1999年 キャンプ日記 - PART II
| 6 日目
| 10月8日(金) ■ 主な行動: 赤平⇔富良野、美瑛・十勝岳望岳台往復
|
4:30
■ 起床
目覚ましが鳴ってっているが起きれない。SNOOZEを何度か繰り返す。SNOOZEという機能はなかなか便利だ。
5:00
曇
12℃
■ 起きてすぐ洗濯 - キッチンタイマーの活躍
起きるとすぐに洗濯。
管理棟のコイン・ランドリーに洗濯物を放り込み、洗濯乾燥が終わる間に朝食の準備。
このとき重宝するのがキッチン・タイマーである。
洗濯がスタートしたとき、終わる時間(洗濯なら30分)をセットしておくと終わったかどうか気にしなくていい。
終わったまま放っておき、次の人に迷惑をかけることもない(今日は他に誰もいなかったが)。
乾燥の場合も同様に使う。
6:00
■ モーニング・コーヒー
洗濯機をスタートさせてからテントに戻り、コーヒーを入れる。
残念ながら雨模様の天気で、今にも降りそうだ。
気温は高く(12℃)風はない。
6:30
■ 雨が降りだす
雨が降り出した。強くなったり弱くなったり、不安定。
さあ、新しいテントが雨の日も快適か、テストできる!
外に出していたテーブルをテントの中に入れ、テントの前面パネルを前に出し、
リビングにテーブルを置き、前面パネルの下にコンロを置くと、雨にぬれずに食事の準備ができた(ここではタープは使わなかった)。
雨が強くなると、テントの屋根の部分や、前面パネルの上に水が溜まり、しばらくするとドサッと落ちてくる。
防水はしっかり効いているので、中にもれ出ることはない。
屋根に、2〜3ヶ所水がたまるのは張り方が悪いのだろうか。(写真の一部は小川テントのカタログから借用→)
9:15
■ 美瑛へ出発
雨が小ぶりになったので出発。
美瑛に行く。
国道38号を赤平、芦別と通り、野花南で道道70号を通って美馬牛へ近道をする予定だった。
美瑛の丘まではかなりあるが、2時間で行けると考えていた。
道道70号に入り、車1台通らない山の中をしばらく行くと通行止めになっている。
工事中の標識を見落としたらしい。
結局、38号を富良野ヘ出て、237号を北上するという、遠回りだが普通のルートになった。

《吹上温泉から十勝岳連峰》
■ 天気回復、雄大な十勝連峰
上富良野まで来たときは天気が回復し、青空が見えてきた。
美瑛の丘より先に、望岳台へ行って十勝岳の写真を撮ることに変更。
上富良野で右折し、日の出公園を横目で見ながら291号を十勝岳温泉へ向かう。
高度が上がるにつれ、期待の十勝岳もよく見えてきた。
まわりの紅葉もちょうど見ごろで、雨の後の澄んだ空気を通して鮮やかに見える。
十勝岳温泉には寄らずその手前で左折、吹上温泉に向かう。
吹上温泉の入り口から見た十勝岳と美瑛富士が素晴らしかった(写真→)。
まだ午前中だったので、光の角度が半逆光で、山は少しかすんでいたが、雨上がりの空は澄んでいて、雲もほとんどない。
吹上げ温泉は混んでいたので入り口で退散。紅葉見学の人々がついでに寄って行くのだろうか。
吹上げ温泉から望岳台まではわずかな距離だが、
噴煙を上げる十勝岳を右に見上げ、
富良野・美瑛の平野を左に見下ろしながら走る快適な道路だ。
小さくカーブを切るたびに景色が変わるので、車を止めて写真を撮りたくなる。きりがない。
小山の傾斜地に点在する岩の間で真っ赤になった小木(はぜか?)が
黄色くなったシラカバと青空と美しいコントラストをなしていた(←写真)。
12:00
■ 十勝岳望岳台に着いたら天気崩れる
望岳台に着く頃から急速に天気が悪くなり、写真を撮りはじめる前に太陽は見えなくなった。
すぐにでも雨が降りそうな模様で、早々に退散。
白金温泉をすぎ、白金ビジターセンターに着いた時は強い雨になっていた。雷も混じっている。
まだ午後1時だったが、予定していた丘めぐりは明日にまわすことにした。
■ 雨の中、ファーム冨田に寄る
赤平への帰り道、中富良野のファーム冨田に寄る。
ラベンダーの時期ではないし秋の花もほとんど終わっているころだったが、ちょっとしたみやげ物を買いたかった。
駐車場に観光バスは見当たらず、乗用車が数台だけだった。静かに買物ができた。
午後
5:00
■ 赤平にもどる
赤平近くまでどってきたときは雨は小降りになっていた。
赤平の商店街で夕食の材料を買い、温泉に直行。
■ 2回目のエルム高原温泉「ゆったり」
昨夜は無料(キャンプ場の入場料に含まれている)だったが、今夜は大人1人500円払う。
エルム高原温泉「ゆったり」は内部が広く、ほんとうにゆったりしている。
きれい!というほどではないが、不快ではない。
ぬるめの湯があるのがいい。
サウナでは2分しか我慢ができなかった。
8:40
■ 夜は雨は止む
寝る頃になって、雨はすっかり止んだ。
風はなく、静かな夜だ。
今夜はケビンに1家族、利用者がいる。
| 7 日目
| 10月9日(土) ■ 主な行動: 赤平→美瑛の丘→十勝岳望岳台→美瑛
|
5:30
曇
6℃
■ 起床

《キャンプ場の朝と雲海》
昨夜の雨は止んでいるがまだ雲が少し残っていて、日は射していない。
気温は低く(6℃)、テントの外へでると顔がビリッとした感じになり気持ちがいい。
キャンプ場から見下ろす下界(?)は雲に覆われ、雲海のようになっている(写真→)。
雲海の下になっているのは滝川市街、雲海の上に突き出て見える山は暑寒別岳(1491m)だろうか?
■ 朝食
やがて日が射してきた。
とたんにまぶしくなる(←写真)。
雲海もいつの間にか消えている。
朝日、静けさ、ひんやりした空気、広々とした空間と眺め ー テントの外で朝食を楽しむ、いい条件がそろった。
さらに小鳥のさえずりがあれば最高だが、この時期には無理な注文だ。
9:00
■ テントを片づけ、管理棟であいさつ

朝食後荷物やテントを車に積み込み、最後にテーブルを乗せて片付けが完了する。
天気が良く、時間がたっぷりあり、まわりには誰もいないので、
「キャンプ場を去る」の通り理想的にできる。
車を管理棟まで移動させ、まとめたごみを捨てる。
このキャンプ場は管理棟(センターハウス)の横にごみを捨てる場所(ゴミステーション)が設けられている。
キャンプ場を去るとき、または出かけるときに捨てやすい。
管理棟に立ち寄り、お世話になった挨拶をする。
責任者のSさんや受付の女性と話をしながら、「来年も来たい」と伝えた。
「7月の赤平火祭りはすばらしいですよ。ぜひ来てください」とSさんに勧められた。
ドナルドソン(ニジマス)の釣りや燻製作りなど、今回できなかった楽しみがいくつもありそうだ。
手作りのリースや小判草の種をいただいた。
リースはキャンプ場近くの野の花を使った手作りで直径が50〜60pある。キャンプから帰った後、我が家の玄関に飾っている。
小判草は2年草なので、これから蒔いても花が咲くのは再来年の初夏になるそうだ。
今後のビール・タイムの楽しみに、とてもおいしかったドナルドソンの燻製を買い込むことは忘れなかった。
9:30
■ 旭川経由で美瑛へ
昨日とルートを変え、道央道経由で美瑛に向かう。
滝川IC→道央道→深川IC→国道12号→美瑛の予定だったが深川ICで出るのを間違え終点(旭川)まで走ってしまい、時間をむだにした。
11:00
■ 美瑛の丘

《ケンとメリーの木と新雪の大雪》
旭川の街のはずれを通り抜け、国道237号で美瑛まで南下、美瑛の入り口で右折して丘めぐりを開始。

《美瑛の丘から見る十勝連峰》
上空には曇が出ていて、晴れたり曇ったりだが、大気は澄んでいて遠くまで見通せる。
大雪、十勝連峰ともに昨夜降った雪で薄化粧をしている(写真)。
300mmの望遠レンズを通して大雪・旭岳を見ると、姿見の池から旭岳に登る尾根筋の登山ルートが見えるような気がする。
土曜日なのに観光客は多くない。観光バスがポツポツと数台見かけるぐらいだった。
旭稜橋(?)あたりで2人の若い女性に道を聞かれた。
韓国から観光にきて、美瑛の丘を自転車でまわっているという。
観光用の地図に色鉛筆で予定コースが書いてあるが、現在地はどうもその地図の外らしい。
自転車でどんどん走っているうちに予定コースからはみだしたようだ。
「親子の木」の方へ行きたいそうだが、私たちにも、現在地に自信がない。
来た道をセブンスターの木まで戻り、そこから改めて「親子の木」へ行くようアドバイスした。
丘を自転車でのぼるのは大変そうだが、元気でのぼって行ったので一安心。
丘めぐりを終え、今夜のキャンプ予定地、弟子屈へ向かう。
午後
2:30
■ また十勝岳望岳台へ

《望岳台の紅葉と十勝岳》
国道237号を美瑛から南下しながら美馬牛を過ぎ深山峠展望台あたりまで来ると、白く薄化粧した十勝岳が左手に近づいてきた。
チラッチラッと眺めながら車を走らせていると、だんだん気になってくる。
「いま望岳台へ行けば雪をかぶった十勝岳と紅葉の組み合わせで、いい写真が撮れるのではないか」、
「この機会を逃したら、もう二度とこのようなチャンスはないかもしれない」、
「これから急いで行けば、日が高いうちに望岳台に着くも知れない」などと考えている間に上富良野まできてしまった。
左折すれば20〜30分で望岳台だ。
「えいっ」と思い切りよく左折、昨日と同じルートで十勝岳温泉方面へ向かった。
日もだいぶ傾いているので、焦る気持ちで車を飛ばす。
吹上温泉あたりから白い十勝岳が間近に見えてきてやっと安心、カメラや三脚を取り出した。
同じ山を同じ場所から24時間前に見たのに、真っ白く雪をかぶっているため趣が違う。
大雪も、少し遠いが、白く輝いている。
十勝岳望岳台に着いたときはさらに日も傾き、雲も多くなっていたが、<紅葉と雪の十勝岳>は数枚撮影できた(写真)。
私たちのような旅行者にとって、新雪の山と紅葉とを一度に眺められるチャンスはめったにない。
4:00
■ 白金野鳥の森経由で美瑛町自然の村キャンプ場へ

《白金野鳥の森の紅葉》
これから弟子屈まで行くのは無理なので、
美瑛町自然の村キャンプ場に変更、白金温泉から右折し「白金野鳥の森」の中を通って行く。
森の中の紅葉が素晴らしかった(写真→)。
この道はここ数年工事中だったがやっと開通し、白金温泉からの距離が短くなった。
■ 美瑛町自然の村キャンプ場にテントを張る
キャンプ場入り口に車を止め、管理棟で1泊のキャンプを申し込む。
普段は、一通り下見をして気に入ったサイトが見つかれば利用手続きをするのだが、このキャンプ場はなぜか車での下見を許してくれない。
しかし、歩いて下見をするには広すぎて時間がかかる。
何度も来ているし、シーズンオフなのでいいところが見つかるだろうと思い、下見なしで申し込んだ。
■ キャンプ場のトイレの臭いに参った!
入ってすぐ左側のエリアが空いている。炊事場にも比較的近いので大喜びでテントを張った。
ところが、、、張り終わってコーヒーでも入れようか、というときになって、何ともいえない、気持ち悪いにおいがかすかに漂ってきた。
原因はトイレだった。
ここでは、数年前にも、トイレで悩まされたので、注意して、かなり離れたところに張ったのだが、、、
ほとんど風もない中で、ほのかに臭ってくる。
トイレは簡易水洗となっているが、誰かが使うと、そのあと数分間臭う。
風が強い日は、臭いもすぐに飛んで行くので、ちょっとの我慢だが、今日はほとんど風がなく、
臭いが私たちのテントのまわりに漂っている感じである。
日も暮れていて、いまさらテントを張りなおすのも億劫だ。
2人とも今までのルンルン気分はどこへやら、すっかり落ち込んでしまった。
とてもコーヒーを飲む気分になれず、夕食も止めにして、美瑛の街まで食べに行くことにした。
7:00
■ 美瑛の駅前で外食
キャンプ場から白樺街道を美瑛の商店街まで20〜30km走る。
JR美瑛駅前を中心に、おいしそうなところを探したが、見つからない。
以前食べたラーメンがおいしかったので、そこへ行ったら店が変わっていた。
結局、居酒屋に入り、ビールを飲みながらいくつかつまみを取り、今日の夕食となった。
思ったより高かったが、殻つきで焼いたホタテがおいしかった。
9:00
■ 今夜の温泉は白金温泉「白樺荘」
さっき来た道を白金温泉まで引き返し、「白樺荘」で温泉に入る。
小さな(宿泊施設としては)浴槽が1つだけ。
美瑛町営なので安い(300円)。安い分、それなりの快適さだが、温泉の質には変わりがない。
9:30
快晴
4℃
■ 寒い夜になりそう
温泉で体は温まったが、外気温は低い(4℃)。
キャンプ場は十勝連峰のふもとに位置し、海抜も数百mありそうだ。気温は平地よりも数度低くなると思われる。
寝る頃は誰もトイレを使わないようで、いやな臭いはなくなった。
まわりは森や牧場で、まさに静寂。
サイトの中心にすずらんの形をした外灯がついている。
| 8 日目
| 10月10日(日) ■ 主な行動: 美瑛→旭川→層雲峡→三国峠→阿寒湖→弟子屈
|
5:30
快晴
3℃
■ 起床、即、撤収、出発

《模範牧場から見た十勝連峰》
早めに起きる。気温が低く(3℃)、吐く息が白い。
昨夜悩まされたトイレのにおいは消えていたが、誰かトイレを使えば間違いなく臭う。
一刻も早く逃げ出したい気持ちで、コーヒーも朝食もなしで撤収。
このキャンプ場は自然に囲まれた静かなところにあり、キャンプの環境としてはトップクラスだ。
しかし、キャビン優先のレイアウトになっていてテントサイトから炊事場が遠い、トイレが旧式で臭う、という欠点がある。
今後、改善されればいいが、、
「トイレが改善されない限り、もう来ないだろうね」と二人で話し、キャンプ場を後にする。
キャンプ場をでたところは国設模範牧場になっていて、ここから十勝連峰がよく見える。
今朝は美瑛岳も十勝岳も雪化粧をしている。
左前方から太陽が昇るので逆光になるが、十勝岳の噴煙がはっきり見える(写真)。
7:00
■ 美瑛・水沢ダム

《水沢ダムと大雪山》
美瑛の街の手前で、写真を撮るため水沢ダムによる。
前回来たときダムの美しさに感激したところだ。
そのときは7月で、水量が豊富だったが、今は夏より少ない。
しかし代わりに紅葉した木々と雪をかぶった大雪山がある。
ダムの横に車を止め、三脚を使って、きちんと撮った。
朝で、空気が澄んでいるので、大雪山もはっきり見える。
上半分が真っ白。旭岳への登山ルートも手に取るようにわかる。
美瑛から国道237号を旭川方面に少し走り、旭川空港の横を通り東神楽町にでる。
今年(1999年)オープンしたキャンプ場を見てみよう、ということになり、東神楽町で右折する。
正面に大雪山が見える、見晴らしのいい道を10分ほど走るとひがしかぐら森林公園に着いた。
■ ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場フローレを見学
今年オープンした
ひがしかぐら森林公園オートキャンプ場フローレを見学。
キャンピングカーが一台止まっているだけで、テントは一張りもない。
管理棟に入り、トイレを借りる。
できたばかりの建物で、きれいだ。
一番安いサイトが3000円、決してやすくはないが清潔感がいい。
昨夜はトイレのにおいで悩まされたので、清潔さに敏感になっている。
キャンプ場のまわりは木に囲まれていて、大雪山が見えないのが残念だ。
■ 紅葉が見頃の層雲峡

《層雲峡の紅葉》
道道140を通り、愛別で国道39号に入り、層雲峡へ向かう。
層雲峡に近づくと渋滞してきた。北海道では珍しい経験だ。
紅葉を見るにはちょうどいい時期で、日曜日でもあるので観光客が多いようだ。
柱状節理に挟まれた層雲峡の紅葉は見事で(写真)、運転しながら見上げてばかりいる。
運転スピードも自然と落ち、渋滞によるのろのろ運転はかえって好都合だった。
■ 三国峠の紅葉には遅すぎた
層雲峡から大雪湖を通り、国道273号で三国峠を抜ける。
三国峠は紅葉の名所で有名だが、少し遅かったようだ。一週間前なら、もっときれいだっただろう。
そのまま素通りだった。
■ 糠平
糠平温泉の紅葉もいい時期できれいだった。
ここから右折すれば数十分で然別湖だ。紅葉がすばらしいだろうと思われたが時間がないのあきらめた。
午後
1:00
■ 上士幌
まもなく上士幌町、十勝平野に入る。ここはバルーンの大会で有名だ。
上士幌から国道241号で足寄を通り、阿寒湖に向かう。
2:30
■ ドライブイン「くまげら」でコーヒー
オンネトーに行く手前のドライブイン「くまげら」でコーヒーブレイク。
 《オンネトー》 |
雌阿寒岳が目の前に見えるナイススポットだ。
今年からオーナーが変わっている。
混んでいて忙しかったせいか、客への対応があまり良くない。
昨年の好印象とは逆だった。
昨年は、ここでの生活について話を聞いたり、向かい側の山に姿をあらわしたクマを望遠鏡で見たりして、楽しい思い出がある。
■ オンネトー
オンネトーに行くのは昨年より3日はやい。そのせいか紅葉の最盛期には少し早いようだ。
しかし、午後に来たのは好都合だった。オンネトーや雌阿寒岳を眺めるには午前より午後の光線がいい。
昨年は正午前で、やや逆光に近かった。
天気が良く、光線の具合(方向)がよかったのですばらしい雌阿寒岳と阿寒富士を見ることができた(写真)。
車の渋滞はひどかった。やはり日曜日と紅葉の時期とが重なったからだろう。
4:30
■ 弟子屈・桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場に到着

阿寒湖、双湖台を通過、弟子屈の
桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場に着いたときは夕方になっていた。
誰もいないかと思っていたらテントが3組張ってある。
まず下見をする。このキャンプ場は小さく、キャンプ場全体が一望できる。どのテントサイトも歩いて回れる距離にある。
No.17(⇒右図)に決め、3泊申し込んだ。
ここは規模は小さいが、便利で快適だ。サイトはすべて区画サイトで、各サイトに大型のピクニックテーブルが付いている。
このテーブルの上にタープを張ると、快適な食卓ができた。
■ 弟子屈(摩周温泉)の街で買い出し、夕食
到着が遅れたので夕食を作る時間がなくなり、弟子屈(摩周温泉)の街で外食した。
ついでに数日分の買い物をする。
キャンプ場の受付に〈買い物マップ〉が用意されているので、受付の際にもらっておくと便利だ。
生鮮食料品、コンビニ、酒屋、薬局、病院、などがまとめて記入されているのでキャンプ生活には欠かせない。
炭屋さんが3軒載っているのが、冬寒い北海道らしい。
温泉は3カ所載っている。⇒
買い物マップ(部分図)
■ 古くて由緒ある、鐺別温泉
今夜の温泉は鐺別温泉亀乃湯。
キャンプ場の隣なので歩いてでもゆけるが、夕食の帰りに立ち寄る。
かなり古くて質素な建物で、決してきれいとはいえない。どちらかといえばきたない方だ。
しかし昔からある由緒ある温泉だそうだ。
客は誰もいなかった。料金は安い(大人200円)。
9:00
■ 久しぶりに日記を整理
夜になっても気温が下がらず(11℃)、暖かい。
ピクニックテーブルで久しぶりに日記を整理する。
この時期に、夜、外でゆっくりできるほど暖かいのはのは珍しい。
トイレの臭いに悩まされた昨夜に比べ、今夜は快適だ。
| 9 日目
| 10月11日(月) ■ 主な行動: 弟子屈→屈斜路版画工藝館→弟子屈
|
5:45
快晴
5℃
■ 起床

《朝のキャンプ場》
起床。朝日が昇り始めている。快晴。
樹木の間から太陽の位置だけがわかる。
気温5℃。
芝生一面白い。夜露か
コーヒーを入れる。
6:15
■ キャンプ場に日が射してきた
キャンプ場の半分ほどに日が射してきた。
キャンプ組の1台の車はテントを片づけ、出発した。ずいぶん早い出発だ。
ラジオの天気予報によると、「天気は下り坂。昼過ぎからところにより雨」だそうだ。
7:00
■ テントに日が射し始めた

《管理棟の洗濯・乾燥機》
我がテントにも日が射し始めた。
朝日に輝くキャンプ場の芝生がきれいだ(写真)。
あちこち歩き回り、写真を撮る。
朝食の準備と平行して洗濯をはじめる。
ここのコインランドリーは管理棟の中に2セットある(←写真)。
この時間、管理棟は開いていないが、昨夜管理人のおじさんに頼み、早めにあけてもらった。
洗濯は1回100円で、約30分で終了。乾燥は30分100円で90分かかった。
8:30
■ 朝食

《朝食》
つい先ほどまできれいな朝日が射していたのに、だんだん曇ってきた。ときどき薄日が射す。
朝食の時はすっかり曇ってしまった(写真)。
今朝聞いた天気予報は、残念ながら当たっているようだ。
各サイトにあるピクニックテーブルはとても便利だ。
広くて、頑丈にできている。タープにすっぽり隠れるので、雨が降っても安心だ。
食事だけでなく、記録の整理、スケッチの色づけ、キャンプ道具の整理整頓、寝袋の乾燥(タープなしで)、などいろいろ使える。
10:00
20℃
■ 今にも雨が降り出しそう
太陽はすっかり隠れたが、まだ雨は降り出さない。
気温は高いのに風はひんやりしている。
いつ雨が降り始めてもいいようにテントをチェックする。ペグを深く打ち直し、張り綱をしめる。
■ テント内部の水滴に不満
このテントは防水は完全だが、内部に水滴が付きやすい。
時間とともにだんだん水滴がたまり、テント内の寝袋や衣類の上にポタポタ落ちる。
晴天の日の昼間は、すっかり乾き、快適だが、夕方になると内側に水滴がたまる。
朝になると、落ちてきた水滴で、テント内の物がしめっている。
雨の日だけでなく、天気がいい日でも、そういうときがある。
芝生から出る水分が冷やされて水滴となりテント内部にたまるのだろうが、不満は残る。
午後
■ 屈斜路版画工藝館

《屈斜路版画工藝館 内部》
午後から、屈斜路湖の和琴半島の近くにある
屈斜路版画工藝館にでかけた。
キャンプ場から弟子屈(摩周温泉)の街を通り抜け、10〜20分のドライブだ。
レンガ造りの小さな美術館で、版画工房「赤川版画工房」の刷り業が展示されている。
作品のほかに、版画のさまざまな技法も紹介されている。機械の実物もおいてある(写真⇒)。
6:00
■ 今夜の温泉は泉乃湯
帰りは川湯温泉でドングリを拾い集めたりしたので、すっかり暗くなっていた。
今夜の温泉は、昨夜と違う「泉乃湯」。
キャンプ場から車で数分のところにある。
大人1人150円。番台の人の話では弟子屈で一番安いそうだ。
浴槽は一つで、あまりきれいではない。
洗い場の一部にシャワーが付いているが、温度がぬるい。
7:00
■ 夕食
ホタテを焼いて、ビールタイム。雨が降り出した。
夕食はキャンプ定食(
浅川風ポトフ)。作るのが簡単で、栄養のバランスがよく、おいしく、体が温まる。
残っても翌朝暖めて食べられる。
8:30
■ 雨強くなる
寝る頃は雨が強くなった。
寝る前にテントとタープの張り綱とペグをチェックする。
雨の中で面倒だが、チェックしておくと、夜中に荒れても心配が少ない。
ここのサイトはテントを張る部分がまわりより20〜30p高くなっている(右の写真⇒)。
大雨が降ってもテントの下を川が流れるというような心配はない。
| 10 日目
| 10月12日(火) ■ 主な行動: 弟子屈→阿寒湖畔→チミケップ湖→美幌峠→弟子屈
|
6:00
曇り
16℃
■ おだやかな朝
起床。
天気は曇り、無風、昨夜の風雨が嘘のような、おだやかな朝だ。
気温が異常に高い(16℃)。
昨夜は寝る頃から雨風が強まり夜半まで続いた。
風雨には強弱あがり、呼吸しているような感じだった。
ゴーッという音(風が樹木に当たる音か?)が次第に近づきテントやタープがバタバタと大きく揺れる。
しばらくして静かになる。
この繰り返しが夜半まで続いた。
前夜にペグや張り綱をしっかりセットし直していたので、ゆるむことはなかったが、タープのペグ(プラスティック製)が1本おれていた。

《キャンプ場で知りあったお友達》
テントの雨漏りは全くなし。床からの浸水もなし。
このキャンプ場はまわりは樹木に囲まれた森林公園だが、不思議と強い風が吹くときがある。
7:45
■ 朝食
昨夜の「浅川風ポトフ」を暖めなおして、朝食。簡単でいい。
8:30
■ 来客
Sさんが犬を連れて現れた。
Hさんという新しいお友達も交え、コーヒーを楽しむ(写真⇒)。
Sさんはこのキャンプ場の近くにお住まいで、数年目に偶然ここで知り合った方だ。
犬たちはじゃれたり飛び回ったり、じゃれたりでうれしそう。
我が家の犬は散歩の時もつながれたままで、かわいそうだ。
9:50
〜
11:10
■ 林間歩道を散策

《秋の林間歩道》
このキャンプ場には林間歩道がある。
キャンプ場の端から林に入り、カーブがあったり、アップダウンがあったりでキャンプ場へ戻ってくる。
全長1,500m、写真を撮ったり、スケッチしたり、小鳥を目で追ったりしながら、1時間ちょっとの散策だ。
新緑もきれいだが、秋の紅葉もきれいだった(写真⇒)。
11:30
■ 日帰りドライブへ
テントをそのままにして、ドライブへ。
天気は良くないので、
「出かけるときは忘れずに」のようにテントの窓はしてて行くことにした。
出発したときは
双湖台、阿寒湖から美幌へまわり、美幌峠・屈斜路湖を経由して戻る、という予定だったが
途中津別で、チミケップ湖に寄り道し、すばらしい紅葉が楽しめた。
午後
2:15
■ 秘湖:チミケップ湖

《チミケップ湖》

《チミケップキャンプ場入り口》

《キャンプ場からチミケップ湖》

《美幌峠の夕焼け》
双湖台からペンケトウとパンケトウをちょっと眺め、阿寒湖のアイヌコタンで妻の買い物につきあい、
国道240号を釧北峠から津別に向かう途中、チミケップ湖の標識が目についた。
チミケップ湖のキャンプ場(チミケップ キャンプ場)は14年前、まだ子供たちが小さい頃に家族5人でキャンプしたことがある。
標識を見て懐かしくなり、予定を変更して行ってみようということになった。
国道から分かれ、チミケップ湖へ行く道は、しばらくは舗装された快適な道だったが、湖近くで未舗装の山道に変わった。
運転のスピードは落ちたが、普通乗用車(シビック)でも困ることはなかった。
湖の紅葉はちょうどいい時期で、息をのむような美しさだった(天気がよけばもっと鮮やかな写真が撮れたでしょう⇒)。
■ チミケップ ホテル

湖に沿って数分走った(未舗装)ところにホテルができていた。
ここのレストランでコーヒーブレイク。
レストランの目の前にチミケップ湖が見える(←写真)。
■ チミケップ キャンプ場
ホテルから数分で、チミケップキャンプ場についた。
駐車場もテントサイトも昔と変わっていない。
トイレと炊事場があたらしく建て変わっていた。
キャンプ場は道路からチミケップ湖に向かって広がっている。
駐車場は道路の反対側にある。
湖の近くが見晴らしがいいが、キャンプ道具の持ち運びが大変だ。
リヤカーは見あたらなかった。
チミケップ湖から津別へは行きは違う道を通った。
山道をカーブするごとに景色が変わり、紅葉がこれでもかこれでもかと迫ってくる感じたっだ(←写真)。
4:50
■ 美幌峠の夕焼け
美幌峠に着いた時は夕闇が迫り、屈斜路子の雄大な眺めは楽しめなかった。
天気が悪かったので、早い時間にきても見えなかっただろう。
変わりに美しい夕日が見えた(写真⇒)。
5:15
■ 今夜の温泉は公衆浴場
今夜は弟子屈(摩周温泉)3つ目の温泉、
公衆浴場・弟子屈温泉浴場に入った。
旅行者(市街の人)は料金が少し高く、300円。
お湯の透明度が高い。
石鹸の泡切れがよく、肌がさらりとする。
温泉によっては、石鹸がなかなか肌から抜けず、いつまでもぬるぬるした感じがする湯がある。
浴槽は1つ。シャワーはついている。
テントをおいて出かけるときはタオルなど車に積み、いつでも風呂に入れる用意をしておくと便利だ。
わざわざキャンプ場へ帰り、それから温泉に行くのは面倒だ。
ドライブの途中でいい温泉にめぐりあったら、いつでも入れる。
6:45
■ キャンプ場へ帰る
キャンプ場へ帰ったときは暗くなっていた。
キャンパーは私たちだけになった。
7:00
■ 夕食
近くで買った刺身(アジ、マグロ、アブラコ)を肴に、ビールタイム。
平行して、夕食の準備。メニューはいつもの
浅川風ポトフ。
鶏肉は手羽にしたが、これはあまり良くなかった。
9:30
12℃
■ 気温が下がる
寝る頃になって、気温が下がってきた。
現在は12℃あるが、今夜は冷え込みそうだ。
PART I 第1日〜第5日(1999年10月3日〜7日)
| PART III 第11日〜第14日 (1999年10月13日〜16日)
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