こだわりキャンプ術 トップページ２００９年キャンプレポート - 平良木泰成さん
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先日のシルバーウィーク頭に恐らく今年最後となろうキャンプに行ってきました。
今回訪問したのは北見市郊外にある「富里湖森林公園キャンプ場」です。
このページの内容
 ８月１日〜 カムイミンタラ ８月１５日〜 百人浜オート ９月１９日〜 富里湖森林公園
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YAMANONAKAカムイミンタラ ２００９年８月１日〜２日
YAMANONAKAカムイミンタラ
そんな訳で毎年7月スタートの私のキャンプもついに断念。 先週末やっと近場のキャンプ場へ行ってきました。
今回行ってきたのは釧路市音別町の「YMANONAKAカムイミンタラ」です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは神奈川県出身のご夫婦が古い校舎を買い取って何年もかけ自身で整備されたキャンプ場です。 本などで見ていて私のようなキャンパーで大丈夫かと多少不安でしたが、行ってみたら適度にというより個人でここまで出来るるのか！？というぐらい整備されていてビックリしました。
もちろん高規格キャンプ場に慣れきっている人にはトイレなど違和感あるでしょうが、下手な公営キャンプ場より清潔ですし、蚊などの害虫にも刺されませんでした。
それより何より本当に居心地がいいのです。 適度に草でサイトが仕切ってあって、車も来なくて静かで、携帯も鳴らないし、全てを忘れてのんびり出来るのが最高です。
焚き火もOKで薪も300円で買えます。 夜の星空と、動物達の鳴き声などなど。
全サイト車での乗り入れで、場所によっては3、4台が余裕で停めれる場所もあります。
元校舎の管理棟にはコミックなどの本がぎっしり。良し悪しは別として小学校高学年 以上の子供なら一日ここにいて時間を忘れてしまうでしょう。 レトロな校舎とキャンプ場、そのギャプがなんとも言えないのです。
オーナーさんも気さくな方でつい話が盛り上がってしまいます。 ここ数年キャンパーやライダーの仲間意識も変わってきているそうで、残念そうでしたが・・・
人によって評価は分かれるところかもしれません。 しかし、私にとっては久々のお気に入りのキャンプ場です。 年に一回は利用したいと思いました。
詳しくは Eternal place Hokkaido をご覧下さい。
百人浜オートキャンプ場 ２００９年８月１５日〜１６日
百人浜オートキャンプ場
今回は百人浜オートキャンプ場です。
襟裳岬に程近い、観光目的にマッチしたキャンプ場と言えると思います。
キャンプ場の規模としてはやや小さめで、場内はすぐ一周出来る広さです。
しかしながら来場者数とのバランスが良く、適度な込み具合だった感があります。
オートキャンプリゾート協会加盟のようですが、高規格キャンプ場と違い通路も砂利道、各サイトも木々が豊富で、自然に近いキャンプ場を好むキャンパーにはまずまず納得出来るオートキャンプ場だと思います。
日によっては風が強い場所でもあるでしょうが、ある程度なら木々がそれをやわらげてくれ、夜も遠くから波の音が聞こえるぐらいです。
百人浜は開拓により砂漠化が深刻だったようなのですが、昭和20年代後半より緑化事業が進められ、今ではかなりの森林化が達成できたようです。
キャンプ場から襟裳岬は目と鼻の先、黄金道路の海岸線の景色もすばらしいです。 観光目的の宿泊場所としても最適のキャンプ場かと思います。
詳しくは Eternal place Hokkaido をご覧下さい。
富里湖森林公園キャンプ場 ２００９年９月１９日〜２０日
富里湖森林公園キャンプ場 フリーサイト
8月中も感じてましたが、やはりキャンピングカーやキャンプ場でのキャンパーの姿をあまり見ない年だったように思います。この閑散とした雰囲気は今年を最後にして欲しいなとしみじみ思いました。
釧路からは2時間強ほどで到着。
市内で買出しをしてゆっくりチェックインしました。
富里湖までは北見市街から10Km以上距離があるので、忘れ物が無いか早めにチェックして買い物を済ませてから行くのをお勧めします。
（今回初めて我が家は箸を忘れ苦労しました）
富里湖はダムの治水による人工湖です。サイト手前でダムの展望が出来るので寄ってから行くのも良いと思います。
管理棟には特にシャワーやコインランドリーも無く、売っている物もありません。 ジュースの自販機ぐらいです。ということで先ほど述べたように買出しは事前にがお勧めです。
サイトは管理棟を挟んで東西に広がってますが、小規模のキャンプ場です。
テントとスクリーンを広げると収容数はそれほど多くは入らない感じです。
今回はテントを張ったキャンパーは一組でしたが、市街に近いのと北見市民はテントサイト無料ということでお盆中は適度に混雑するとのことです。
芝はすこぶる綺麗で管理人さん達の気配りを感じました。
肝心のサイトの印象ですが湖が間近ということでロケーションも良く、穏やかに過ごせる憩いのキャンプ場といった感じです。
遊具はありませんが170円で足こぎボートも利用出来るなど、ファミリーで利用しても楽しめると思います。
山が近く天候が変わりやすかったのですが、夜間トイレに行った時の晴れ渡った夜空は星が綺麗に見えました。山奥で車の通りも殆ど無く静かで快適です。
私達はバンガローを使いました。 土手斜面にロケーション重視で建てたせいか、荷物の出し入れが大変でてんとう虫の異常発生もあり満点はつけられませんが、造りはしっかりしていて板間でない分眠りやすかったです。
富里湖森林公園キャンプ場は安価の割りに満足行くサイトで、コストパフォーマンスに優れたキャンプ場と言えるのではないかと思います。
詳しくは平良木さんのホームページ Eternal place Hokkaido をご覧下さい。
