2001年 北海道キャンプ旅行 - 長野耕作さん

こだわりキャンプ術 トップページサイバーフレンドフレンドのキャンプ日記このページ Updated: 2013.7.26
長野耕作さんのプロフィ−ル | 2001年 北海道キャンプ旅行
今年は、昨年行けなかった場所や思い出の地、又北海道ならではの味を求めて、8/9〜8/20まで道内8泊9日の旅をすることができ、  ・・ プロローグ

■キャンプ期間 2001年8月9日〜8月20日

このページの内容
プロローグ
日程、ルート、利用したキャンプ場
キャンプ日記
反省
参考ページ
サイバーフレンド
サイバーフレンドの ・・・  キャンプ日記  キャンプ場情報  "特配員"だより

【キャンプ場】  道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場  きのこの里あいべつオートキャンプ場  桜ヶ丘森林公園オートキャンプ場  さらべつカントリーパーク  オートリゾート苫小牧アルテン

プロローグ まず、この「こだわりキャンプ術」が、オートキャンプを主体に北海道旅行を計画していた私達にとって何よりも参考になりました事、お礼を申し上げます。

昨年は、私達夫婦にとっても始めての北海道ということもあり「るるるドライブ北海道」や「のびのび北海道」などの雑誌を手に、摩周湖・阿寒湖・屈斜路湖・知床・富良野・美瑛などの観光、他に露天風呂巡りなど、ここぞ北海道という所を十二分に堪能することができました。

今年は、昨年行けなかった場所や思い出の地、又北海道ならではの味を求めて、8/9〜8/20まで道内8泊9日の旅をすることができ、このページに投稿させていただきました。

日程、ルート、利用したキャンプ場
1日、2日目8/9夜 舞鶴発(フェリー)
3日目8/11厚田村〜留萌〜苫前〜宗谷岬〜稚内宗谷ふれあい公園
4日目8/12利尻島・礼文島宗谷ふれあい公園
5日目8/13幌延〜音威子府〜美深〜旭岳〜愛別きのこの里あいべつ
6日目8/14層雲峡〜留辺蘂〜佐呂間〜北見〜津別〜弟子屈桜ヶ丘森林公園
7日目8/15根室〜納沙布岬〜尾袋沼〜中標津〜弟子屈桜ヶ丘森林公園
8日目8/16釧路〜浦幌〜池田〜帯広〜更別さらべつカントリーパーク
9日目8/17えりも〜静内〜日高〜苫小牧オートリゾート苫小牧アルテン
10日目8/18登別〜虻田〜長万部〜森〜函館(函館駅横でPキャン)
11日目8/19熊石〜長万部〜倶知安〜余市〜小樽(フェリー)
12日目8/20朝 敦賀港到着

宗谷ふれあい

きのこの里

桜ヶ丘森林公園

さらべつ

アルテン
【キャンプ場情報】

こだわりキャンプ術のガイド
  桜ヶ丘森林公園 ガイド 写真集
  オートリゾート苫小牧アルテン ガイド

サイバーフレンドのキャンプ場情報

一日、二日目8/9(フェリー)

夜11時30分(新日本海フェリー 舞鶴発 )

北海道旅行でまず大変な事といえばフェリーの予約。二ヶ月前から予約してやっとの思いで特等個室を確保できたのはラッキーだった。おかげで快適な船旅を過ごすことができた。

三日目8/11厚田村〜留萌〜苫前〜宗谷岬〜稚内【キャンプ場】 宗谷ふれあい公園

オロロンラインのまっすぐのびた道
朝4時30分小樽着 

鱗友朝市で朝食を済ませたあと夕食の惣菜ホッケを買い、途中の道路沿いでカボチャ・キュウリ・トマトなど夕食の惣菜を買いたし予約していた宗谷ふれあい公園へと向かう。

途中道の駅(おびら鰊番屋)でスタンプラリー2001チャレンジブックを手に入れラリーに参加。宗谷ふれあい公園には夕方の5時過ぎに到着。風の町稚内と聞いていたのでテントを張るのに心配していたが思っていた風もさほどなく一安心。明日の利尻・礼文島へ渡るフェリーの出発時間など確認して就寝。

四日目8/12利尻島・礼文島【キャンプ場】 宗谷ふれあい公園

フェリーからの利尻島姫沼からみる利尻島
早朝出発のため特別に公園のゲートを5時に開門してもらって利尻行きのフェリー6時30分に乗船。 利尻完全一周コース(昼食付)の観光バスに乗り利尻富士を眺めながらの島内観光中、仙法志御崎公園で食べたバフンウニが美味しかった。

礼文に渡るため途中下車し、沓形港〜香深港へ。フェリーの中で観光バスに乗り合わせた女性(礼文の住民)と一緒になり執拗に礼文を案内させて欲しいとせまられたが家内と相談の上、丁重にお断りする。

礼文では一周早回りコースの観光バスに乗り、地元のバスガイドさんの方言を楽しく拝聴しながらの島内観光であった。稚内港に到着したのは夕方の6時を回っていたが、稚内温泉童夢に立ち寄りゆっくり温泉に浸かってキャンプ地に戻った。

五日目8/13幌延〜音威子府〜美深〜旭岳〜愛別【キャンプ場】 きのこの里あいべつ

旭岳を背景に
風がきつくなってきた頃にはテントの撤収も終わり今日の目的地である旭岳に向かって出発。

途中、幾らかの渋滞もあって旭岳のロープウェイ乗り口についたのは2時半を回っていたが、せっかくここまで来たのだから姿見駅まで行って折り返すことにした。生憎の曇り空で視界が悪く時間の都合でゆっくり散策できずに残念ではあったが、クモイリンドウやミヤマリンドウなど写真に収めることができた。

結局、キャンプ地に着いた頃には5時半を回っており大急ぎでテント・スクリーンを設営して近くの新見温泉へ。夕食は簡単に、タコ・カボチャなどを天ぷらにし、ビールのあてにしながら食した。

六日目8/14層雲峡〜留辺蘂〜佐呂間〜北見〜津別〜弟子屈【キャンプ場】 桜ヶ丘森林公園

チミケップ湖にて
朝8時に焼きあがるパンを予約していたためテントの撤収が遅れ出発が9時を過ぎていた。 途中、昨年立ち寄った生牛乳やさんのおばさんに会えればと楽しみにしていたが、生憎お店は閉まっており会えなく残念だった。

サロマ湖のレントラン「船長の家」で昼食を済ませ秘境という言葉がふさわしいチミケップ湖へ向かった。
ここは動植物にとっては楽園地とも言えるような素晴らしい原始林公園であり私たち夫婦はここで珍しい動物にめぐり会う事ができた。未だにこの動物の名前はわからないが「かわうそ」?、「黒てん」???。 帰宅してから広辞苑などで調べると「かわうそ」の特徴に似ており湖畔のホテルに電話をして確かめたがはっきりしなかった。チャンスがあれば是非とも又訪れたい場所の1つである。

七日目8/15根室〜納沙布岬〜尾袋沼〜中標津〜弟子屈【キャンプ場】 桜ヶ丘森林公園

野付半島 トドワラにて
早朝、カラスの鳴き声がうるさく起床。朝食を済ませ地平線の見える牧場、多和平へ向かうが生憎の霧で何にも見えなかった。

納沙布岬で北方領土視察証明書をいただき、昨年行けなかった野付半島のトドワラへ車を走らせた。車を駐車場に止めてからしばらく歩くとトドマツ林が長い年月を経て海水に浸されたために立ち枯れて風化したさまを見ることができたがその情景は圧巻でありながら自然のもの悲しさを感じさせた。

このあと標津サーモン科学館にあるサーモン亭で遅い昼食となった。昼食タイムを過ぎていた為オーダストップであったが無理をお願いして「チャンチャン焼き定食」を2つ注文。これがじつに美味しかった。

夕食は根室で買った花咲ガニを美味しくいただいた。

八日目8/16釧路〜浦幌〜池田〜帯広〜更別【キャンプ場】 さらべつカントリーパーク

釧路湿原 細岡展望台にて
早朝、カラスの鳴き声で起床。生憎の曇り空で霧も深く裏摩周へ行く事を迷ったが取り敢えず車を走らせた。裏摩周に着く頃には天候も回復したが摩周湖は霧の中だった。

途中、からまつの湯に立ち寄り釧路へ。細岡展望台で記念撮影のあと昼食を和商市場の勝手丼を食べてから池田のワイン城を目指した。
ガラス越しに樽熟成庫や瓶詰め工程などの製造過程和見学のあと家内は十勝ワインの試飲を楽しんでいたが車の運転手である私はブドウジュースで我慢、我慢。

このあと廃線になってしまった愛国駅・幸福駅を見学しながらキャンプ地へ。

ここ、さらべつカントリーパークの施設は素晴らしかったが一泊の予定だった事と小雨が降りだした事だけが残念であった。又、ここではハプニングが・・・・! 昨日、根室で買ったサンマを焼いている時にサンマから出てくる油汁に火がつき家内の悲鳴にビックリ。あやうくタープを燃やす寸前だった。

九日目8/17えりも〜静内〜日高〜苫小牧【キャンプ場】 オートリゾート苫小牧アルテン

襟裳岬 風の館入り口
小雨の中での撤収を終え襟裳岬へと向かったが道中は工事個所も多く思ったより時間がかかった。 何もない襟裳岬ではあったが風の館で48712〜48713人目の「風のパスポート」をもらってサラブレット銀座を目指す。

往年の名馬を見学したあと日高ケンタッキーファームで乗馬体験。この頃から天候が崩れ始めドシャブリになってしまった。事前に予約をしていた苫小牧アルテンに電話をいれると「こちらもドシャブリですよ」との返事。雨天の場合はキャンセル料はいりませんとの事だったので取り敢えずキャンセルしてから渋滞している道を苫小牧方面へと車を走らせた。

キャンプ地近くへ着いた6時頃には雨もあがっていたので当初の予定通り苫小牧アルテンの管理棟で宿泊の申し込みを済ませテントの設営作業を開始する。雨が降っていたせいもありテントの設営数も少なかったが非常に設備の整ったキャンプ地であった。近くには、温浴施設「ゆのみの湯」もありゆっくりくつろぐことができた。

十日目8/18登別〜虻田〜長万部〜森〜函館(函館駅横でPキャン)

噴火の被害がなまなましい
登別地獄谷に着いた頃は生憎の雨で傘をさしての見学。このあと洞爺湖へ向かって車を走らせたが予感どおり霧で視界が20〜30mしかなく、ハンドル持つ手に汗。途中何度も引き返そうかと思いながらオロフレ峠を越えるころには視界もよくなり一安心した。

虻田町では、今も西山河口と金毘羅山火口で噴煙をあげており自然の脅威を肌に感じる。JR森駅でイカ飯を手に入れ大沼公園で遅い昼食をとっていると待ち時間なしでモーターボートに乗船できるというアナウンスに早速乗船。ゆっくりイカ飯を食べられなく不機嫌だった家内もモーターボートでの周遊に満足してくれた。駒ケ岳を背中に函館へと向かったが近づくにつれ渋滞がはじまり宿泊予定地である函館オートキャンプ場への到着時間が遅くなりそうだったので予約の取り消しをお願いし、函館山ロープウェイへと向かった。まだ5時過ぎという事で乗客も少なく展望レストランで夕食をとりながらゆっくり夜景を楽しむことができた。

函館ベイエリアで土産物などを買った後、何処で宿泊しようかと言う事になったがこの時間からホテルを利用するのももったいないし、朝市での朝食を考えると水やトイレが利用できる函館駅横に車を駐車させるのがベターだと結論づけ、今旅行はじめての車内泊。

十一日目8/19熊石〜長万部〜倶知安〜余市〜小樽(新日本海フェリー 敦賀行き)

美味しかったイカ刺し 車道に北キツネが
車中泊ということもあり5時前に起床。函館駅で洗面のあと朝市見学。 巴丼や泳いでいるイカをその場で刺身にしてくれたイカ刺しは何といっても美味しかった。

このあと今旅行の目的地でもある熊石町の平田内温泉へ向かった。早朝の到着であれば人も少なく夫婦二人でゆっくり露天風呂に浸かれるのではと思ったのだが、私たちを迎えてくれたのはなんとアブの集団。駐車場には先客がいたがこの車の周囲にはアブが飛び回り車から出るに出れない状態でアブに攻撃されているといった感じだった。結局私たちもここでの温泉浴をあきらめ、二股らぢうむ温泉へと向かう事にした。

林道では今旅行ではじめて北キツネとご対面のあと、今旅行で一番高い入浴料(一人\1000)を払って温泉に浸かった。こんな山奥まで温泉浴を楽しみに走って来たライダーが入り口に書いてある料金表を見てビックリしながら引き返して行った姿が印象的であった。

このあと昨年断念した神仙沼を散策したあと五色温泉へ。ここ五色温泉は湯船がから松でできた「からまつの湯」と「展望風呂」があって周囲の山々が見渡せ料金も一般的な(一人\500)金額であった。又、天候にも恵まれ昨年は見ることのできなかった羊蹄山を眺めながらのドライブで一路小樽へ向かった。

途中、今旅行最後の道の駅スペース・アップルでスタンプ20個目を取得してスタンプラリーに応募。小樽では雑誌に紹介されていたオルゴール堂やクラフトショップで子供達へのお土産を手に入れたあと小樽寿司を食べながらフェリーの出航時刻を待った。フェリー乗り場では台風が接近しているという事もありキャンセル待ちなどの人たちで一杯だった。

十二日目8/20

予定より一時間近く早いPM7時半には敦賀港到着。まだ台風の影響はなく北陸自動車道・名神自動車道と乗り継ぎ今旅行も無事に終える事ができた。
反省と一言 車での旅行となるとついついスピードを出し過ぎ、速度オーバーになりがちという事で今回の旅行では事前に交通取り締まり箇所をHP(http://www.aozora-net.com/nezumi/)でチェックしておいたので多少なりとも気休めとなったが、レーダー探知機が役に立ってくれたのは言うまでもない。

利尻・礼文島に渡った事でかなりハードなスケジュールとなった今回の旅行は、キャンプ地での夕食の支度が暗くなってからという日々が多く、キャンプ地でゆっくりくつろぐ事ができなく反省・・・。

又、今年の北海道は昨年と違ってかなり冷え込みがひどく朝露がついたテントを乾かす事ができず帰ってきてからテント・スクリーン・タープを乾す羽目になった。

この投稿を最後までお付き合い下さり本当にありがとうございました。何かの参考になればと思い記述してみました。

Saturday, 08-Mar-2014 19:04:59 JST