サイバーフレンドのキャンプ日記 - 床並規秀さん

こだわりキャンプ術 トップページサイバーフレンドフレンドのキャンプ日記このページ Updated: 2013.7.25
床並規秀さんのプロフィール | サイバーフレンドのキャンプ日記
淺川さんのh.pを通じて北海道旅行計画されている新潟在住のNさんからフェリーでの犬の面倒見についての問い合わせ有り、私ども旅行より帰りアドバイスしたメールの写しです。
このページの内容
Nさんからの問い合わせ
床並さんの返事
犬についてのアドバイス
参考ページ
サイバーフレンド
サイバーフレンドの ・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

Nさんから床並さんへの問い合わせ

送信日時 : 1999年 6月 22日 火曜

はじめまして。 新潟県湯沢町在住のNと申します。
浅川さんのホームページで拝見致しました。
7月に奥様と子犬3匹で新潟からフェリーで北海道に行かれるそうですね。
私も8月7日〜15日まで北海道キャンプを計画しフェリーのチケットも取ることができました。

我が家も妻とミニチュアダックスフント1匹で行くのですが、不安なことが一つあります。 床並さんは船中、子犬はどのように管理?されるのですか
新日本海フェリーにはペットゲージがあるそうで、それを予約してありますが、我が家の犬は20時間も孤独にしたことがありませんし、排泄もうまくできるか心配です。

もしよろしかったら、床並さんがどうされるか聞かせて頂ければたすかります。
よろしくお願い致します。

床並さんからNさんへの返事とアドバイス

送信日時 : 1999年 7月 20日 火曜日 12:23

福島県郡山市の床並です。
7/19日無事に北海道キャンピングドライブから帰って着ました。

新潟から新日本海フェリー小樽往復利用で北海道は 小樽→釧路(2泊)→根室経由 羅臼(1泊)→知床・ウトロ(1泊)→網走・サロマ湖経由石北峠・層雲峡・上川で(1泊)→旭川経由・美瑛・富良野・岩見沢経由小樽は(車中1泊) 2.000KMを少し超えるドライブをしてきました。

あいにく羅臼までは全日雨の中でテント泊

釧路では摩周湖・屈斜路湖・硫黄山・鶴居村・経由で釧路湿原も一周しましたが全てが雨・霧で元気無くしもう北海道には来るもんかと妻とグチリながら通り過ぎるのみ

釧路湿原は釧路川のうねりの景色にあこがれ、又厚岸から霧多布・浜中町までの海岸線の原生花園・湿原そして根室から標津までのオホーツク海と野付半島の景色、標津から羅臼間の国後島を期待して走りましたが、真っ白の景色のみ

羅臼を後にして途中無料の熊の湯温泉露天で無料はほっと気分転換、そのまま知床峠に入ったら晴天で知床連山・オホーツク海の遠望は最高の気分に変化させ、ウトロではバンガローで宿泊しキャンプ場に温泉もあり且つ丘の上で網走サロマ方面の海を前にテーブル設置し生鮭1匹買ってきてバター焼きとチャンチャ鍋と知床産の最高冷酒で真っ赤な夕日の素敵な景色の変化にゆったりと食事し前日までの、うんざり雨と霧はすっかり払拭、気分最高超となりました。

網走は刑務所記念館見物・サロマ湖は前日ウトロから眺めた場所で逆方向の知床岬を遠望し留辺蕊町へ農道ぬけて38号線にはいり層雲峡・上川町でバンガローにて宿泊(雨でテント・タープずぶぬれで重く設営の気力沸かず)

翌日は美瑛・富良野でラベンダー見物したが人・車の渋滞で駐車場出入りに相当の時間食われる始末特に道内の人達が目立つ

滝川へ出て高速道で小樽までを予定するも幹線道路は渋滞激しくもっぱら裏街道を地図便りに100kM/h程度で走れる道路から岩見沢に出て小樽へまっしぐら、翌朝10:30AM便で早いことと犬の泊まれるキャンプ場・ホテル無くフェリーパーキングで宿泊しました。

■ アドバイス

  1. フェリーへの犬は乗船手続き時に運転される方が車乗船まで同乗していく旨話して許可でます。そうでなければ同乗者のかたが待合室経由で抱っこして乗船するかです。

  2. 犬のケージ部屋はやや奥に一室ありケージが10個程度重ねておいてあります。 清潔でペットシート1枚入れてあり、ステンレス製のきれいな内壁です。 冷房も適度に効いて部屋の鍵のみで犬預けた人しかフロントで鍵出しません。

  3. 下船時車からは犬の水・水入れ・犬の好きなタオル・おやつ・夕食は絶対に忘れないように前もって専用袋詰めしておいて下さい。 乗船出発後は絶対に車まで行くことは許可しません。

  4. 何時でもフロントで鍵借りて逢いに行けますが、普段と違う別れを犬も感じるのかさびしい泣き声を聞きながらドアを閉めなければなりません。 したがっておやつ時と夕食時位にしてケージから出してドアの付近は少し広いですしカーペット敷きですから一緒に座って食事与えて一時を一緒してあげるのもよいと思います。

  5. 水はたっぷり与えておいてください。特に往復とも朝迎えに行ったとき水が空っぽで下船の為車に戻って水与えるとものすごく飲みました。 入れ物も金属の重い器が良いと思います。 逢いに行くとき・別れるとき器かまわず後追いで暴れますので

  6. 下船時は同乗者全員直接車へ、この時犬ケージ室の鍵オープンも船室担当者がタイミングよくあけてくれますので直接迎えに行ってください。


以上何かお役にたてたらとアドバイスします。

もう一度地図で走る道を選択してみて下さい。幹線道路はこみます。 地図上で細い道でも舗装は完璧直線長く、対向車ほとんどなく100Km/h程度で距離稼げます。 又牧場もこのような道路沿いが多く景色の変化もあります。

気をつけていってらっしゃい。

Saturday, 08-Mar-2014 19:05:03 JST