1999年 北海道キャンプ旅行 - 綿貫孝之さん

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綿貫孝之さんのプロフィ−ル | 1999年 北海道キャンプ旅行 | 2000年 | 2001年 | 2002年
2年ぶりの北海道の印象としては、 などです。
■ キャンプ期間 1999年7月19日〜7月29日
このページの内容
日程、天気、利用したキャンプ場
キャンプ日記
参考ページ
サイバーフレンド
サイバーフレンドの ・・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

【キャンプ場】  しれとこ自然村 丸瀬布いこいの森キャンプ場  当麻スポーツランドキャンプ場  美瑛自然の村キャンプ場 

日程、天気、利用したキャンプ場
天気キャンプ場こだわりキャンプ術のガイド
7月19日(月)(フェリー)
7月20日(火)(フェリー)
7月21日(水)しれとこ自然村
7月22日(木)晴、曇丸瀬布いこいの森キャンプ場
7月23日(金)晴、曇、後雨当麻スポーツランドキャンプ場
7月24日(土)曇、雨
7月25日(日)美瑛自然の村キャンプ場ガイド 写真集
7月26日(月) 〃
7月27日(火) 〃
7月28日(水)晴、曇(フェリー)
7月29日(木)(帰宅)

7月19日(月)(フェリー)

いよいよ出発の日である。6時に帰宅し荷物を積み込む。夕食をとり有明のフェリー乗り場へ行くともう臼井一家が来ていて再会を喜ぶ。乗船手続きを済ませ臼井家との別れを惜しみつつ乗船。定刻どうりに出航。

今回の家族の合言葉は、「ケガをしない」である。

7月20日(火)(フェリー)

フェリーは意外とすいている。がそんな中で、清水から来たというT家と知り合う。
家族構成は私たちより少し上の両親と、小5、2の♀ということで、うちの娘と同級ということもありいろいろ話をする。
帰りは、29日発苫小牧で、前半は、和琴のキャンプ場で、後半は、美瑛自然の村に泊るとの事。こちらも24日には旭川の寺沢家に泊めてもらう予定なので、25、6日に美瑛で会う約束をする。

7月21日(水)【キャンプ場】 しれとこ自然村

釧路に定刻に入港し、下船後T家と共に和商市場へ行く。とりあえずイクラやウニのどんぶりを作ってもらい皆で食べる。おいしいの一言。

その後夕食などの材料を買い、細岡の展望台へと行く。駐車場に車を止め少し歩くと展望台へ。Tご主人(過去下見名目で、1人で2回渡道したらしい)いわく、“こんなに湿原がよく見えたのは初めてだ”というぐらいの眺めでした。快晴だが、木陰は涼しくやはり釧路なんだなと思う。

細岡をあとにし、1時間程で多和平へ。山はもやの為よく見えないが、やはりいつ来ても気持ちの良いところである。が、やはりここまで来ると暑い。

我が家はここで昼食を取るが,T家は、朝食べ過ぎたとのことなので、もう少し行ってから食べるとのこと。ここで和琴に行くというT家と美瑛での再開を約束し別れる。 こちらは、知床を目指す。これは最後まで感じたことだが、やけに道路工事が多い。 羅臼に近づき、今日のキャンプ場をどうしようか考えるが、前回行って鹿の現れた町立林間キャンプ場にするか、ウトロに新しくできたという、しれとこ自然村にするか悩む。ウトロに行けば釣りはできないし、とりあえず私が、知西別川で釣りをしてみることにする。その間子供たちはセセキの湯に行く事にする。

海岸少し上の橋から川に降り、北海道第1投目。オショロコマ相手とはいえやはりうれしい。数投目きた。 小さいが、やはりきれいな魚である。
その後も、ぼちぼちではあるが釣れる。が以前来た時サイズの良いのが出た魚道では反応が無い。約束の時間が近づいてきたところで、やっと22cm程のをヒット。 キープしジプロックに入れ無線で連絡を入れ迎えに来てもらう。子供たちに魚を見せリリースする。結局これ以上オショロコマを釣っても仕方が無いので、ウトロに行くことにする。セセキに行く途中かなり鹿を見れたそうである。

ウトロの街中で買出しをして、キャンプ場へ行く。
受付をして外に出てみると、子供たちが騒いでいる。なんとキャンプサイトの中央で鹿が草を食べている。 テントが7、8張ってあり人もいるのに悠々と食べている。その後テントを張り、夕日を見ながら食事をしている間もずっと食べていた。

その後キャンプ場内にある温泉に行く。清潔で、時間によってはすばらしい眺めのはずだ。

7月22日(木)晴、曇【キャンプ場】 丸瀬布いこいの森キャンプ場

朝食を取り、急いで撤収、昨日電話で調べてあった知床周遊船に乗りに行く。 もうかなりのバスなどの団体が来ていて、海から見る知床の断崖は絶景で、圧倒されてしまった。が、子供たちは、景色より船内で売っているお菓子のほうに興味があるようだった。

下船後、次のキャンプ地のある丸瀬布を目指す。途中斜里のいつもの店で、いもだんご、牛乳などを食べる。ここはいつ来てもまったく変わっていない。

丸瀬布に着き、私は早々といつもの橋から川へ。子供たちは、買出しに行く。
釣り始めるが、出てくるのは小さいアメマスのみ。以前と流れも変わっていて(あたりまえか)以前そこそこのサイズをヒットさせたポイントも無くなっていた。そうこうするうち、約束の時間が近づいてきたので、小さいが1匹キープをしているうち、無線で迎えに来たというので、川から上がる。

丸瀬布いこいの森キャンプ場≪川沿いのSLの走る場内には遊具も多く昆虫館も目の前にある為子供連れには楽しめる≫に行き、まず、魚をリリースし、テントを張る。

この日は、知的障害者の方々の団体がいてカラオケなどをしてかなりうるさかったが、皆楽しんでいるようだったし、夜には早くに静かになりそんなに気にはならなかった。

夕食後、子供たちが丸瀬布の道の駅で買ってきたという木の飛行機のキットを作ったりしてのんびり過ごした後、キャンプ場の前に新しくできたという町営温泉に行く。

明日はだんだん天気も崩れそうなので、早めに黒岳に登ることにする。

7月23日(金)晴、曇、後雨【キャンプ場】 当麻スポーツランドキャンプ場

朝早く起き川へ。昨日より上流に入ろうと車を走らせるが途中で夜間通行止めのバリケードがしてありどうしようか考えていると、後ろからきたトラックが、バリケードを動かし入っていこうとするので、話をすると営林署に頼まれた仕事に行くとの事。
釣りの話をすると支流にはたくさんいるというが、熊もたくさんいると笑っていうが、遠慮して本流の良いところはないかたずねるとついてこいというのでトラックの後について行く。

しばらく行くとトラックが止まりこの辺が良いのではと、かわをみる。確かによさそうである。お礼を言い別れ、入渓出来そうなところを見つけながら川を下ると駐車スペースがあり何とか降りれそうなので車を止め川へ降りる。

川は、滑川で所々に淵があるような流れだ。まず、ドライフライを流して行くと、昨日と同サイズがそこそこ釣れてくるが、今一ついいサイズが出ない。林道へ上がる場所も限られているし、時間もそろそろ子供たちが起きるころだし、ちょうど林道へ上がるのによさそうな所にきたので、この淵をやったら上がろうと決めドライを流すがまったく反応が無い。

上がろうと思ったが、最後にウエットに変え大石の脇にフライを沈める。数投目、リーダーの動きが止まった。合せると今までに無い引き。27cmのアメマスだった。キープし急いでキャンプ場へ戻り子供たちに見せる。その後、リリース。健は、最初の魚を見せたときから食べたがっているが、梓が反対するので食べられない。

朝食後、層雲峡を目指す。駐車場に車を入れ、ロープーウエーで黒岳5合目へ。降りるともうそこで数匹のシマリスに出迎えられる。そこからはリフトで7合目へ。
後は徒歩で頂上を目指すが、途中雨で合羽を着たり、瑞樹が調子が悪いらしくいつものペースで無いので、断念しようかとも思ったが、リスが出て来たり、雨もたいしたことがないし、咲き乱れる花もきれいだし、何とかがんばって頂上に着く。

頂上は風が強く汗まみれの体には寒かったが、私達はその雄大な景色に見とれ、子供たちはシマリスに夢中で山を降りるのが、非常に惜しまれた。下りは快調なペースで降りれロープーウエー乗り場で昼食をとっていると土砂降りの雨が降ってきた。あと少し下りるのが遅かったら皆びしょぬれで大変だったと思う。

車に戻り今日はどこに泊ろうか考えるが、以前行ったパピヨンシャトーのある当麻スポーツランドキャンプ場≪1面芝生で面積はかなり広いがほとんどが斜面の為テントを張る場所は意外に少ないまた旭川から近い為週末などは結構うるさそう≫がなかなか良さそうだったのでそこに決める。

行く途中、当麻からなら深川も近いので来る前に調べておいた“SLすずらん号”に乗れないかと、深川駅に電話をすると、明日深川発は、2座席空いているというので予約する。

キャンプ場に着き、受付をするが、天気も悪いし、キャビンの値段を見てこの日はキャビンを借りることにする。 テントを張らないというだけで相当労働から開放される。

子供たちはキャンプ場内の池などで遊んでいる。こちらは、デッキに椅子を出しゆっくりビールを飲む。夕方になりキャンプ場前の温泉(?)に行き入浴及び夕食をとる。係りの人に聞くと二股温泉から湯を運んでいるとの事でした。

7月24日(土)曇、雨

11時までに深川まで行かなくてはならないのに、梓がどうしてもパピヨンシャトーが見たいというので、9時の開館時間まで待ち見学する。
ここも小学生くらいまでの子供には、とても楽しいと思う。世界中のいろいろな昆虫の展示、生きた蝶やくわがた、タガメ等の水棲昆虫も観察でき大人も楽しめる。

9時半急いで出発。道央道を通り深川へ。
駅はすずらん1色のようである。切符、入場券を買いホームへ行きしばらくするとSLが力強く入ってきた。子供たちはその迫力に圧倒されているようである。
皆を見送り急いで車に戻り、SLを追いかける。カーナビの地図からSLと接触できそうなところに先回りをしてビデオを撮り、また追いかける。周りにも同じような車が結構走っている。

そんなことをしているうちあっという間に目的の明日萌駅に着いてしまった。駅は観光客だらけで店も多数出ていたので、軽く昼食を取る。

その後近くにある北竜のヒマワリを見に行く。まだ5分咲きぐらいだがとてもきれいでした。 そこから今晩泊めてもらう予定の友人宅に電話をすると昼も食べずに待っているというので急いで旭川へ向かう。再会を喜び合いすぐにジンギスカンバーべキュー。肉もビールもおいしく話も弾みました。

7月25日(日)【キャンプ場】 美瑛自然の村キャンプ場

友人家族と別れを惜しみつつ、富良野を目指し出発。すぐに国道沿いに道立木と暮らしの情報館という所で何かイベントをやっているのを発見。Uターンして行ってみることにする。 木工品の展示や、自分で作る木のおもちゃ、などが売っていて、小さなログハウスと、おもちゃを買わされてしまった。

美瑛を過ぎ、とりあえずハイランドフラノに行きラベンダーを見ながらバーベキューをすることにするが、日曜日の為道がかなり混んでいて思ったより時間がかかり子供たちは不満そう。
着くと今までで1番混んでいたが、すぐに席に着け昼食をとる。子供たちはすぐにとんぼを採って遊んでいる。ここのとんぼはかなり弱っていていつ来ても指を立てていれば留ってくるほどである。

上富良野で買出しをして、美瑛自然の村キャンプ場へ行く。
受付でT家が来ているか尋ねるがまだ来ていないとの事。テントをどこに張ろうかと場内をいろいろ見るが炊事場のあるところにはほとんどキャビンが建っていて、1つだけあるサイトにはもうすでにかなりのテントが張ってあるので、便所も何も無いところにテントを張り、夕食後、吹上温泉の白銀荘に行く。
宿は最近建てたらしく、温泉も男女内、露天、水着ではいるちょっとした温泉プールがあり、黙っていれば子供たちはいくらでも入っていそうであった。

7月26日(月)【キャンプ場】 美瑛自然の村キャンプ場

T家に会っていないので、連泊は決まっているので楽である。とりあえず望岳台に行ってみる。
そこには1周1キロほどの自然探索路があるので行ってみる。ここにはシマリス、ナキウサギがいるというので静かに歩いて行く。まず最初に私が、シマリスを見つけたが、あっという間に岩陰に隠れてしまった。その後男組み3人はどんどん進むが、女組み2人はぜんぜんこないので先に行くことに。探索路を出てかなりたってから出てきた2人は、ナキウサギが見れたとうれしそうに話している。思っていたより小さく、色も枯れた松の葉の色と同じよほど注意深く見ていないとわからないらしい。

その後どうしようかと思ったが、たしか熱気球等の企画をしているところがあったと思い電話をしてみると、朝、晩だけというので、近くで乗馬のできるところを聞くとあるというので、電話番号を聞き電話をするとすぐ乗れるとの事なので、行くことに。
着いてまず、子供たちを引き馬に乗せる。その後親は30分のレッスンを受けることにする。引き馬後、梓もレッスンも受けたいというので、いっしょに受ける。2年ぶりの乗馬はとても気持ちが良かった。

昼食後、子供が寝たので私は川へ。この川は虹鱒だ。数年前大物をばらしたところだ。ドライを流す。20cm程を数匹ヒット。そして例のポイントに。とりあえずドライを流す。ヒット。だが先ほどまでと同サイズだ。フライをウエットに変える。何度も流すが反応が無い。今日は留守とあきらめ車に戻る。車を止めた近くでヒット。梓を呼び取り込ませてあげる。

その後麓郷のジャム園に行き試食。子供たちはおいしそうにたくさん食べている。

また上富良野で買出しをしてキャンプ場に戻る途中、キタキツネを見つけ車を止めようとすると、対向車も同じよう車を止めた。何とT家であった。再会、キタキツネに遭えたことを喜んだ。

T家はテントを我々のテントの横に張りこれから美瑛まで買出しに行き途中だという。 いったんそこで別れ、我々は、夕食後または白銀荘の温泉に行き戻ってみるとT家は、夕食の最中で、その後子供たちは、我々しかテントの張っていないサイト、テントの中で遊び、親は、ビール、ワインで盛り上がった。

7月27日(火)【キャンプ場】 美瑛自然の村キャンプ場

T家と今日の予定をお互い話、こちらはとりあえず、また、梓の希望で望岳台へ行くことに。
昨日とは逆周りで進む。途中であった人がこの先でナキウサギが見れたというので、鳴き声を求め進む。
キュン、キュンという声が近くから聞こえる。が姿は見えない。かなりの時間その周辺で粘って、待っているとチョロチョロっと1瞬見えた。それからしばらくしてまた姿をあらわした。今度はビデオにも撮れた。

満足して美瑛の丘へ行く。そこには大きな駐車場ができ、バスが何台も来ていた。が、美しい景色自体は昔のままでした。

おなかもすいたので、深山峠の富良野地ビールの飲める店で昼食。おいしいビールでした。

その後、旭岳ビジターセンターへ皆は行き、私は忠別川で釣りをしようと思いましたが、川が濁っていたので、仕方なく途中の支流で釣りをすることにして、ピウケナイ川で車を降り川へ。
流れを見ると、大物の気配がして期待も高まったが、結果は、ドライ、ウエット共にまったく反応無し。 そして時間が来て迎えの車が来てしまいました。
ビジターセンターはというと、いろいろ展示してあり面白かったとのことです。

美瑛で買出しをし、また白銀荘へ。その後望岳台で夕日を見てキャンプ場へ。戻るともうT家は戻っていて、2女がもう一度いっしょに温泉に行こうとさわいでいたが、結局、夕食が終わるころには、入浴時間を過ぎていて、内心ほっとした。

7月28日(水)晴、曇(フェリー)

いよいよ最終日。

美瑛川のいつもの橋から釣るが水量が多くポイントが少ない。出るのも小さい魚ばかり。 あきらめ林道へ出ようと思うが、すぐ横にあるとばかり思っていた林道が無い。行けども行けども藪である。15分ほどやっと電柱が見えほっとする。

今日は朝から晴れている。撤収日和である。朝食後、もう1泊するT家と再会を約束し、遊びに行くのを見送り撤収。
十勝港を目指す。カーナビに到着予定時刻が出るので、このまま行けば2時前には着けそうだ。 余裕があるので空知川で釣りをすることに。
子供たちが遊べるところがあるところで、川に降りる。とても澄んだ流れだ。瀬で小さいのが出た。 そして一番期待できそうな合流のポイントをひつこく責めるが、流れが複雑でフライがうまく流れない。 何投目か、流れに乗った。出た。ヒット。流れが太いのでかなりの引きである。やっと取り込むと25cmのアメマス。また同じ流れに乗せるとまた出たが、合せられず、もう顔を出してはくれなかった。しばらくしてラフティングツアーのグループが来たので、これで北海道の釣りも終わりである。

昼食をとり途中愛国駅に寄り、一路十勝港へ。無事時間どうり到着。

乗船してみると、来たとき以上にすいている。

7月29日(木)

定刻に有明到着、今回の目標だったケガもせず無事帰れた事が1番だったと思います。
Friday, 18-Jul-2014 06:17:03 JST