2001年 北海道キャンプ旅行 - 綿貫孝之さん

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綿貫孝之さんのプロフィ−ル | 1999年 北海道キャンプ旅行 | 2000年 | 2001年 | 2002年
掲示板のおかげで実現した、西村,Goro、れもん、各ファミリーとの楽しかった出会い。
早いもので北海道から帰って来てもう一月以上、Goroさん、れもんさんに刺激され、今年は何ともう書き上げました。
■ キャンプ期間 2001年7月20日〜7月31日
このページの内容
日程、天気、利用したキャンプ場
キャンプ日記
最後に ・・
参考ページ
サイバーフレンド
サイバーフレンドの ・・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

【キャンプ場】  久種湖畔キャンプ場  森林公園びふかアイランド  美瑛自然の村キャンプ場  湯本温泉野営場

日程、天気、利用したキャンプ場
天気キャンプ場こだわりキャンプ術のガイド
7月20日(金)(フェリー)
7月21日(土)久種湖畔キャンプ場
7月22日(日)霧雨、曇 〃
7月23日(月)晴、曇のち雨森林公園びふかアイランド
7月24日(火)曇のち雨 〃
7月25日(水)曇時々雨 〃
7月26日(木)曇時々晴、雨美瑛自然の村キャンプ場ガイド 写真集
7月27日(金) 〃
7月28日(土)湯本温泉野営場
7月29日(日)曇、晴 〃
7月30日(月)曇、雨(フェリー)
7月31日(火)晴、曇(帰宅)

7月20日(金)(フェリー)

船長室にて船長室にて
朝2時起床、昨夜積んだ荷物をもう一度チェックし子供達も詰め込み一路新潟を目指し関越をひた走る。 関越トンネルのあたりから周りが明るくなってくる。 魚野川が見える頃にはすっかり明るくなってきた。 7時頃には無事新潟に着く。昨年も来ているので余裕でとりあえず新潟駅へ。 駅弁やら、パンその他食糧を買い込み、さあフェリー乗り場へ、ところがなんか違う、私達は佐渡に行くんじゃない。 とほほの間違い、気を取り直し北海道への乗り場に。

妻と子供に乗船手続きに行かせ、横浜からずっと運転してきたんだからと、朝っぱらからビール、そして船に持って行くものなどを整理する。 すると無い、ビデオの充電器が。いくら見つけても無いものは無い。 やけくそでまたビールを開け、同じ船に乗る予定の西村さんの車を見つけるが、まだ来ていないようだ。 そうこうするうちにそれらしき車を発見。 運転手に、西村さん?と聞くと大当たり。 今回も部屋はスイート取っていたんで部屋番号を教えていよいよ乗船。 部屋に入り片づけがちょうど終わった頃西村家が部屋に。 すぐにビールで乾杯。両家の子供達も次第に打ち解け勝手に遊び出し、親は宴たけなわ、とそこへ船長室見学のおよびがかかる。 最初係りの人はあまりの人数に戸惑っていたが(定員2名の所に9人)何とかお願いして皆で船長室へ。 記念写真を撮ってもらったりして、その後子供達は船内の探検に行ったり、親は話に花が咲きビールがどんどん減って行く。 等と、西村家のおかげで楽しい船旅が出来ました。

7月21日(土)【キャンプ場】 礼文島・久種湖キャンプ場

定刻、フェリーは小樽に着く。ここで小樽の市場に行くと言う西村家とはお別れ。 我が家は最後まで悩んでいたが、礼文島を目指す事に。道央道を北を目指す。 深川で高速を降り一般道を留萌へ。そこからは快適な海沿いの道を行くと大きな風車が。 それもいくつも、何箇所にも。そう、風力発電の施設でなんとも不思議な光景。 天塩町で国道を離れ道道へ、海沿いを行き途中サロベツ原生花園に。 天気が良く、時期ももう少し早ければ等と嘆いても仕方ない。 妻と子供達は木道を散策させといて私はもう時間も8時を過ぎたので、礼文島へのフェリーの状況を聞くともう予約は受け付けられないがまず大丈夫という。 直接乗り場に来てくれとのこと。 まだこの時点で車を持っていくか実は悩んでたりしてこんなんで大丈夫か? まあ何にしてもフェリーの時間が10:50なのでなるべく早く行った方が良さそうである。 出発して妻とも相談、車を持っていかない=宿を取らねばならない、だけどフェリー代はめちゃ高い。 悩んでいるうちに稚内に着く。結局車は持って行く事に。

また2時間の船旅、船内は空いていて、バイクを港においてきたと言うカップル?と話す。 本当に泊まりたかった宿はいっぱいで取れなかったとのこと。 車もってきて良かった。また、港の近くの店のうに丼が美味しいなど情報をもらう。 下船後すぐにその店に行ってみる。結構混んでいる。 注文していると先ほどの人たちも店には行って来ました。 そしていよいように丼の登場。おいし〜い、大満足で店を出る。

さあどうしようか、小さい島だし、キャンプ場も2ヶ所しかない。 とりあえづテントを張ろうと言う事で、まず近い方の緑ヶ丘キャンプ場へ。 見ると谷間にはさまれていて狭そうに感じたので船泊の久種湖キャンプ場へ。 広々していて、久種湖も目の前、施設も新しそうということでここに決定。 受付をして、そう言えばたしか利尻ではアメマスが釣れるとなんかの本で見たなと思い出し、礼文にもいるんじゃないかとだめもとで聞いてみると近くの川で釣れるとのこと。 設営を済ませ私は川へ、妻と子供は近くの海岸へ。 そこそこ釣れては来るが小さいのばかり。でもここで釣りが出来るとは思っていなかったんで満足。 その後妻たちと合流、近くの海岸で貝を拾ったりして遊んできたようだ。 小さい穴の空いた貝殻を沢山拾ってきた。この穴はヒトデ?

買出しをしてキャンプ場に戻ると風がすごい。隣にテントを張っていた家族は、ポールを折ってしまったといっていた。 軟弱な我が家はすぐに外食に決定。 街に食堂はあるかなと見に行くと、すぐに発見。 礼文のガイドにも出ていたホッケのチャンチャン焼きの看板に誘われ入る。 と、座敷に一人のオジさんが寝ている。

バンガロ−にて地元の人とバンガロ−にて地元の人と
私達に気づき、主人は買い物に行っていてすぐ戻るから上がってなよ、と言う。 この人は?と思いながらも店はこぎれいなので上がってメニューを見ていると、 女主人が帰ってきた。チャンチャン焼き他を注文する。 ホットプレートで焼くこれがおいしい。ホッケにこんな食べ方があったんだ。 その後女主人といろいろ話、キャンプしてると言うと、今うちのがバンガローで同窓会してるわよ。 後で行ってみれば。とのこと。来たとき寝ていたオジさんもその仲間らしい。

せっかくだからと、キャンプ場に戻り子供達は勝手に遊んでいるので行ってみる事に。 缶ビールを片手に一番奥にいくつかあるあるバンガローを一つづつ覗いて行くと、 ドア開けっぱなしで10人程で盛り上がっているおじさん、おばさんグループを発見。 良く見るとさっき店で寝ていたおじさんもいる。エ〜先ほど食堂で〜と言うや否や、 よくきた、さー上がれと言った感じでいつのまにか輪の中に。 聞けば、皆小学校の同級生で60才を記念しての集まりで島内外から集まったとのこと。 すぐまたさっきと同じホットプレートが出てきてチャンチャン焼きを食べビールを飲み、 いつの間に来たのか子供達を寝かせつけた私の妻まで加わり最初の夜は盛り上がったのでした。

反省: 初日からほとんど地名もでない、どこを見たわけでもない、それなのに何でこんなに長くなってしまうんだ?

7月22日(日)霧雨、曇【キャンプ場】 礼文島・久種湖キャンプ場

朝起き、とりあえづ昨日のお礼を言いにバンガローに行く、と、何とおじさん達はもうビールを飲んでいた。 北国の人達はすごいなどと思いつつ、やっと礼文島見物に。

まずはスコトン岬だと行ってみるが霧雨でなにも見えない。 じゃあと、次は鉄府だと車を走らせていると、前から見たような二人連れが。 フェリーで一緒だった人達で4時間コースを歩いてるとのことでした。 鉄府もなにも無く金田ノ岬へ。この先の海岸であざらしの群れを発見。 30頭以上はいそうで、寝転んでるもの、泳ぎまわってるものありで、もうこうなると子供達が夢中で離れない。 見ていて飽きないが子供達には負ける。 今度は南だと、香深を超え、島縦断するのに30分奮部へ。 ここで少し海岸を歩くが利尻は霧の中。 気を取り直してメノウ浜へ。なんだかここは観光地っぽいな、店がいっぱい出てる。 とど肉、うに、それにビール、とりあえずそこいらを回ってきて、妻と子供はメノウ石を見つけに海岸に下りていく。 私は一人さっきの店に戻り、ここから先が通行止めになった理由など話しながら、色々あるつまみとビール。 と、そのうち手にメノウ石を握りしめた子供達が帰ってきた。 少し食べるとまた海岸に行ってしまった。

さてこれからどうしようと考えるが、礼文林道に行きたかったが、昨日ちらりと見た桜ヶ丘公園側の入り口が相当狭そうだったのでどうしようかと思ったが、聞けば大丈夫とのことで行く事に。 香深に戻る途中を左に折れる。まあ何とか行けそうだ。 スピードが出せないので(妻の運転と言う事もあるが)周りに咲いている花が良く見える。 レブンユキノソウの群生地を妻と子供で見に行っている間に私は自転車を降ろす。 今回は本当は4台積んでこようと思ったが、リアゲートの開け閉めが非常に重いので、私の分だけ積んできていた。 戻ってきた妻は一杯咲いていてすごくきれいだったとやや興奮気味。 ここから私が自転車で先導。もうほとんど下りで転びそうになりながらも、何とか無事桜ヶ丘公園に。 ここでまた自転車を車に積みこみすぐ近くの水中公園に。 どんな所かと思って行ってみると、要するに潮溜りのようなもの。 うにが一匹見れただけでした。

その後来るときに気になっていた川へ。行くとちょうど釣り終えてきた親子連れが。 いくらでもいるよと言う。子供達にもやらせるが、出るが合わせられない。 しばらくやらせるがだめなので私一人上流へ。が釣れてくるのはチビばかり。 が、確かに数はすごい。今まで人が釣っていたとは思えない。 朝一で入れば多分もう少し大きいのも出るんだろうなと思いつつのぼっていく。 そして何とか一匹まずまずのサイズが。リリースしようか悩んだが子供の顔が。 そしてこの豊富な川。キープして車に戻ると海岸に行っていると思っていた車が。 すぐ戻ると思い待っていたようである。 じゃあもう一度子供達にもということでやらせる。 何度もやるがなかなかポイントに入らない。やっとポイントにフライが、出た。 長男がまずゲット。次に次男、こちらもなかなか思った所へ行かなかったが、 何とか一匹ゲット。と、ここでやめキャンプ場へ戻る。
途中高山植物園による。私は明日のフェリーが心配なんで、8:45を電話で予約。 今日は風も無いんで外で夕食、自分達で釣ったアメマスを子供達は美味しそうに食べている。 そしてまた今日もホッケ、でも今日は一夜干し、これもおいしかった。

7月23日(月) 晴、曇のち雨【キャンプ場】 森林公園びふかアイランド

キャンプ場横展望台よりキャンプ場横展望台より
朝起きると、空が青い。やっと晴れ間が。子供達はキャンプ場横の展望台へ。 戻ってくると島が見え、海がすごくきれいだと言っている。 朝食をとり、撤収準備も終え、今度は皆で展望台へ。遥かかなたにはやっと利尻富士も。 そして本当に海の色も昨日までとは全く違う。やはりこうでなくては。
フェリー上より利尻富士

まだ時間も早いので昨日あざらしを見たところへ。同じようにいました。 子供達はまだまだ見たそうでしたがフェリーの時間もあるので港へ。 皆を土産物屋の前に降ろし、上船場に車を止め一人うろうろしていると、なんとまた会ってしまいました例の二人連れ。 いろいろ島内でのことを話していると、上船時間も近づき我が家と、二人連れは最後尾に並ぶ事に。 何しろ観光バスがこの船にほんとにこんなに乗るの、と言ったほどの込み具合で、船上は大混雑。それでも何とか居場所を見つけ外に座る。 子供はカモメと戯れ、親は最後に姿を見せてくれだんだん小さくなって行く、利尻富士(今にして思えば晴れ間も)に別れを惜しみながらビールを飲んでいるのでした。

下船後、日本最北端の地、宗谷岬へ。記念撮影後昼食にしようか悩むが、あまりに観光地、ということと、この先それなりの街もあるのでやめる。 これは後に、やはりあそこで食べとけば良かったということになる。

今日の目的地はトロッコ王国のある美深である。 オホーツク海沿いの国道をひたすら東南へ車を進める。 が、ない。街中にも、道沿いにも食べる所が全く無い。 途中道の駅を発見、喜びもつかの間今日は貸切ですとのこと。 結局枝幸まで来てしまった。そしてやっと道の駅。そして昼食。やれやれ。 ここで、毛蟹、またまたホッケなどを買い海と分れ内陸方面に。

先ほどから曇り空にはなってはいたが、前方には暗雲がたちこめている。 iモードで調べても全道的に悪いので予定どうり美深を目指す。 途中からやはり雨が降り出した。電話でトロッコ王国に天気を聞くと今は降っていませんよ、 との希望的答えが返ってきたので、とりあえずキャンプ場をのぞき、結構良さそうだし、バンガローもあるので、王国へ。 美深を過ぎたあたりから雨も小雨になってきて着いたときにはやんでいた。 係りのおじさんと話をすると大丈夫じゃないのとは言ってはいるが、空は? 天気予報では明日の方が良さそうだし、美深に泊まるんだしと言う事で、キャンプ場へ向かう。と、すぐに雨がまた降り出した。やめて良かった。

美深の町で買出しをすませ、美深アイランドキャンプ場へ。 雨も相当強くなっていて、受付でコテージは空いてるか聞くと管理はすぐ前の温泉です、と言うんでなんだか良く分らないが行って聞くといっぱいです、と冷たい言葉。 こうなるとしかたが無いテントを張るしかない。 雨のたまらなそうな所を見つけ、カッパを着てあっという間に設営完了、とまでは行かないまでも結構早くできたんであまり濡れずやれやれで、炭に火をつけ、まずはビール。
今まで書かなかったが、何しろ今年の北海道は寒かった。 いつもなら荷物の中にフリースの1枚ぐらいは入れていくが今までの経験から、今年に限って省いてしまったのである。 で、炭火にあたりながらのビール、と言うのが今年の夜のサイトでの定番となってしまった。

夕食後、目の前の温泉に行き明日の天気を期待しつつ就寝。

7月24日(火) 曇のち雨【キャンプ場】 森林公園びふかアイランド

トロッコ王国にて
朝起きると雨がやんでると言う事で朝食後、トロッコ王国へ。 近づくにつれ薄日も。そして王国へ到着。 ここは「全国一」の赤字路線として1985年に廃線になった「旧国鉄・美幸線」が、トロッコ鉄線として復活。 コースは渓流の上を通過する鉄橋や、林のトンネルを潜り抜けながら、約5キロの区間を時速20キロでのんびりと進みます。 受付をして説明を聞く。なんだか大人の私までワクワクしてきてしまう。
さあ出発、乗り心地はお世辞にもいいとは言えない。 でも爽快である。風が気持ち良い。スピードを少し出すと娘が怒る。 鉄橋を渡り、森の中へ、ワァ、顔にくもの巣が。 皆で騒ぎながら、とことこ、いやごとごとと終点につく。 ここで、前輪を機械で持ち上げ、後輪をてこの原理で持ち上げUターン。 これを全て自分達でやる。ここには係りの人はいない。 そしてまた今きたところを戻る。同じ所などで行きよりはおもしろくないが、途中で止めて降りてみたり、スピードを出したりでいつの間にやら王国へ。 短い時間でしたが非常に楽しめました。

その後来る途中見ていて良さそうだった道沿いの川で釣りをすることに。 雨で結構水量があるので、ルアーとフライ両方を出す。 フライを岸沿いに流すが反応無し。子供達にもやらせる。 ルアーも投げてみるがこちらも反応無し。それでも子供達は無心にやっている。 私は、あっちで絡まり、こっちで絡まりでてんやわんやでした。

キャンプ場に戻りパークゴルフをしようと戻ると雨がまた降り出してしまった。 移動か?と言うのも脳裏をよぎるがこの雨の中の撤収を考えると? 隣接した道の駅で昼食を取り受付のお兄さんに雨でも遊べる所は無いか、と聞くとパチンコ屋しかないんじゃないという。 しかたが無いので町に行けば体育館でもあり卓球でも出来るんでは、と言う事でまた街へ戻り体育館を発見。 職員と話すとやらせてくれるという。 ということで、何でここまできて卓球と言う感じの私、楽しそうにやっている子供。 結局はよい汗を流せたと言う事で良しとしましょう。

7月25日(水) 曇時々雨【キャンプ場】 森林公園びふかアイランド

朝起きると今日も雨はやんでる、急いで朝食をとりテントなどを乾かせるようして、キャンプ場横のパークゴルフ場へ。皆はじめてのパークゴルフ。 子供達は最初は夢中でボールを打っている、それ以上に親も夢中に。 スコアはと言えば、・・・・でもハーフ9ホールぐらいまでは子供達は集中できていた。 が、それを過ぎる頃からだんだんいらいらしてきたのか、ぶすっとなってきた。 まあ何とかなだめすかせ、18ホールを回った。結構楽しめました。

サイトに戻るとテントなど結構乾いていて、撤収。 さてこれからどこへ行こう。地図を見てとりあえず朱鞠内湖へ。 湖少し手前を国道を外れダートの道へ。途中よい川がないかみながら行く。 途中橋があり良さそうなので少しやってみることに、が釣れてくるのはチビアメマス。 そのうち雷が鳴り出したので車に戻る、と、待っていたとばかり雨が。 朱鞠内湖のキャンプ場につく頃には大雨に。 泊まらないまでも見るだけでもと思っていたが、それもあきらめ、本当にこれからどうしよう状況。

もうこれは昨年もお世話になった友人のT家(旭川市内で友人の御両親と妹夫婦が隣同士で住んでいて友人は札幌在住、いくときは1,2日前には連絡しろといわれていた)しかないと悪いとは思いながらも、電話すると、快くOK、待ってますとのこと。旭川を目指す。
途中幌加内の道の駅で昼食をとろうと思い入ると、何と休み。 仕方なく車を走らせるとあたり一面そば畑、こんなに広いのははじめて見た。 街中に入りそば屋を発見。車を止め入り注文する。さあ私はビールでもと思ったら、無い。・・・・でもそばは本当に美味しかった。これでT家への土産は決定。 街を出ても広大なそば畑が、ここまで来れば旭川まであと少し。 少し時間が早いので道沿いにあった公園で時間を調整し、T家に到着。
再開を喜ぶまもなく、子供達は妹の子供と公園に遊びに行ってしまった。 夜はいつものジンギスカン、久々の布団での眠りにつきました。 また今年も色々お世話になりました。

7月26日(木) 曇時々晴、雨【キャンプ場】 美瑛自然の村

カムイの杜公園、黒目は我が家の子供 カムイの杜公園、奥に見えるのが屋内運動場
T家に別れを告げ、教えてもらっていたカムイの杜公園に。 ここは旭川市の公営施設で”子供と自然が主役の公園”がテーマで、 森の中にキャンプ場、屋内運動場、わんぱく広場などがあり、 子供達をほっとけば、勝手にいくらでも遊んでいられる所。 私は1時間ほど付き合いもうヘトヘトで先に車に戻り、久々に青空の下でビール。 そのうち子供達も戻ってきて、美瑛に向け出発。

道は空いていてすぐにゼルブの丘に着く。 展望台にのぼり後ろを見るとケンとメリーの木が。観光客もいっぱい見える。 いつも寄るところなのに位置関係が全然わかっていなかった。 次の目的地は深山峠なのでここで自転車を降ろす。 ここから美瑛までは下りで快調に飛ばすがそこからが結構のぼりが多く、子供達に手を振られながら車は先に行ってしまった。 天気がまずまずなので暑い。運動不足の体にはきつい。 峠まで行けばビールが待ってると言い聞かせ何とか峠に着く。 ちなみに今回見たラベンダー畑の中で峠の少し手前の畑が一番きれいでした。 もっともゆっくり見るゆとりも無かったんですが。

妻はもう早々とシュラフ等を駐車場で乾かしている。本当につかの間の晴れ間。 ふらのビール館に行きバーベキュー、地ビール。子供達は土産を見ていて戻ってこない。 しかしやってること毎年かわんないな〜などと考えながら一人のどを潤す。
昼食後、乾いたシュラフを積みこみ乗馬をしに千代田ふれあい牧場へ。 途中拓真館の前を通るとすごい人で、わき目も振らず牧場へ。 この頃からまた天気の具合が・・・・ 係りの人と話しているとますます天気が悪くなってきて今にも降り出しそう。 結局また明日来ますと言う事で、妻と子供達は動物を見に行った。 それからすぐに土砂降りの雨、皆は一応屋根のある所に非難しているが、 動けそうに無いんで車で拾いに行く。びしょびしょになって車に入る。 無理してやらなくて良かった。

今日は、ここの掲示板で知り合ったGoroさん、れもんさん、両ご家族と、 美瑛自然の村で落ち合う事になってたので、美瑛の町で買出しをして山を上る。 この頃にはまた雨もやみ、娘の行きたがってる望岳台へナキウサギを探しに。 が、雨の後と言う事もあってか気配すら感じられませんでした。 時間もそろそろ皆が来る時間なのでキャンプ場へ、おっとちょっと川を下見、 良さそうですね。少し増水気味かなと言った所。
受付に行き誰か来てるか聞くとまだきてそうに無い。携帯も通じないので、 3家族張れそうで、Goroさんの車が横付けできそうなところを探し、 設営、子供達にリスを見がてら誰か来てないか見てこらせる。 そのうち青いスパシオが、と思うまもなくシルバーのフレンディが。 初対面、紹介は設営後と言う事で、Goroさんはテントを張らないから早い。 れもんさんの設営をほんのちょびっとお手伝いをして皆設営完了。 さあそれでは自己紹介、などと言ってる間にGoroさんは早くもビールを。

紹介後温泉へ。これも我が家にとってはいつもの吹上温泉”白銀荘”。 ここは昨年の日記でも説明したように、両側に大きな露天風呂があり、 その間に水着着用のプールを小さくしたのがあって子供達お気に入りの温泉。 上がってみると、殿(れもんさんのご主人)が車のところでごそごそ。 理由はレモンさん(久保田さん)の道中記、見てくださいね。

キャンプ場に戻り夕食の準備、れもんさん夫妻は洗濯に。 子供達を連れていってもかわいそうだからと我が家と一緒。 帰ってきたお二人もお疲れさま状態、何にも無いけどご一緒に。 Goroさんのところはお子さんも大きいしきちんと4人座って静かにお食事。 こちらはガキ5人、ギャアギャアにぎやか(子供よりうるさかったのも?)。

食事後は、Goroさんのスクリーンタープ内で宴会、ブタトロ美味しかったですよ。 話もはずみいつの間にやら良い時間。道内でこんなに遅くまで起きていたのは?

7月27日(金) 晴【キャンプ場】 美瑛自然の村

ふらのジャム園の展望台
朝起きるとGoroさんが野鳥観察していて、まだ皆起きてこないので釣りに行く事に。 いつもの橋に車を止め準備、Goroさんはえさでやると言うので、橋から下へ、私は上流へ。 結構水量が多いし水も冷たいんでドライはきついかなと思いつつも結びポイントに流す。 何投目か、出てくれました、今回はじめてのオショロコマ。 その後も何匹かは釣れるもののみんな小さい。 まあ一匹でも見れたから良いやと思いGoroさんのところへ。 一つの淵でずっとやっていたようだ。数匹のきれいなオショロコマ。 全てリリースしキャンプ場へ。

朝食後今日移動のGoro家とはここでお別れ。 れもん家ととりあえづ望岳台に、そしていました、なきうさぎ。 1年ぶりの再会、娘はともかく、れもん家は始めてで会えるとは本当に運が良い。 その後山を下り麓郷を目指し一番山沿いのダートの道を飛ばす。 あっと言う間に麓郷のふらのジャム園に着く。試食したり買ったりしたあと、 ゆっくりこの辺を見ると言うれもん家とはいったん別れジャム園の展望台へ。 こちらも結構ここではのんびりしていたが結局れもん家は来ない。 ”北の国から”大ファンのれもん家はもうその世界に入ってしまっているんでしょう。 麓郷を後に富良野チーズ工房へ。が前来たときとなんか違う。 建てかえられていてアイスミルク工房まで併設されていた。 でも売っているチーズは同じでとても美味しかった。


千代田ふれあい牧場

で、またいつもの、ハイランドふらのへ。今年はもう少し時期が遅く、紫が薄い。 で、またまたいつもの、バーベキュー。 その後昨日できなかった乗馬をしに千代田ふれあい牧場に。 娘は引き馬で良いというが、男子二人はもうそれでは満足できそうも無いんで、 ふんぱつして、レッスンコースに。二人はヘルメット(?)をかぶり、 おー、いっちょまえジャンといった感じで馬に乗っている。 ここでまた自転車を下ろし美瑛のいつもの店でということで、私は一人丘めぐり。 きつかったが、いつもと違った視点で見れるので新鮮。 来年はやはりなんとか4台積んで行こう、など考える。 道に迷いながらも何とか美瑛に。 もうとっくに着いていた妻たちは、買出しもほぼ終わっていた。 自転車を積み、とりあえづのビール、うまい。

買出し後、山を上り吹上温泉に。入っているとどっかで見た顔が。 れもん家の子供達、が親は?北の国からに出てきた方に行っているらしい。 さすが、”北の国から”の大ファン。れもん家と合流しキャンプ場に戻り夕食。 そして子供と一緒に寝てしまった妻以外の大人3人でお酒を飲み色々話す。

7月28日(土) 曇【キャンプ場】 ニセコ・湯本温泉野営場

なきうさぎ、どこにいるのかな?
4時起きで、もうなきうさぎを見に行ってきた、近くで良く見れたと言う妻と娘。 今日は移動日、朝食を取りながらどこへ行こうか考える。あと2泊。 そうだ、温泉も沢山あり、スキーでしか行った事の無いニセコ方面にしよう。 撤収し、れもんさん一家とはここでお別れ。南富良野、占冠、日高峠を抜け、 穂別町へ。町営キャンプ場のセンターハウスで昼食、男子2人は寝ている。 昼食をとりながらパンフレットに目を通すと、途中にあった地球体験館、 良さそうで少し残念、そしてキャンプ場はというとこちらも非常に良さそう。 土曜日という事もあり結構混んでいたんでそのまま進んでしまったが、 次回は絶対来たいと思いました。

夕張から高速に乗り、千歳、支笏湖へ。途中Goroさんに電話すると、 羊蹄山の真狩キャンプ場に泊まるとのことなので、我が家も行ってみる事に。 湖畔を抜け、一路羊蹄山麓へ。キャンプ場についてびっくり。人だらけである。 一般サイトもオートサイトもいっぱいで、ここで2泊する気にはなれず、ニセコ方面に。 もうこの辺りから携帯もつながらずGoroさんにも連絡できずでした。 やはり札幌(都市部)から近いキャンプ場に週末は避けたほうが良いという事ですね。

気を取り直しニセコで買出しをして、ニセコ湯本温泉野営場へ。 今回は始めての無料なところで、それにしては林間の雰囲気は結構良い所でしたが、 雨のせいか、平らな所はじめじめ、かといってあまり傾斜のある所には張りたくない、 結局じめじめ覚悟で平らな所に設営、夕食後近くの五色温泉に。

7月29日(日) 曇、晴【キャンプ場】 ニセコ・湯本温泉野営場

神仙沼 神仙沼周辺の湿原 かかし古里館旧校舎内、一人だけ本物です ニセコ町パークゴルフ場、後ろは羊蹄山
今日はこの辺りを一周してこようと、まずは、沼めぐり。 車を駐車場に置き、歩く事30分、この辺りで一番美しいと言われている神仙沼へ。 静かで神秘的、が、子供達がうるさくゆっくり出来ない。 続いてそこからまた30分ぐらい歩き長沼へ。こちらも静かだが大きい。 ふと看板を見ると何と人造湖、そう言えば良く見るとコンクリらしきものが。 車に戻りパノラマラインを下る。海が見えてきた。かかし古里館へ。 ここは、共和町の自然、農業の歴史、そして昔の学校を復元したものが展示してあり、 意外と、子供達が興味を示していた。そして、今度は幌似鉄道記念公園へ。 こちらはというと、SLでも置いてあるかと思ったら、客車だけ。 が、昔の駅舎など子供達は不思議そうに見ていた。

その後、倶知安に行き昼食、ガイドに出ていたここでしか食べられない、 と言うソーメン屋さんに行くと貸切の看板が。そう言えばさっき御輿が練り歩いていた。 今日は祭の日みたいである。(何の祭かは解らなかったが) 次は、じゃがいもを使った豪雪いもうどんが食べれる店に。ここはホテルの1Fにあり、 うどんやさんの感じではない、が食べてみるとこれが何とも言えずおいしい。 また途中、ちょうどこのホテルが、祭の御祈所?になっているのか各団体が、 ちょうど我々の目の前で止まり踊ったりのパフォーマンスを見せてくれ楽しめました。

ニセコに戻り子供がパークゴルフの看板を見つけやりたいというので受付へ。 ここは民間なのか高い、ガイドを見るとニセコの駅の近くに町営のがあるのでそちらへ。 ここからは、羊蹄山が良く見える。ロケーションは最高。皆前よりはうまくなっていた? 程よい汗をかき、気分も最高。

買出しをしようと思ってみて、何とこの辺にはたいした店が無い。倶知安で買っとけば。 そう思っても後の祭、コンビニのような店で何とか済ませキャンプ場へ。 少し早いので皆で近くの大湯沼と言う硫黄泉が湧き出している沼に行ってみる。 遠くからも湯気が上がっているのが見えてくる。何とも言えない不思議な光景。

戻る途中キャンプサイトを色々見ていくと、空いていて、良い場所もいっぱいある。 よっぽど移動しようかと思ったが、結局やめ夕食。 隣にオートバイで親娘2人で来ていたキャンパーがいたので、差し入れとビールを持っていっていろいろ話す。札幌から来たとのこと。 そのうち子供達はうちとけもう4人で遊んでいる。 子供にも雨のキャンプを体験させたかったらしい。 わざわざ雨の中、それもオートバイ二人乗りで。我が家にはデキン。 オートバイ父がお楽しみの時間だよ、とマシュマロを出してきた。 何をするかと思ったら木の枝にそれを刺し炭で焼き出した。 子供達も同じよう焼き食べている、おいし〜、と皆どんどんやいている。 楽しそうな子供達を見ながら、父2人はビールを飲み道内最後の夜は更ける。 と、のんびりばかりはしてられない。温泉に行かねば。

今日は隣の湯本温泉へ。内湯も広いが露天風呂もいくつもあり、女湯には泥風呂まであり、娘に言わせると、ここが1番、五色が2番、そして3番が吹上温泉とのことでした。

テントに戻ると、相当疲れていたんでしょう、お隣さんはもう寝ていて、 我が家も寝る事に。

7月30日(月) 曇、雨(フェリー)

神威岬、入り口にて
最終日、いつ雨が降り出してもおかしくないような朝である。 降り出す前にという事で、道具を乾かすどころではなく急いで撤収。 岩内まで山を下り積丹方面へ。いつのまにか雨も降り出す。 奇岩を見ながら海沿いの道を行く。雨は降ったりやんだり。 途中いくつかの海水浴場にはいくつものテントが、さすがに海に入っている人はいませんでしたが短い夏を楽しんでいるんでしょう。

朝食もろくに取っていない為おなかが空いてきた。そんなときうに丼の看板が。 Uターンしようとしたら妻に時間も早いし、ビール飲まなければ行っても良い。 と厳しいお言葉が。聞く耳持たずで車を駐車場へ。 店に入るともう一組のお客がいて、刺身などを食べながらビ−ルを飲んでいる。 うに丼、いくら丼、刺身定食、そしてビールを頼む。 すごいボリューム、そしておいしい。

積丹で道内最後のブランチ 島武意海岸にて

満足して妻の運転に代わり神威岬に。晴れていれば歩こうと思ったが今にも降りそう、次の積丹岬に。 あれ、この感じ、このトンネル見たことあるぞと、私と妻。 そう言えば数年前に来ていたのでありました。(あのトンネル事故の前年) そのトンネルを抜け出ると眼下に海が。晴れていれば真っ青なんだろうな、と思いつつ島武意海岸まで下りてみる。 ごみが捨てられていて少しがっかりするが、海はきれいで入ってみると意外と冷たくない。 そこから先は確かに一度来ただけあって記憶がどんどんよみがえる。 ここで、水中探訪船に乗ったとか、ここのキャンプ場に泊まったとか、ここのトンネルが新しく作り直された所だとか、そうこうするうち余市に。

そして旅の出発地、小樽に戻ってきました。運河周辺の駐車場に車を止める。 男子2人は寝てしまっているし、私も北一にガラスを(人を)見に行くのは嫌なので、子供を見ているからと、妻と娘はガラス工芸品見学に。 しばらくはTVなど見ていたがあまりに退屈になってきたのでその辺をぶらぶら。 すごい人で今日が平日とは思えない。小樽地ビールの看板に誘われフラフラと入る。 ビールを買って車に戻り飲んでいると、やっと2人は帰って来てとても良かったとの事。

今晩は、札幌で友人のTと7時に待ち合わせなので時間はまだ沢山ある。 高速乗ってはすぐ着いてしまう。定山渓経由で行こうと海を離れ山の中に。 結局は結構早く札幌に。雨も降ってきたし大通り公園に行ってもしょうがないし、じゃあ、羊ヶ丘だ。 行くと入場料を取られた。 もう最後にここを訪れたかも忘れていて、当然そんな事も覚えてはいなかった。 そして何と金まで取っておきながら、牧場に羊がいない。 クラーク博士の像を見て、土産を買うだけで払った入場料とは?

さてそろそろ待ち合わせの時間も近いので、カーナビでアサヒビール園を探す。 近いではないか。ナビの言うとうり行くとすぐ着いてしまった。 しばらくしてTから電話が、そして傘も差さず、現れたTとずぶぬれの久々の再会。 そんな体じゃとすぐに店に入り頭を拭き、皆で再会、ジンギスカン、牛肉食べ放題、ビール飲み放題、で、話も弾む。 旭川のご両親、妹家族の事、今度はいつ帰ってくるのか、たまには電話してやれ。等と最後は説教に?? 食べるは、飲むは、話すは、であっという間に別れの時間に。 記念撮影をし、再会を約束して札幌を後に。 苫小牧でフェリーに積みこむ食料、飲み物を買いこみ乗り場へ。 定刻、我が家の思い出を積んだ船は北海道を後にしました。

7月31日(火) 晴、曇(帰宅)

帰りは2等寝台である。 居場所を見つけに行く。ラウンジがありそこが良さそうなのでクーラーボックス、食料、子供はノートやおもちゃ、荷物全て持っていく。 外を見ると三陸海岸らしき陸地が結構近くに見える。 携帯もばっちりつながるので、掲示板に書きこむ。 皆それぞれゆっくりした時間を楽しむ、私はデッキへ出て海岸線を見ながらビール、子供達は絵を書いたり、ゲームをしたり。妻は、??? そのうち一人でぽつんといた青年を見つけ話すと、網走の大学に行っていて、埼玉の実家に帰る途中でフェリーは始めてだという。 そのうちに、彼が川で釣りをするという事が判明。 ビールをバンバン振舞い、釣りの話題で盛り上がる。 どこそこの川で、こんなサイズを釣った等と言うのを横で聞いていた息子は、とうちゃんも釣りたいでしょう。等と言ってくる。 最後に彼とは実家にはPC無いんで、網走に戻ったらメール出しますよ、と約束して別れるが、いまだに無い。来年の釣り情報期待して待ってますよ。

なんだかんだで着いてしまった、大洗、ナビを自宅にセット、無事自宅に到着。

最後に ・・ という事で今年の北海道は、天気には恵まれなかったものの、また、いろいろな人達とも知り合え、今まで行かなかった所も沢山行け充実したものでした。

でも、道東方面、行けなかったのはやはり残念です。

28日朝早くなきうさぎ見てきた妻と娘、美瑛周辺で始めて鹿を見た、と言ってました。 あの辺りは少ないんですかね。私も見たことありません。
そうです、私と息子達は今回なんと鹿を一度も見れませんでした。 こんな年もあるんですね。

最後まで読んでくださった方、長文、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

Sunday, 20-Jul-2014 13:00:30 JST