北海道 帰省キャンプ日記(2002年) - 金澤 晃さん
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■キャンプ期間 2002年8月10日(土)〜8月17日(土)
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8月10日(土) …平取町 「ニセウ・エコランド」
自然の蛍が見られる → でもピークは7月末、お盆は儚い光の蛍が、とってもいとおしい!
お盆行事のお墓参りのあと、11時に「ニセウ」に到着。13時からのチェックインだが管理人(カワバタ マコト氏)の取り計らいで、すぐ設営できた。サイトは事前に指定したお気に入りの場所。悪天候のせいで、この日だけでも15組のキャンセル。かきいれどきの土曜日なのに同情せざるを得ない。
夕食の買出しと温泉入浴(沙流川温泉…500円)のために、20q先の日高町へ … あまりいい食材もなく、今晩のメニューは@銀鰈の一夜干しA生イカ(イカ焼きと刺身)B牛肉(焼肉)C野菜サラダ、そして日本酒。買出しをした日高町の「沙流川キャンプ場」も土曜日とは思えない位の閑散ぶり。
≪この夜の蛍は5匹のみ…昨年より少ない≫
8月11日(日) …平取町 「ニセウ・エコランド」
帰途は鵡川町の温泉「四季の湯」(強食塩泉…500円)で入浴。サイトに戻ってからやっと陽がさし出した。テントの数は昨日より少ない。そのおかげで、苫小牧で買ってきたゴルフパターの練習を無人の隣のサイトを利用して、みっちり家内に施すことができた。
その後、キャンプ場全体を散策し、初年度の昨年と比較検検証した。小さいバンガローが2棟、新たに出来ていた。そのせいで、以前あった作業する人たちが利用する「五右衛門風呂」が川側に移動していた。昨年は感動的な位、素晴らしかった芝の状態が本年は天気のせいではあるが、かなり腐れているところが増加。キャンプ場のそばを流れている清流「仁世宇川」も連日の雨のせいで、見事に濁流と化している。
今夜の夕食の食材は、苫小牧でいい魚があったので早くも(いつもは最終日近くに食べる)手巻き寿司! 酒は自宅から持参の、お気に入り「白ワイン」
≪この夜も蛍は5匹のみ≫
8月12日(月) …平取町 「ニセウ・エコランド」
富良野でゆっくりするつもりだったが、雨にもかかわらず観光客も多く、落ち着かないので帰路、占冠村の山奥にある「湯ノ沢温泉」(食塩泉…循環泉)で入浴。昨年は360円だったのに10円UPしていた。循環泉では魅力半減!!
「ニセウ・エコランド」は昨日よりはキャンパーが増えて、スポーツ少年団が隣に設営して、とてもにぎやか! 彼らは規律正しく、そして楽しく遊ぶさまを見ているだけで、微笑ましい。
夕食はリビングテントではなく、気持ちよく広々とした外で開始したが、やっぱり雨になっちゃって、あえなくリビングテントへ。
今晩のメニューは、地元の平取牛カルビと牛タン、お新香、そしてマグロの刺身。 酒は自宅から持参の「赤ワイン」
≪この夜も蛍は5匹でした≫
8月13日(火) …平取町 「ニセウ・エコランド」
あまりにも雨が続くのが腹ただしく、衝動的に2時間かけて(わざわざ山回りして)静内町へ … 途中の延々と続く牧場風景は素晴らしく気分は晴れた!
帰りはまともなルートで帰ったので早く着いた。温泉は「平取温泉」(450円) … 温泉は「二風谷ファミリーランドオートキャンプ場」に隣接しているが、フリーサイトにやや多めのキャンパーがいても、オートにはまばらな客。
夕食はシンプルに@知床の羅臼産「シマほっけ」の一夜干しAまぐろの刺身Bいかの塩辛C焼きギョーザ 久しぶりに米のご飯が美味しく食べられた。 酒は地酒(旭川産)、これもうまかった。
「ニセウ・エコランド」のキャパは37張なのに、本日は13張。お盆の初日だというのにどうしたんだろう? 明日は次のキャンプ場に移動するが、夕方から結構、激しい雨。予報では明日はいい天気になるらしいが、とても信じられない。
≪この夜の蛍は、雨のせいか3匹でした…いよいよ最期でしょう≫
8月14日(水) …芽室町 「新嵐山オートキャンプ場」
十勝の芽室町商店街で夕食の食材を調達(お盆のキャンプ定番の秋刀魚の初物…ささやかな贅沢だが今年も高い、1匹250円。焼肉、お新香、納豆)し、13時「新嵐山オートキャンプ場」に到着。
いい天気のせいなのか、ここの人気度なのかは分からないが満杯。昨年、一度だけ下見には来ていたがオートサイトは狭く、「ニセウ・エコランド」がまるで天国のよう。ここのフリーサイトも人気はあるが、林の中のサイトが多く、雨のためにグラウンド状況は悪い。
コンビ二で買った昼食を食べて、「そろそろ設営しようぜ!」と威勢よく掛け声かけて準備しだしたら、とんでもないことが発覚!!! あら!ツールボックスがない!
ペグ・かなづちや軍手・ロープも入っているのに…「ニセウ・エコランド」に忘れて来た。20年キャンプをやって初めての失態! マコトちゃんに電話したら「小樽に送ろうと考えてました」との返事。帰りに取りに行く約束をし、仕方なく「新嵐山オートキャンプ場」の管理人さんからお客の落し物のペグ(我がままいえないが、これがひどいんだ。どれもこれも先は曲がっているし…トホホ)を借りて、ロープワークなしで設営。それでも結構なもんだぜ!
温泉はこのキャンプ場から10q先、芽室駅近くのスーパー銭湯「花の舞」(370円)ここはすごい。昨年も利用したが、十勝川温泉と同じ「モール温泉」で露天風呂も含め、たくさんの風呂が楽しめ、掃除も行き届き清潔感一杯。
8月15日(木) …芽室町 「新嵐山オートキャンプ場」
「新嵐山オートキャンプ場」からでも片道100qで2時間!途中までは道路もよく、景色も綺麗で順調だったが、後半の道は相変わらずの砂利道が長く続き、切ない。
以前は登山客と、物好きな温泉フリークだけが行く国民宿舎だったが、昔の建物の面影はまったく無くなり、あんな山の中にしては不釣合いなほどの立派な施設となった。
泉質はよく、湯量も豊富で350円はただみたいなものだが、いかんせん遠い。3度目の訪問は出来ないかも知れない。これが最後の「トムラウシ温泉、東大雪荘」になりそう。
ここからの帰りに、キャンプを始めた頃にお世話になった鹿追町「自然ランドキャンプ場」見学と「然別湖」へ…
夕食は@かれいの縁側の刺身Aホタテの刺身B焼き魚「ニシンの一夜干し」C蕗の煮付け
酒は芽室町で調達したチリ産の「白ワイン」安くて美味しいワインでした。
8月16日(金) …芽室町 「新嵐山オートキャンプ場」
温泉はここの初日に行ったスーパー銭湯「花の舞」。
夕食は@鮭のカマ焼きA焼きえびB牛肉カルビCお新香 酒は日本酒。
8月17日(土)
加えて朝から霧が深く、峠超え(日勝峠)は濃霧で状況が悪く、決していい一日ではなかったが、忘れ物をとりに行った「ニセウ・エコランド」で管理人マコトちゃんと少し話をしただけで≪来年もやっぱりここに来よう!≫と楽しくなり、気持ちよく無事小樽に着いた。