨日と同じ温泉で汗を流し、パスタをつまみに飲み始めました。
その頃には各地でバーベキューの煙が上がっていたりして、活況を帯びてきて、そのうち若者グループが宴会モードに突入し始めました。最初は我慢していましたが、近くのファミリーも怖くて注意が出来ないのかエスカレートするばかり、いいかげん頭に来て注意をすると、取り敢えずはおとなしくなりました。
ところが初体験の「最悪宴会キャンプ場」は、実はここからが始まりでした。うるさい若者で感覚が麻痺したのか、そこらじゅうの複数ファミリーで来ている親たちのうるさいこと、うるさいこと、子供は野放しで騒ぎまわる、走り回る、逆に若者たちに指摘され、思わず「・・・ゴメンネ」何でこうなる(苦笑)。
結局若者も息を吹き返し、これが22時ごろの状態、あきれ果てつつも一縷の望みを託して管理棟へ行き、夜番の職員に対応を諮ると、弱気な顔で「どうしたらいいでしょう?」と逆に泣きつかれる始末。だめだこりゃ、諦めて居酒屋の店内にテントを張ったような状態で、最悪の眠りにつきました。
(「宴会場」と噂の高い、関東近郊のキャンプ場は利用したことがないので体験したことがなかったのですが、大都市に近いほどこのような状態になるのでしょうか?どう見ても今までのキャンプ場と客層が違うような気がしました。それに土曜日の晩という条件が追い討ちをかけたのか?これではたとえ施設とスタッフがすばらしくても印象が・・・とにかく・・・大ショック!!)
8月26日(日)曇/晴
14時に岩見沢ICで高速を下り、まずスーパーで買出しをし、月形温泉辺りで氷を、と思っていたところ、コンビニすら見つからず先へ進むことに。これが間違いの元で、以後お商を見かけることはなく、冷えたビールにありつけないという悲劇を生むのでした。月形温泉からしばらく農道を走るとやがて山道に変わり、思ったより時間がかかってしまい、15時半過ぎに「道民の森一番川地区キャンプ場」に到着しました。場内の岩風呂が16時までとのことで設営は後回し、慌てて湯に浸かることにしました。
「森林の中の鬱蒼としたキャンプ場」を想像していましたが、広くて明るくむしろ開放的ですらありました。テントサイトはどこもほぼ砂地化していましたが、脇の部分に芝らしきものが残っており、そこを利用して設営、周囲は森また森、川の音が心地よく、台風の爪痕さえなければさらによかったのですが。
こんな森の中にあるにもかかわらず、各サイトに流し台があり、びっくり!トイレもきれいでしたが、サイトが多い割りに数が少な過ぎると思いました。この晩のキャンパーは広々とした敷地に全部で5組、昼食を抜いていたこともあり、早めの夕食は今年始めてのジンギスカン、さすがに山中の夜は冷え込みましたが、野菜との蒸し焼きなので身体も温まり、あとはビールさえギンギンに冷えていれば・・・。明日は付近の山林を散策する予定で意見が一致、わくわくしながら眠りにつきました。
8月27日(月)雨
途中で雨は上がりましたが、11時に到着後しばらくしてまた降り出し、以後やむことはありませんでした。ビールを飲みながら昼食代わりにモツ煮込みやおでんを食べ、少々早めに退散、途中スーパーで食材を買い込み、16時前にキャンプ場に戻りました。
この日は時間を過ぎていたので風呂は諦めていましたが、管理人さんのご好意により使わせていただくことが出来ました。
この日の夕食もジンギスカン、ジャガイモ、トウモロコシをつまみにビールを飲んでいましたが、大雨と風のためかなり寒く、焼酎のお湯割りに手が・・・。さすがに今日こそ貸し切りか、と思われた頃夕闇をついて一台の車がやってきましたが、車中泊を決め込んだようで、炊事場で食事だけして駐車場へ去ってしまいました。低気圧が津軽海峡に停滞しているらしく、天気の回復は遅れるとの予報を聞き、眠りにつきました。
8月28日(火)雨
埼玉に娘さんが嫁いでおられるという場内の女性スタッフの方が、大宮ナンバーに惹かれてしばらく話をしていかれましたが、この日は「初体験の完全貸し切り状態」ということでした。風呂はパスし、3日連続のジンギスカンとトウモロコシを肴に、そして雨音を子守唄にして眠りにつきました。
8月29日(水)曇/晴
10時前にはスタートし、岩見沢から高速に乗ると途中パラパラと雨に降られましたが、旭川につく頃には青空が顔を出し始め、天候回復の兆しが・・・。はたして天気図上では低気圧が北へ押しやられつつあるようで、旭岳登山に決定、旭川まで戻りキャンプ場に電話を入れ、コープでラーメンを食べた後食材を仕入れて、15時半頃に「ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場フローレ」(⇒こだわりキャンプ術のキャンプ場ガイド)に到着しました。
ちょっとした丘の中腹にあるこのキャンプ場は、とにかく開放的で設備もきれい、各サイトも広く、芝もふさふさで、早速連泊の手続きをしました。管理人さんお勧めの眺めが良く、トイレと水場が程よい距離にあるサイト(B-10)に設営終了、目の前にある「森のゆ花神楽(500円)」に汗を流しに行きました。
今晩も貸し切りかと思っていましたが、18時に戻ってみると4組に増えており、空サイトがたくさんあるにもかかわらず、若者のグループがなぜかすぐ近くに設営していたので「洞爺湖二の舞か!」と危惧しましたが、これは杞憂に終わりました。眼下の「花神楽」のライトアップ?の照明が少々きつく、場にそぐわないような気がしましたが、炭を起こし、ホタテ、サケ、ホッケ等の今キャンプ初の炭火焼に、いつもよりビールやワインがすすみ、いい気分でテントにもぐりこみました。
8月30日(木)雨/晴
避難小屋からは時々雲が流れて山頂も望めたためアタック決定、ここから先は娘を抱っこ紐でくくりつけ、ガレ場を登りながら高度を稼ぎました。ところが、まだまだ序の口1700メートルを超えたあたりから娘がぐずりだし、休憩を何度も入れましたがいっこうに収まる気配が見えず、風も強く冷たくなってきたため1800メートル手前で断念することにしました。
お昼ごはんを食べると、娘は元気回復、先ほどまでの不機嫌が嘘のよう、お腹が減っていただけだったのか!?。それからは山頂に未練を残しつつも、高山植物などを写真に収めながらのんびりと下山し、14時過ぎには駐車場に到着、天人峡を目指す車中で娘は熟睡していたため駆け足で「羽衣の滝」を脳裏に納め、旭川で買い物をして17時にキャンプ場に戻りました。
途中、各地で滝のような土砂降りに合いましたが、キャンプ場周辺は雨を免れたようで、どこも乾いていました。昨夜同様花神楽で温泉につかり、ホッケ、カキの炭火焼に、ツブ貝の刺身を肴に、身体を動かし汗をかいたこともあり、メチャクチャ美味いビールとワインを味わうことが出来ました。
8月31日(金)曇/雨
完全貸切なので、ニセウ川の見える庭付き一戸建ても可能か?という位ゆとりのあるサイトに決定、大雨の中しばらく模様眺めをしていると、場内のスタッフの方が「炊事場の中にテントを張ってもいいよ」とのご好意。さすがに丁重に辞退し、そのうちに雨も小降りになったので設営開始、すると運良く雨も止み、風も吹いていなかったため、さして苦労もせずに済みました。
ここも出来たばかりなのか、施設はいずれも新しく清潔で、ログハウス風の管理等ではシャワーが使えるようでしたが、コインランドリーは無し。炊事棟にはトイレが併設されているタイプで、私たちはとても合理的で便利と感じましたが、人によっては気になるかもしれません。サイトは全て電源なし(利用したことがないので必要性は感じませんが)のオートのみですが、2000円と安めで芝生もふさふさ、これで場内にもう少し立木が植わり、温泉が近ければ満点かも。
車で約20分の「びらとり温泉」で身体を温め、小雨の中をキャンプ場に戻りビールと焼酎、なぜか鰹の刺身と、贅沢にもしゃぶしゃぶ用のラムでジンギスカン(でも安いです)。今回調理器具を新調したため、10年振り位でご飯に挑戦、鍋が厚いため炊飯器よりおいしく炊け、おまけに「おこげ」まで楽しめました。7〜8月は蛍が飛ぶ姿を見ることが出来るそうですが、この時期でしかも雨降りだったため無理でした。
9月 1日(土)快晴
一息ついてからキャンプ場に併設された、「せせらぎ水路」エリアで子供と散歩、大きなカタツムリをじっくりと観察したのは何十年ぶりでしょうか。娘は怖がることなく、長靴でジャブジャブとニセウ川の支流で川遊び、ついでに釣堀「仁世宇園」もちょこっと覗いてみました。
昼食はうどんで簡単に済ませ、のんびりしているうちに何組かのキャンパーが到着、昼寝をした後、昨日同様日高町まで買物、平取で温泉につかりました。これまた昨日とまったく同じメニューの夕飯を食べ、明日以降の大まかな予定を確認しなおしてから眠りにつきました
9月 2日(日)曇/雨
14時半には市場を後にし、えりも方面には買物をするところが少ないので市街地で食材を仕入れ、とうとう降り出した雨の中を16時過ぎに「えりも町百人浜オートキャンプ場」に到着しました。予想通り完全貸切で、初めて全てのサイトを吟味することが出来ましたが、意外とこじんまりしたサイトが多いことに気づきました。樹木が多いのでロケーションは最高ですが、タープは割り当てられたエリアからははみ出してしまいました。
徒歩3分程度の「高齢者センター(300円)」で身体を温めましたが、風雨のため今回のキャンプでは一番寒く、「着膨れだるま」になってビール、焼酎のお湯割り、牛タンのジンギスカン風で晩餐、味噌ラーメンで最期の〆をし、冷めないうちにテントに潜り込みました。
9月 3日(月)晴
一通り場内を探索すると、ここも施設は真新しく、芝生もふさふさ、オートサイトは隣との区切りに木や草を利用しているため雰囲気が良く、いいアイデアだと思いました。ただ、牧場が近いのでいわゆる「家畜のにおい」が流れてくるため、苦手な方は気になるかもしれません、私たちはすぐ慣れてしまいましたが・・・。
フリーサイトは駐車スペースが隣接しており、空いている時期ならばオート感覚で利用できそうなため、こちらに決定、これだけの施設でこの料金!?とその安さ(大人350円)にびっくり!今宵も貸切か、と思いつつ設営を済ませた頃もう一組が到着し、なんとなくホッとしました。
受付スタッフお勧めの養老牛温泉まで、20分くらい車を走らせましたが、それに見合ったすばらしさ、何時間でもつかっていたい気分になりましたが、料金もそれなりに高く、1回でキャンプ場2泊分かかってしまいました。(苦笑)
すでに暗くなってしまったキャンプ場に戻ると、なんと猫がごそごそやっており、すぐに追い払ったところで大失策に気づきました。今夜のメインディッシュ「まとう鯛の一夜干」をクーラーボックスの脇にしまい忘れていたのです!よく見ると逃げた猫と狐が取り合いをしているようでしたが、もはや後の祭り、用意した炭がむなしく月に照らされているだけでした。仕方がないので炭を起こすのを止め、ウィンナーをジンギスカン風に仕立てて、ビールと焼酎で寂しい夕食となりました。
9月 4日(火)晴
SATYの回転寿司で早めの昼食と買物を済ませ、納沙布岬で初めて快晴に恵まれたため、国後島を隅々まで眺めることが出来たのですが、こんなに近いのか!と改めて驚きました。ここで花咲ガニを仕入れ今度は野付半島へ。
花の盛りは過ぎていましたが、娘も元気に30分のお散歩、そろそろ夕方になってきたので、養老牛温泉に直行、18時半にキャンプ場に戻ると、もう一組も連泊のようで、食事の最中でした。残念ながら昨夜の雪辱「まとう鯛」が手にはいらなかったので、ホッケの炭火焼と花咲ガニを肴にビールと日本酒で乾杯!なぜか花咲ガニは2年連続でおいしくありませんでした。
9月 5日(水)曇/晴
9時過ぎに出発し羅臼の道の駅へ立ち寄ったものの、特に目ぼしいものが見当たらないため、近くのコンビニで食料を調達してそのまま相泊へ。ここで昼食タイムとし、1時間ほど海岸等を散策した後知床峠を越えて網走へ、真っ先に向かったところは「渡辺水産」。タラバガニを買い込み近くのスーパーへ食材の買物に行くと、いかにも「これからキャンプします!」といった買物をしている中学生の集団に遭遇し一抹の不安が・・・。
16時に「道立オホーツク公園てんとらんど」に到着すると迷わずフリーサイトを2泊分手続きして、テントが飛ばされそうになりながらも設営は終了しました。オホーツク海から強風が吹き上げていたため、実はタープを張ろうかどうか迷ったほどですが、てんとらんどの唯一の欠点は「風」ということになるかもしれません。(まあ、料金も高いですが)
受付で聞いたお勧めの温泉「ホテル網走湖荘(500円)」へ行きましたが、ハワイアンセンター?のような雰囲気(実際にハワイアンの曲が流れていた)と露天風呂のまん前が国道と線路で騒々しく興ざめでした。
キャンプ場に戻ると先程の中学生集団が21時ごろまで肝試しなどをして賑やか?でしたがバンガローに引きこもってからは静かにしてくれて一安心、タラバやホッケの夕食にありつきましたが、またもやカニの味が今ひとつ、今年はハズレなのか?!
9月 6日(木)晴
ところが途中で詳しく地図を見てみると一般車両通行止めの記載を発見、急遽近くのオンネトーに目標を切り替え、静かに佇む湖面をカメラに収めた後、網走に戻り回転寿司「ビックサン」で昼食としました。
昨日同様「渡辺水産」とスーパーに寄り、この日は脚の欠けたお買得品の毛がにを3バイ840円で手に入れ、キャンプ場に戻ると相変わらずの強風にさすがにウンザリ。昨年も利用した「網走ビューパークホテル」(割引-700円)で汗を流し、炭を起こして半身の鮭のチャンチャン焼きもどき?を食して美味!、さらに毛がには味噌もたっぷりでやっと満足の行く味でした。
9月 7日(金)曇/雨
9時にスタートし、昼前には愛別町の「きのこの里あいべつオートキャンプ場」に到着、受付を済ませると、どうやらまとまった雨が降る予報が出ているらしく、貸切が濃厚とのことでした。スタッフや警備の方がとても親切で、雨も考慮し管理棟直下の一番広いサイトを割り当ててくれましたが、通常のサイトではテントとタープを組み合わせて張るのに頭を悩ませそうな面積でした。
施設はまだ新しそうで管理棟やトイレ、炊事場も綺麗でしたが、生ビールの幟旗は数も多く場違いな感じが漂っており、何より閉口したのがオートサイトは国道から丸見えのため、大型トラックの走行音が夜通し耳につくことでした。フリーサイトを選択していれば緩和されるかもしれません。
予約をすれば翌朝焼きたてのパンが購入できるとのことでしたが、我々のためだけに焼いてもらうのは心苦しいのでパスし、雨の落ちてくる前に設営を済ませ、ラーメンとパンで昼食、隣接する「水遊びのエリア?」でしばらく遊んでいました。
1時間くらいで予報どおり雨が落ちてきたため遊びを切り上げ、車で15分ほどの協和温泉で身体を温めた後、パスタを茹で、ウィンナーのジンギスカン風?を頬張っている頃には雨脚がかなり強くなりましたが、風が吹かなかったので助かりました。本人たちは慣れたものでしたが、翌未明まで降り続いた雨に、夜間スタッフの方は随分と気をもんで下さったようでした。
9月 8日(土)雨/曇
実は出発前と1週間前に予約の電話を入れたときには満員でしたが、2日前の木曜日に確認をしたところキャンセルが発生、早速連泊の手続きをとりました。最終的にはいくつも空きサイトがあったので、直前のキャンセルは結構あるのかもしれません。昨年も利用したため、事前に割引券が送られてきており、休前日以外はサイト料は半額以下、温泉も割安で利用できるとのことでした。
指定されたサイトに設営を終え、場内をのんびりと散策するなどした後、町内で買物を済ませ早めに「黒松内温泉ぶなの森」につかり、ジンギスカン、ミートソースパスタ、地元のワインなどを楽しみました。
9月 9日(日)雨
日中は霧雨に変わりましたが、傘なしで遊べるというほどではなく、テント内で遊んでいるうちに女房と子供は寝てしまいました。手持ぶたさになってしまったので、久しぶりに1時間ほどブナ林や見晴台?、温泉周辺をランニングして時間をつぶしていました。ひと汗かいてテントに戻ってみると、二人とも既に目覚めていたので、昨日同様温泉に入り、ジンギスカンやパスタをつまみに、結果的に北海道最終になる夜は更けていきました。
9月10日(月)〜11日(火)雨/豪
小雨の中撤収を完了し、10時にスタート、12時半には順調に函館に到着、フェリーの出航までは時間があるため、ターミナルビルの食堂でそばや牛タンなどを食べ、大間港に15時半に到着した頃には曇空になっていました。
ここから欲を出して新婚当初訪れたことのある、寒立馬の放牧されている青森県の尻屋崎を訪れましたが、当時と違ってゲートが設けられており、17時の閉門に間に合いませんでした。残念ですが岬からの眺望は後日の楽しみに取っておき、八戸から高速道路に乗る頃には雨が再び降り始め、途中土砂降りの中を休み休み翌朝の5時半までかかって自宅に帰り着きました。